『スーパーサイズ・ミー』

 1月の頭くらいに観てきました、『スーパーサイズ・ミー』。開場まで並んでいるときに、うしろにいたカップルがマクドナルドのハンバーガーをむさぼり食べてたのが面白かったです。まるで最後の晩餐のように……。(以下ネタバレ注意)

 結論から言うと、別にこれは劇場で観る必要はないなと。

 面白かったんですが、テレビのドキュメンタリー番組としたほうがよかった気がします。98分に無理やりまとめたことで、大事な部分が削られているのがもったいない。大きなテーマとして“マクドナルドを30日間食べ続けると身体にはどういう影響が出てくるか実験する”というのと、“アメリカ社会が抱える深刻な食生活の現状をレポートする”というふたつが挙げられると思うんですが、両方とも非常に深刻な内容であるために、それぞれをもっと掘り下げてほしかったなと。たぶん映画で見せた以外にもたくさんこの監督は取材していたと思うんだけど、98分の劇場映画にはまったく納まりきれていなかったです。

 あと、この監督はたぶんほとんどすべてをDVで撮影したと思うんですが、やはりDVだと劇場で観るという意味があまりないなあと。画としての意思表示、説得力というのがハッキリと劇場で現れるならばDV撮影でもまったく構わないと思いますが、フットワークが軽くなくては撮れないドキュメンタリーの課題というか、宿命というか、やはり35ミリで撮ったもの(去年公開した『フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白』は35ミリで撮った秀逸なドキュメンタリーフィルムでした。まだ劇場でもやってると思うのでぜひ!)に比べると説得力に欠けてしまうのかなあと。劇場で観るとなおさら感じてしまいます。

 とはいえ、内容はかなり良かったと思います。知らないことが多かった。アメリカ人の極端な食生活は深刻だなあと思っていたけど、ここまで酷い状況になっているとは知りませんでした。本当に恐ろしい。近い将来アメリカは完全に壊れるだろうなあと、かなり心配になりました(といっても極端なベジタリアンとかもたくさんいるけど。みんなマクドナルドを食べた後にビタミン剤とか大量に飲んでるしね・苦笑)。本当に不思議な国ですね。日本の食生活もどんどん壊れていって、似たような道を辿るような気がしないでもない……。

 ということで、もっと詳細なデータやら結果やら映像やらが観たかったんですが、マクドナルドにかぎらず、食について改めて考え直さないといけないなあと感じるきっかけにはなったので良いのではないかと。レンタルで出たら観てみるといいと思いますよ!
 ちなみにこないだ表参道のマクドナルドに入ってみましたが、トレーの上に乗ってる紙にはマクドナルドの商品がいかに他のジャンクものと比べてカロリーが低いかっていう説明書きみたいのが詳細に載ってて面白かったです。牛丼とかと比べてもさ……どっちもどっちでしょうが。この映画の影響なんですかね? というか、そういう見解へしか導けないマクドナルド(しいてはファーストフード社会)の体制がもうすでに終わってるわけで。

 とはいえ、たまに食べたくなるんですよねー(笑)。

ちーねま | Posted by at 1 24, 2005 20:54 | Comments (2) | TrackBacks (1)

一般参ガーーーーーーーーーッ!

buonanno2005!!!

 新年明けましてオメデトウゴザイマス。Buon anno nuovo!!! 今年もステキな年になるといいですね♪ shinyaさんから毎年恒例のかわいい年賀状がきまして(私は毎年年賀メールです……すいません)、今年はオフ会をやろうと書いてありましたが、変態の私でも参加可デスカ?

 ということで、行ってきました一般参ガ(←さる方面の方たちから検索をかけられないように・笑)。初です。

 んもう、めちゃくちゃ面白かったです。かなりのアトラクションっぷりでした。
 まず、二重橋あたりで日本赤十字協会が配布してる国旗(紙製)をもらい、すでにそのへんからウハウハ。意味もなく振ってみたり。そのあと持ち物検査とボディーチェックと金属探知機を通過して皇居の敷地に入っていくと……ずらーっと両サイドに公安が!!!! デジカメを持ってる公安もいて(要注意人物の写真を撮るため)、鈴木邦男氏が『公安警察の手口』で書いてたとおりだ! とウハウハしました。鈴木氏と一般参ガに行ったらかなり面白いだろうなと、年末にさんざん誘ったんだけど、絶対イヤだって言ってたのはこのせいでしょうかね。現在公安の最重要人物ですからね(笑)。

 皇居をひとまわりして(手入れが行き届いてて、どこもかしこも非常にキレイでした。ちなみに順路の左右はびっしりと公安が立ってます)、参ガの広場(?)へ。人がワサワサいて、みんな手に国旗を持っててアガります。残念ながら初回の雅子さまが出てくるのには間に合わず、2回目に参加(一般参ガは10時から15時半まで7回あります)。20分くらい待ってると、皇室ご一家があらわれて、最前列に陣取ってたライトウイングのお兄さまがたが「天皇ばんざーい!」と扇動し、一般市民もわけもわからず「天皇ばんざーい!」とか言っちゃって国旗を振りまくる、かなり面白い光景が見れました。隣に立ってたものすごいオタクっぽい若い女性(ひとりで来てた模様)は「天皇さまぁ〜! 美智子さまぁ〜! 皇太子さまぁ〜! 秋篠宮殿下ぁ〜! 紀子さまぁ〜! 紀宮さまぁ〜!」と全員の名前を叫び、「ばんざーい!」とか言っててホンモノでした。
 お出ましとお言葉はサクッと5分くらいで終わって解散。ライトウイングのみなさんもかなり満足げに帰って行かれました(そのあとまた違うライトウイング団体が来た)。私たちはもっと前で見たかったから、その場を離れずに最前列までガーッと行って、40分くらい待ってもう一度見てきました。今上天皇めちゃくちゃ至近距離(笑)。サーヤさまもこころなしかキレイになったカンジで。

 ということで一般参ガ、かなり面白くてクセになりそうです。 なんていうか、日本人の適当さっていうか。芸能人を見るカンジの心意気で、じいさんばあさんおじちゃんおばちゃんは「見えた」とか言ってウハウハしてるんですよ。で、わけもわからず「天皇ばんざーい!」て……絶対みんな暇つぶしで来てるんだと思います。この国民性たるやいかに。日本は本当に不思議な国ですね。

 えー、ちなみに知り合いの人たちがゲリラ的にこの一般参ガの様子を撮影していたんですが、ちょっとここには書けないようなチャレンジャーな行動をとりまして、ライトウイングのお兄さまがたに睨まれ、出口で待ち伏せされ、追っかけられてました♪ この様子はもしかしたら3月くらいに某深夜ドキュメンタリー番組で見られるかもしれません。

 それでは今年もよろしくお願いいたします。Ciao ciao!!!

行ってきました♪ | Posted by at 1 6, 2005 13:41 | TrackBacks (0)

バラックに捧ぐ(仮)

ゆっきーインタビュー中

 先日、大学時代の友人に会って話をしたところ、私のブログが大変気持ち悪いと後輩サンたちに言われているということを聞きました。気持ち悪くてスイマセン。正直、知り合い以外のみなさんに読まれているとはまったく思ってなかったので、ちょっと暴走したかもしれませんが、この世の中には建築の他にもいろんなことがあるんだよ、ってことを知ってもらいたくて……なんつって。

 ただ単に私が気持ち悪い趣味を持っているだけです、えぇ。

 ということでたまには気持ち悪くない話でも。ochiaiさんのとこかな? サッカー話でちょっと盛り上がったので、せっかくだからスポーツメディア話でもしよかなと。

 私はたしか高宮研を卒業したはずなんですが、で、いちおう建築の仕事もしていたはずなんですが、気がついたら(正しくは卒業してから2年も経たないうちに)フリーでスポーツライターをやっていたわけですね(現在は某媒体に所属しています)。なんでだろか。
 1999年から2000年にかけて、インターネットのスポーツメディアがボコボコと乱立しました。特にサッカーに関しては2000年にシドニー五輪、2002年日韓共催ワールドカップが控えていたもんだから、それこそ無名のベンチャー企業がスポーツサイトを立ち上げ、わけもわかってない素人に毛が生えたような編集者たちがワサワサいたんですね。そこにつけこんで、サッカーが大好きだった私はただ選手と喋りたいっていう理由だけで「○○選手のインタビュー記事買いませんか?」と素人編集者に記事を(紙媒体の相場よりは)安く売りつける阿漕な商売をやっていたのです(あとは当時まだ選手の公式サイトが珍しく、私はたまたまスキルを持ってたので「公式サイト作りませんか?」といくつかのオフィシャルサイトを立ち上げたりもしました。今でもいくつか動いています)。

 WEB媒体のイイところは、まず紙媒体と違って取材にお金がかからないことです。家庭用レベルの一眼レフやデジカメがあれば掲載に耐えうる写真が撮れるので、最悪インタビュアーがひとりで行って、インタビューしてからパシャパシャと写真を撮ることだって出来て、取材コストが減らせるんですね。それから文字の制限がないから(制限アリのところもあるけど、そういうところは紙媒体に載せたものを掲載するとかの2次的な意味でのWEB媒体で、だいたいテキストが長くなったら分割して1ヶ月かけて全文掲載とかにすることが多いですね)、取材したことすべてを伝えることができて読み応えのある記事になる、というのも大きいと思います。

 そんな具合でサッカーのWEBメディアがボコボコと乱立していた時代は(野球とかはメディアに関する体制が確立していたので入り込めない部分もあり、せいぜい公式サイトくらいしか関与する部分がなかった)、3日でインタビュー5本とか平気でやっていたなあ……。あげく、Jリーグ某チームの公式サイト上で、なぜか私がパーソナリティーになってインターネットラジオまでやっていました。毎回選手2名をゲストに招いて雑談するという……本当に雑談なんですけどね。監督の髪型はどうかと思うとか(笑)。
 で、なぜ淘汰されてしまったかというと簡単な話で、JリーグがWEB媒体に規制をかけてしまったんですね。情報を専売したかったから。ここの「Jリーグが定義する「報道利用」と「報道利用以外(商業利用含む)」のところを見てもらえればわかると思うんですが、おもいっきり注意書きで※但し、インターネットメディアについては、報道媒体としての位置づけが確立されていない状況ですので、原則としてこの限りではありません。公式試合やイベントでの取材もお断りしているのが現状です。と書かれています。実際、この規約ができてから、公式試合にWEB媒体として申請したらハネられるようになりました。で、材料がなくなった(チームに行ってインタビュー取材というのもあるけど、移動費やら取材対象へのギャランティやらでコストがかかる。ということを考えると、公式試合の取材がいちばん安価で手っ取り早いわけで)WEB媒体たちはどんどん淘汰されていくんですね。取材が出来ない上に、取材できた材料に対しても課金できないんだったら商売にならないので。日本サッカー協会はまたちょっと違うんですが、まあ似たり寄ったりです。
 チームごとでもWEB媒体に関してはスタンスが違って、少しでも多くの人にチームのことを知ってもらおうと(試合以外の)取材を大歓迎してくれるチームもあるし、取材対象に対してギャランティを払わなくてもいいチームまである一方、「は? WEB媒体の取材? Jリーグに許可とってから出直してきて」というチーム(地域の人気が根強いので危機感がないわけですね、とか書くとどのチームかバレバレですけど)もあって千差万別です。

 とはいえ、抜け道はいくつもあるので、現存するWEB媒体は色々と模索しながらやっていますが。にしても、WEBはもはや欠かせないメディアとなっている現状で、そこをシャットアウトするという保守的で排他的な組織は成長しないですね……見てのとおり。でもまあたしかに最初に乱立したWEB媒体のなかにはレベルが低くて酷いものが多かったからなあ……という気持ちもありますけど。

 ということで、たまには普通の話もできますよっていうアピールでした(笑)。また気が向いたらこの手の話も書いていこかなと。
 今日は日本代表×ドイツ代表戦ですね。バラックにウットリしてきます。

すぽると | Posted by at 12 16, 2004 12:32 | Comments (4) | TrackBacks (0)

鈴木邦男×森達也

 以前ここに書いた“鈴木邦男×鳥井守幸”と同じ企画で、今回は鈴木邦男氏とドキュメンタリー映画監督の森達也氏のトークライブ「表現・虚と実」に行ってきました。

 森達也氏はご存知『A』『A2』でオウム真理教と徹底的に向き合った監督さんです。この2作品は本当に興味深い内容で、あらためてメディアの恐ろしさとか、集団心理(世論とかね)の危うさとかを体感できるのでオススメです。ウワサの“転び公妨”(わからない方は鈴木邦男著『公安警察の手口』を読んでみて下さい。おもしろいです)も生々しく撮影されています。以下イベント告知より抜粋。

あの『地下鉄サリン事件』から半年が過ぎ、マスコミの熱狂的なオウム報道が続いていた1995年にテレビディレクターとしてドキュメンタリー番組に携わっていた森達也氏。オウム真理教を絶対的な悪として描くことを強要した制作会社との衝突。そして契約解除。その後、自主制作として公開した「A」の社会的波紋。ドキュメンタリー映像という表現の世界の表も裏も知りつくした森田氏が表現の虚と実を熱く語る!!

 トークライブの内容は前回同様ほとんどここには書けないんですが(苦笑)、森さんが言っていたことでひとつ印象的なものがありました。松本智津夫被告は実際のところ本当に眼が見えなかったらしく、指示は出すものの監督不行き届きだったわけで、そのためにあそこまで組織が暴走してしまったのではないか、という話で。ヒトラーもそうだったけど、カリスマは持ち合わせているものの、完全には組織をコントロールできない人間が上に立つ組織ほど暴走を起こしやすい、ということを言っていたんですね。
 そこで私は幕末の長州藩のことを瞬時に思い出して「なるほど!」と実感したわけです。というのも、幕末の長州藩主だった毛利敬親は、家臣の提案する事柄ほとんどに「そうせい」と承認を与える、一見愚鈍な藩主だったために“そうせい候”と陰口を叩かれていた人物だったんですが、彼のなんでも許可する気質があったからこそ、長州の過激な活動家たちが大暴れをして明治維新の火種を作ったんじゃないかなあと思うのです。
 過激な組織が作られていくシステムって、いつの時代も、どこの国でも同じなんだなあと思いました。

 トークライブの内容が途中からなぜか“昭和天皇の戦争責任について”になり、お客さん同士で大激論にまで発展していましたが、私は正直、戦争体験をしていないからか実感が湧かない。けっきょく激論の末、「戦後処理については責任を果たしたと思うけど、戦争を始めたことについては責任を取っていないのではないか」というカンジで話がまとまったんだけど、それでもなんかよくわかりませんでした。誰だってあの状況で戦争を迫られたらゴーサインを出しちゃうんじゃないかなあとか思うんですけどね。靖国参拝とかね、本当にわかんないんですよ、毎年毎年騒がれるのが。国のために死んでいった人のお墓参りくらいしても罰は当たらないと思うんですけどね。当事者じゃないと理解が出来ないと思うんですが、なぜ当事者じゃない人たちまで騒ぐのかがわかりません。このへんのことについては勉強不足なので今後、機会があれば調べてみようと思います(最近はもっぱら戦国時代の男色文化に夢中です。かなり面白い!『武士道とエロス』はオススメ本)。
 ちなみに今上天皇は国歌斉唱しないらしいですね。先日の国旗国歌問題についての発言にしても(それにしても米長邦雄さんのキバリっぷりは面白かった)、今上天皇はいい意味で非常にリベラルで、そういった意味でも日本の歴史に大きく名を残す人格だと思うんですけど、いかがでしょうか? 私は大好きです♪

 ……と、わりと内容がギリギリのところにきているので終わります(苦笑)。

行ってきました♪ | Posted by at 12 10, 2004 17:47 | TrackBacks (0)

TOKYO FILMeX 2004

 11月27日に東京フィルメックス2004へ行って来ました。
 一昨年は『CUT』編集者さんからの招待で『カクト』、『アカルイミライ』を観て、去年は都合がつかなかったので1本も観れず、今年はCS放送のムービープラスさんからの招待でイランの映画『Stray Dogs』とイスラエル/フランスの映画『Promised Land』を観てきました。今年のフィルメックスは民族問題とか、地域社会の問題にスポットを当てた作品が多かったような気がします。日本の作品が少なくて残念。

 まず『Stray Dogs(原題)』
 Stray Dogsというのは文字どおり「迷子の犬たち」という意味なんですが、この作品に犬は1匹しか出てこないんですね(たくさん出てくるシーンもあるけど)。その1匹のマルチーズを幼い兄妹が救うところから物語が始まるんですが、ようするにその兄妹も両親がそれぞれ刑務所に入ってて、夜寝る場所の確保すらままならないStray Dogsなわけで。かなりわかりやすい、かつベタすぎる物語なんだけど、兄妹のどこか愛らしい、子供特有のポジティヴな妄想みたいのがうまく描かれていて、悲壮感が少々薄れていたのが良かったです。生活は切迫してるんだけど、どこかのほほんとしてる兄妹に、まわりの大人たちも知らず知らず丸め込まれる様子とかが鮮やかだった。

 というのもこの兄妹の表情がすごくイイんですね。優しくて頼りになるんだけど、たまにドジを踏むお兄ちゃんと、いつもムスッと勝気な表情でお兄ちゃんのあとをついていく妹(マルチーズを常に抱っこしたりおんぶしてたりして大変そう。歩かせればいいのに、子供ってこういうところあるんだよなあ……と思うところも演出の力だと思う)。そして超マイペースなマルチーズ。
 描かれている世界はかなり深刻で、実際にいまのカブールはこういった子供たちがたくさんいるんだろうなと気分が重くなるけど、この兄妹の逞しく生きていく姿でなんとか持ちこたえました。

 次に『Promised Land』
 これはもう重すぎてたまんなかったです。序盤から酷すぎる。ピラミッド見学ツアーに行くはずだった東欧の女の子のグループが、騙されて人身売買ネットワークの組織に売られてしまう。「ピラミッド見学ツアーなのに、なんか様子がおかしいわよね」なんて言ってたら、あっという間に見知らぬ地へ連れて行かれ、モノとしてオークションにかけられて方々へ売られていく彼女たち。自分たちが国境を越えてイスラエルに渡ってきたことも知らず、人間からモノへ、身も心も変わっていくことを静かに受け入れるしか生きていく道がないということを悟るのに、そんなに時間はかからないんだなというのが衝撃でした。

 手持ちカメラや自然照明が多様されていたせいで、ドキュメンタリー性がぐっと高まり、本当に恐かった。『モンスター』のときも書いたけど、これは女性が観るほうがキツイと思います。どうしても生物のつくりとして“受身”にしかなり得ない女性にとっては辛すぎる。というか、この作品にかぎっては、ものすごい不快感がありました。
 でもこれは半分ドキュメンタリーなので、実際にこういう手口の人身売買ネットワークがあるということにまた驚かされます。うかうか海外旅行できないじゃん! みたいな。娼婦として売られてきた女の子たちにお化粧をする役のハンナ・シグラが出てくるシーンだけは、少しだけ救いがあったような気がする。

 けど、本当にショッキングで不快極まりない作品でした。とはいえ、これは観たほうがいいと思う。配給会社が決まってないので日本で公開するかどうか分からないらしいですけど。監督のインタビューはこちら


 ちなみに明日から1週間ほどハワイに行ってきます。兄の挙式で。兄も彼女もバリバリの日本人ですけど。

ちーねま | Posted by at 11 29, 2004 17:57 | TrackBacks (0)

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