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metamorphose

metamorphose 行ってきましたメタモルフォーゼin苗場!
 台風とかなんとかで、正直行くのが面倒だったんだけど、去年買った愛車のBMWミニクーパー(めちゃくちゃカワイイ!)に最近ぜんぜん乗ってなかったので、ドライブがてら関越をぶっ飛ばして苗場まで。

 イベントは28日の昼12時から始まっていたんだけど、目当てのアーティストたちがイベント後半に集まっていたため東京を28日の24時くらいに出るユルさ加減。途中の上里SAで、オリンピックサッカー男子決勝ライブ中継に見入ってしまったり。
 今回初めて関越に乗ったんだけど、すごいですね、関越。なんですかあのアホみたいに長い谷川岳のトンネルは。全長11キロもあるらしい。時間が時間だったので、私の車の前後には一台も車が走ってなくて、対向車線もぜんぜん車が来ない。友達を乗せての乙女ふたり旅だったんだけど、トンネルの圧迫感に恐くなって「トンネルを抜けたらインドだったらどうする?! 売られちゃうよ!」「歳だから売られないって!」とかムダにハシャぐしかなく。あー恐かった。トンネルを抜けて湯沢ICを降りてからも、真っ暗な山道をミニ助でクイクイキビキビ走りました。怪しげなトンネルが多い。この時間帯にひとりでこの道を走ってたら発狂しそうなくらい恐かったです。幽霊とかバシバシ出てきそう。

 そんなこんなで3時ちかくに到着し、昼から来てる友達大勢と合流し(すでにみんな泥酔で、なにを喋ってるんだかわかんない状態)、GREEN VELVET→THE ORB→FUMIYA TANAKA→JAMIE LIDELL→RICARDO VILLALOBOSの順で踊り狂いました。現地組から寒いと聞いてたから防寒対策もバッチリで、かなり快適に楽しむ。以下それぞれの感想。

 GREEN VELVET:昨年ものすごい盛り上がりをみせたと聞いてて期待するも、アゲアゲすぎてついていけず。

 THE ORB:相変わらず哲学入ってて、なにがいいのかサッパリわからず。

 FUMIYA TANAKA:序盤に相当アゲてきて戸惑うも、途中から淡々とミニマル+クリックで心地よい。すっかり空も明るくなった5時すぎくらいから大きな波がきて、いつもの盛り上がり曲WIGGLEもいい具合にじらし引っ張りつつ。終盤は淡々ミニマルとアゲアゲの繰り返し。

 JAMIE LIDELL:今回はこの人を聴くために行ったわけですが、期待を裏切らない変態ぶりで最高! パジャマにレインコートを羽織って、首にはなぜかシャンプーハットをつけてて、ゴキゲンにサンプリングしまくっていました。それぞれの音の精度がかなり高くて本当に素晴らしいアーティストなのに、アホな格好+ときおり入るJAMIEのマジ歌(ものすごい気持ち良さそうにバラードとか歌ってるし)が変態すぎて、おもいっきりコミカルなイメージになってしまっているのがまたイイ! 予定時間を大幅にオーバーしてもJAMIEは気持ちよさそうに歌っていましたが、次にひかえてるリカルドが舞台脇でものすごい心配そうにしていたのが面白かった。

 RICARDO VILLALOBOS:そんなリカルド(また前髪が伸びた)は、序盤からものすごい淡々とミニマルを刻み、朝の7時ということをまったく気にしてないような深夜プレイで相変わらず。でもやっぱりこの人のミニマルは安定してるし心地いいなと思う。終盤は徐々にアゲていき、いいカンジになっていました。

 総評。楽しさの内訳で 運転:JAMIE LIDELL:その他=5:4:1

 イベントは続いていたけど、井上薫とかまったく興味ないので8時すぎに退散。朝の山道はすごいモヤがかってて、中国の秘境に迷い込んだみたいでした。神様とか出てきそうな勢いで。

 これでなんか夏も終わったかなあという気分です。秋は何しよかな。ともあれJAMIE最高! こういう殿方と結婚したい。

行ってきました♪ | Posted by at 8 30, 2004 16:19 | TrackBack (0)

きゅぴきゅぴ

キュピキュピ グランド歌謡ショー キャバロティカ” 行ってきました、青山スパイラルホールでのキュピキュピ“グランド歌謡ショー キャバロティカ”

 このキュピキュピという人たちはぜんぜん知らなかったんだけど、先週、会社帰りに表参道を散歩してたらばったり友人のプロマリンバ奏者・三村奈々恵嬢に会い、やたら興奮してるので、どうしたのか聞いたところ「きゅぴきゅぴ観てきた!」と言ってて。詳しく聞くと、なんだか面白そうなイベントだったので私も行ってきました。ちなみに先日まで上京してたYCAMの主任キュレーターである阿部さん(相当なおもしろ毒舌キャラ)も観たらしく、「最悪だった」とのこと。

 えーと……いや、面白かったですよ。面白かった。面白いとは思うんだけど、東京、というか、特に青山およびスパイラルホールというのは最もバッドなチョイスだったのでは。場所を持て余していた感いっぱいでした(後ろの席はガラガラだったし)。これを歌舞伎町の狭いキャバレーホールみたいなところでやるのはものすごいベタなんだろうけど、東京でこれをやれるのはおそらくもう新宿しかないんじゃないだろか。新橋とか。

 ようするにファン以外の東京の人は「……?」という状態なんじゃないかと。歌い手のお姉さんはものすごい歌が上手で、昭和歌謡という、聴いててすぐに飽きるタイプの音楽を飽きさせないように歌っていたのは圧巻だった。けど、ダンサー陣は最初の衝撃を通り越すとマンネリ。映像も別になあ……というカンジ。ウッドベース、アコーディオンはまあまあ。ヴァイオリンはけっこう上手。パーカッションの人はかなり良かった。セミヌードのダンサーは、身体がキレイすぎてエロ感ゼロ。残念。

 給仕のお兄さんが小柄の細身で地味なんだけど、よく見たらかなりカッコイイというのに気付いてウフウフした。というのがいちばんの収穫でした♪

行ってきました♪ | Posted by at 8 27, 2004 15:41 | Comments (2) | TrackBack (0)

いまさらだけどオススメ選手inアテネ

2002年ワールドカップ、イタリア対クロアチア@茨城で、イタリア代表を応援する日本人

 ということで、いちおうわたくしスポーツメディア界の端くれといたしまして(職権濫用専門ですけどね)、アテネ五輪のオススメ選手を紹介したいと思います。いまさら。もうほぼ終わったも同然なんですケド。

 ずばり今回、私が大注目していた選手はふたりしかいませんでした。その名もアレッシオ・ボジャット(競泳)とアンドレア・ピルロ(サッカー)。

 ……えぇ、ぜんぜん日本人じゃアリマセン。むしろふたりともイタリア人です。さらに言うと、べつに日本がメダルをいくつ獲ろうが知ったこっちゃないわけで(それどころか、日本人が活躍すると、仕事がめちゃくちゃ忙しくなるので迷惑)。いくら私が吉田松陰先生を敬愛している、やや右寄りの人間であろうと、スポーツにナショナリズムは関係ありません。あ、柔道の内柴選手は男前なので好きですよ♪

 まずアレッシオ・ボジャット。彼は本当に素晴らしいです。200と400個人メドレーの選手で、特に400がお得意。ヨーロッパの大会では常に上位に(“攘夷に”と変換するこのPCはさすが)食い込む実力の持ち主。
 で、なにが素晴らしいかというと、2002年ベルリンでのヨーロッパ選手権400メートルで金メダルをとったときのこの記事(というかこの写真)。「ぎゃー、なにこのイタリア人かわいい!」と一目惚れをしたわけです。その後、とあるルートからとイタリア語のメールをやりとりして愛をはぐくんでいったんですね(いつもイタリア語の間違いを指摘されるけど)。現在もはぐくみ中(一方的に)。

 そんな男前のアレッシオですが、今回アテネは残念な結果になってしまいました。得意の400メートルでは自己新の4分12秒28を出しながらも4位。銅メダルに1歩届かず。だいたいあのアメリカのフェルプスとかいうブサイクなガキは、何種目も出ちゃってズルイのよ! 200にいたっては、6位で予選通過しながら準決勝で敗退。めちゃくちゃ低調でした。

 やはり天は二物を与えないっていうんですかね。FORZA ALESSIO!!!

 ……興奮して長くなってしまったので、アンドレアの紹介はまた後日。ちなみに写真は2002年ワールドカップ、イタリア対クロアチア@茨城でのナイスなサポーターを激写したものです。

すぽると | Posted by at 8 25, 2004 19:02 | TrackBack (0)

らんぽ♪

バラデロビーチ!

 なんだか涼しすぎてフキゲンです。8月なのにこの涼しさは男気がない。もっと気合を見せてくれ! ということで、上の写真は今年の5月末から6月あたまにかけて、10日弱でキューバ+メキシコを旅行したときのものです。6月あたまから男気バッキバキのバラデロビーチ(ハバナから車で2時間半くらい)、ここは最高にオススメ。

 今日は半休をとって“江戸川乱歩と大衆の20世紀展”に行ってきました。旧江戸川乱歩邸のマニアな蔵書を見るのが楽しみだったんだけど、少ししか見れなくて残念。入って右脇の棚には男色、好色、惨殺、拷問系の、かなりステキな見たことのない本が並んでてウットリする。
 東武のほうは低調。ひそかに期待してた『芋虫』の草稿がなかったし。死ぬまでに一度でいいからあの草稿を見たいものです。あ、でも山田風太郎からの手紙が見れたのは感激した。仲良しだったとは知りませんでした。嬉しい。山田風太郎の字はすごく可愛かった。

 まあなんていうか展示はぜんぜん面白くなかったけど、乱歩は非常に几帳面で、本当に字を書くことが好きだったんだなあということはわかりました。実物の人間椅子とかあったらよかったのに。カップルで入れんの。「ちょっ、みんな見てるからアナタってば!」「ダイジョウブだよ、見えないって」とか言って(妄想スイッチオン)。屋根裏の散歩者体験ができたりとか。

 ずっと買おうと思って忘れてた、多賀新の『銅版画・江戸川乱歩の世界』を会場で購入して、ルンルンしながら帰ってきました。多賀新は本当にカッコイイ! 「うわ、すげー! かっこいー!」と、会社で版画集を開いていたら、「また気持ち悪いもの買ってきた……」とみんなに言われる。私の会社の机には、秋山まほこの人形作品集(看護婦シリーズが好き)とか、マゾッホの小説とか、情念のCDとかが転がっているので気味悪がられているようで。失礼しちゃいますね♪

行ってきました♪ | Posted by at 8 23, 2004 17:39 | Comments (1) | TrackBack (0)

Ciao a tutti!!

左からボヘちゃん、ティーちゃん、ポンチョちゃんです♪

 最初は自己紹介ということで、前になんか“お見合い用のプロフィールを作ろう!”と突然思い立ったときに書いたのを貼っておきます。

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■生年月日:
 3月4日(誕生花は あせび、花言葉は“献身”)
■好きな言葉:
 「おもしろき こともなき世を おもしろく」(高杉晋作)
 「身はたとへ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」(吉田松陰)
 「愛国は日本の宗教」「一攫千金」「一等3億」
■好きな食べ物:
 エビマカロニグラタン
■趣味:
 サッカー観戦、読書、音楽鑑賞、映画鑑賞、ゲーム、飲酒、人形遊び、妄想
■好きなもの:
 赤ワイン、球体関節人形、拷問関係の本、幕末の長州藩の動向、かわいい女の子、色っぽい男の子、革命前のフランス貴族文化、一水会、イタリア……他たくさん
■好きな人:
 ファビオ・カンナバーロ、ハンス・ベルメール、成宮寛貴、高杉晋作、吉田松陰、澁澤龍彦、鈴木邦男、井川遥……書ききれない
■やりたいこと:
 成宮寛貴くんを監禁 、赤ワインの風呂に入る 、ホストクラブで一晩600万使う
■夢:
 フランス貴族文化の再現で、舞踏会三昧の生活
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 「花言葉は“献身”」あたりが、かなり高感度アップだと思います。エビマカロニグラタンとか普通にかわいいし。これでなんで結婚できないのか、ホント不思議。ちなみに写真は私の大事なお人形たちです♪ ブライス3人娘。かーわーいーいー!

乙女日記 | Posted by at 8 21, 2004 22:43 | Comments (5) | TrackBack (0)