備忘録 060509

 だんだんとワールドカップの気配がしてきましたが、まだまだボーッとしています。とはいえ、ぼちぼちチケットも届き始めて、あと1ヵ月で完全にテンションは上がりきるんだろうなと沸々と。にしても、トッティに始まり、ルーニー、オーウェン、シェフチェンコ、メッシ……続々と怪我してるんですけど。みんなしっかりしてくれよー!

 ドイツのshinyaさん、地元はどんなカンジなんでしょうか? カールスルーエは関係ないのかな。


<最近行った色々>
・3/28【ライブ】東京中低域@大久保・イシモリ管楽器
・3/30【鑑賞】山海塾『金柑少年』@世田谷パブリックシアター
・4/07【鑑賞】ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踏団@国立劇場
・4/10【ライブ】Small Circle of Friends@渋谷クアトロ
・4/14【鑑賞】モーリス・ベジャール生誕80年記念『ベジャール=ディアギレフ』ベジャール・プロ@東京文化会館
・4/15【ライブ出演】角森隆浩withダイナミックオーシャンズ@恵比寿 switch
・4/20【鑑賞】美輪明宏『愛の賛歌』@ル テアトル銀座
・4/25【鑑賞】高橋アキ×田中泯@東京文化会館
・4/29【鑑賞】山海塾『かがみの隠喩の彼方へ―かげみ』@ルネこだいら
・5/01【鑑賞】トチアキタイヨウ×津上 研太×パードン木村「いい波」@六本木super deluxe
・5/03【パーティー】CHaOS@西麻布yellow
・5/07【WS】市原昭仁・舞踏ワークショップ@吉祥寺 スタジオアムリタ

<最近観た映画>
・アレクサンドル・ソクーロフ『太陽』
・ファブリス・ドゥ・ヴェルツ『変態村』@渋谷シネマライズX
・綿井健陽『Little Birds』
・三島由紀夫『憂國』

<最近読んだ本>
・色川武大『怪しい来客簿』
・金子光晴『ねむれ巴里』
・谷川俊太郎『詩選集3』
・美輪明宏『天声美語』
・中川ちえ『器と暮らす』
・石原吉郎『石原吉郎詩文集』
・原田広美『舞踏(BUTOH)大全―暗黒と光の王国』
・バリー・ユアグロー『一人の男が飛行機から飛び降りる』


 はい、もうドップリと舞踏(というか山海塾)にハマっています。『金柑少年』を観て以来。ピナもフォーサイスも上野水香のボレロも美輪明宏(笑)も、全部吹っ飛んでしまいました(ギエムは残ってるよ。シュイナールも違う意味で残ってる)。

 とんでもなかった! 以上。

 スーパーデラックスで観たトチアキタイヨウさん(@山海塾)の踊りもすごかったし、高橋アキさんの演奏で踊る田中泯さんのタンゴもすごかった。いやあ、舞踏ってすてきー。新しいオモチャを与えられたカンジでハマっています。

 あとはFF12ばっかりやってて映画も読書も少なかったかな。アレクサンドル・ソクーロフ『太陽』(これはUKから取り寄せたもの)と三島由紀夫『憂國』はモーレツおすすめ。『憂國』は三島由紀夫ファンなら買って損はないと思います。
 色川武大『怪しい来客簿』金子光晴『ねむれ巴里』は極限状態に生きる人間の不条理さ、滑稽さ、そのなかにある小さな温かさみたいのが生き生きと描かれていてホッとする。石原吉郎『石原吉郎詩文集』は私にとっては諸刃の剣となる危険な作品で、何度も何度も読み返しています。

乙女日記 | Posted by at 5 9, 2006 17:45


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Comments

カールスルーエは関係ありません。全く盛り上がっていないようです。詳しい地元の反応はわかりませんが、あまり関係ないようです。
山海塾にはまっているようで何よりです。ピナも飛んだそうですが、ピナの感想はぜひ聞きたいところです。一方、『憂国』趣味も健在なようで(こんなもの発売されていたんだ!)安心しております。それでは、こちらでお待ちしております。

Posted by satohshinya at 2006年05月09日 19:46

ピナは“カフェ・ミュラー”と“春の祭典”を観たんだけど……

んーと、ピナの“春の祭典”はベジャールとかシュイナールとかに比べるととても分かりやすくって、ストラヴィンスキーがいちばんイキイキと聞こえた気がする。舞台に土を敷き詰めて、ダンサーたちが土を蹴り上げながら踊るカンジもとってもすき。

が、生贄が決まってから急にトーンダウンしたというか、私が観に行った日に生贄役をやっていたヤジフィっていうダンサーが完全に力量不足だった。のが残念。それまでの群舞も霞んでしまいました。あまりグッとこない。

“カフェ・ミュラー”は良かったよ。あっちこっちで(舞台装置も含めて)同時にいろんなことが起こっていて、そのなかで唯一ピナだけが誰とも、何とも関わらないで悠然と踊っているカンジとか美しかった。

動作の反復が重なり合ったり単独で起こったり、そうして全体が緩々と何かに向かって進んでいて、けっきょくそこには何もないし、けっきょく舞台上で起こっていたことが何もなかった、みたいな感覚があって、ダンスでそういうのって面白いなあと。人間そのものだった。

Posted by mai at 2006年05月10日 18:35

で、『憂國』は最近発売されたの。生きてるうちにキレイな映像が観れて嬉しかったー。

ドイツまであと1ヵ月半!

Posted by mai at 2006年05月10日 18:37