世紀末の諍いの跡@wien

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ワグナーの「カールスプラッツ駅」を見た後に,大通りの反対側にギャラリーらしい建物を発見.近寄ってみると確かにギャラリーで,とにかく中に入ってみる.「Künstlerhaus(クンストラーハウス)」は,1868年にウィーン芸術家協会の展示スペースとして建てられたもので,1945年に展示ホールを増築,更に現在は地下に巨大な展示室を増築しているようだ.

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美術 | Posted by satohshinya at July 17, 2006 17:30 | TrackBacks (0)

街の美術館@wien

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「Wien Museum(ウィーン・ミュージアム)」は,その名の下に多岐に亘る建物を擁していて,もはや美術館や博物館と一義的に呼ぶことはできそうにない.日本では法律上(博物館法)は博物館の中に美術館が含まれることになるが,それらは明確に異なって意識されている.しかし,美術館も博物館もミュージアムと呼ぶ西欧では,アート・ミュージアムと呼び分けることもあるが,それほど明確な区別をしていないように思える.

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美術 | Posted by satohshinya at July 17, 2006 14:05 | TrackBacks (0)

さすがウィーン@wien

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実際に訪れるまではその存在を全く知らなかったのだが,ウィーンでおもしろい美術館を見つけた.正式名称は「Österreichisches Museum für angewandte Kunst(オーストリア応用美術博物館)」,通称MAKという名で呼ばれている.日本名を見たときにはあまり興味が湧かなかったのだが,たまたま美術館の前を通ったところ,イヴ・クラインの展示をやっているのがわかった.アートもやっているんだと思って中に入ると,それどころかそこはコンテンポラリー・アートの巣窟であった.

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美術 | Posted by satohshinya at July 17, 2006 10:41 | TrackBacks (0)

野沢さんと鶴橋さん

野沢尚さんが亡くなってから,DVDに焼いたまま見る気がせずに放ってあった『砦なき者』(2004年)を見た.何もドイツで見なくともと思ったが,ワールドカップが終わったヨーロッパの長い夜にはちょうどよかった.
続きを考えていて結局書かなかった野沢作品の紹介は,本当であれば演出家の鶴橋康夫さんとの単発ドラマたちに続くはずであった.この『砦なき者』も演出は鶴橋さん.正直言って,以前の鶴橋作品と比べると乱暴さが足りない演出が物足りなくもあったが,その一方で脚本はよくできていた.しかし,このドラマを野沢さんの自死の後に見ていると,どうしても作家と作品を直結させるような見方をせざるを得なくなってしまう.そんな気分をもっと正確に(正直に?)書いているコラムを見つけた.放送から自殺まで3ヶ月くらい.その間に見ておけばよかったと少し後悔している.
今や野沢さんは脚本家よりも小説家として有名かも知れないが,小説はほとんど読んだことがない.日本に帰ったら,少し読んでみよう.

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TV | Posted by satohshinya at July 13, 2006 6:55 | Comments (4) | TrackBacks (1)

the carnival is over

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カールスルーエの城(宮殿)の前で行われたパブリック・ビューイングで,ドイツ×ポルトガルの3位決定戦を見た.バーデン・ヴュルデンベルク州を巡回しているこのイベントの最後の2試合は,ここを会場として行われた.

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@karlsruhe, イベント | Posted by satohshinya at July 12, 2006 6:17 | TrackBacks (0)

好々爺の漫談

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HfGにてダン・グラハムのパフォーマンス『Performer/Audience/Mirror』が行われた.グラハムと言えば,こういったパブリック・アートっぽいものの作者という印象があったので,本当に同一人物なのかと疑いながら見に行ってみた.

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@karlsruhe, 美術 | Posted by satohshinya at July 7, 2006 17:50 | TrackBacks (0)

20世紀の先頭@wien

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オットー・ワグナーの建築をいくつか見たが,中でも「郵便貯金局」(1904-12)のインテリアはすばらしいものだった.天気がとてもよかったことも手伝って,半透明の光天井はとても美しく,構造体の影が消え入るが,上空の青い空は薄らと認識できる.単なる透明なガラス屋根ではないところが,確固としたボリュームを持つ空間を構成しているとともに,そんな曖昧な見え方を生み出しているのだろう.外観こそクラシカルであるが,やはりこのインテリアだけは特別なものだった.

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建築 | Posted by satohshinya at July 5, 2006 14:45 | TrackBacks (0)

作品でお茶@graz

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グラーツに流れるムーア川にヴィト・アコンチ『Murinsel(ムーア島)』という作品が浮かんでいる.両岸から桟橋で渡る金属とガラスの島には,カフェと円形劇場,子どもの遊び場が入っている.まるで学生の設計のような冗談みたいなものが,しかも世界遺産でもある旧市街を流れる川に浮かんでいる.パブリック・アートもここまでいくと圧巻.

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美術 | Posted by satohshinya at July 4, 2006 18:47 | Comments (3) | TrackBacks (0)

adios argentina

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たまには開催国らしい話題も.我が家の近くで発見したワーゲンのバン.ドイツの国旗と同じ色に塗られている.そして後ろの窓には「adios argentina」の文字.

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@karlsruhe, イベント | Posted by satohshinya at July 4, 2006 12:14 | Comments (2) | TrackBacks (0)

ブラックキューブふただび@graz

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「ノイエ・ギャラリー」のすぐ隣には「Stadtmuseum Graz(グラーツ州立美術館)」がある.おそらくこれもまた何かを機能転用したもののようだが,詳細は不明.

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美術 | Posted by satohshinya at June 30, 2006 12:42 | TrackBacks (0)

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