気分転換

先日、初登山をした。中央アルプス、木曽駒ヶ岳、標高2956m。ど素人の自分としてはかなり覚悟はしていたつもりだが予想以上にきつかった。でもかなり良い経験!案内の方の丁寧な段取りのおかげで無事頂上まで到達できた。

アウトドアメーカー モンベルの社長がある本に
「悩んでいるサラリーマンには是非山に登ってもらいたい。登ると普段自分が悩んでいることが小さく感じられ、気持ちが楽になる・・・」といった感じのコメントをしていたので悩めるサラリーマンの自分としては登山に興味があった。

結果はまさビンゴ・・・、当たり前だがそこには日常や非日常なども超えたもう一つの世界が展開していて(ちょっとオーバー?(笑))、なんともすがすがしい気分を味わえた。是非、肉体的精神的超過酷労働でがんばっているみなさんには是非ともお勧め。世界が拡がります。でも登ったあとはかなりぐったりですよ。

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拡大図(ここに立つと拍手喝采がおきていた、たまに逆立ちする人もいるらしい)

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雲の流れが速く、すぐ天気が変わる

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傾斜がきつい

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山頂からの眺め、空が近い感じがする

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帰りの下り、ロープウェイ駅を見下ろす

photo | Posted by at 8 8, 2006 15:44 | TrackBacks (0)

古さ

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今も使い続けている築80年?ぐらいの建物に入ることがあった。
時間がたまたま生み出したその場の雰囲気はとても魅力的。

architecuture | Posted by at 8 4, 2006 18:20 | TrackBacks (0)

ビンゴ

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おしい、アビバに阻まれビンゴになれないビル。
それにしてもよくあわせているな、経営が同じなのか?
それともテナント相互の連携で生まれたのか?

architecuture | Posted by at 8 2, 2006 11:45 | TrackBacks (0)

和柄と光

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先日、東京国立博物館の「若沖と江戸絵画展」を見てきた。日曜日だったためか閉館直前にも関わらずかなり混んでいて、老若男女がガラスケースにかぶりつき状態。以前、仏像の展覧会をみにいったとき、とても賑わっていたことを思い出すといかに現代美術の展覧会に人が入っていないかと感じてしまう。

伊藤若沖は森美術館のオープニングのハピネス展で見て以来気になっていたので結構期待していた。それに応える十分な密度の展示でかなり満足。入場制限はしたほうがよいと思うが。見方を知らない自分にとってはハワイで売っている和柄のアロハシャツの延長線上で「あ〜、この色でこの組合せ、綺麗だな〜」「これでTシャツがあったら欲しいな〜」といったノリをきっかけにして見ていくうちに日本画特有の奥行きのなさや、デフォルメ具合を少し感じるようなり楽しめた。しかも今回の目玉はガラスケースなしで舞台照明のしくみを利用した光量,輝度が時間で変化するライティングがされている展示があり、そこは今まで見たことのない状況で鑑賞が出来てかなりお勧め。ガラスケース内の展示を見て、いつもしらけると感じていたのはガラスの中で均一な光が普段の日常生活にはない状況に見えてしまうからだ。時間やその部屋の様々に変化する光の中で美術をみたほうが、当たり前に変わり行く日常の延長線上の存在として受け入れられるのだど感じた。「あの鶏のような和柄でアロハつくりたいな〜」と思うことと同じな気もする。下記で展示の様子が少しわかります。
http://www.jakuchu.jp/special/index.html

それにしても何かずれている外国人が多くとんでもないTシャツのやつが多かった。そんな彼らも「あの虎でTシャツあったらな〜」と思っているのだろうか。写真はほぼ僕と同じタイミングで廻ってしまった外国人が来ていたTシャツ。

art | Posted by at 7 31, 2006 16:54 | Comments (4) | TrackBacks (0)

北仲OPEN

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「北仲OPEN 2006 The Summer」
期間:2006.07.28-08.06
http://www.kitanakaopen.com/
はじまりした、もしよかったら遊びにきてください。
僕が所属している事務所も毎日オープンしてます。

写真はオープニング時の模様。
サロンでパーティが開かれ、映像で彩られた壁面や
いろいろなところから音楽が流れ込み楽しい感じでした。

memo | Posted by at 7 31, 2006 14:26 | TrackBacks (0)

夏のスイカ

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 去年,今年と桜木町駅を利用して気付いたことがある。風が抜けるような窓もなければ空調も入っていないため夏場ここの駅はかなり蒸し暑くなる。ただ自動改札機だけは別だ。期間限定で一台ずつにスポットで送風用ダクトが設けられている。改札をとおるときに涼しさは感じないので一体どこまで効果が出ているかは不明だが毎年設けるようなので確実に必要なのだろう。桜木町でこのような状況ではもっと気温が高い地域ではどうしているのか?
 そもそもメンテフリーなんて誰が思いついたのか?、改札機でもメンテが必要ならその他の機械、ましてや建築なんて手がかかるものだと思う。メンテナンスフリーはそもそもはモノ自体のもつ耐久性を上げ使い続ける心持ちのきっかけであって、人が日々の身の回りの生活に無関心にさせ堕落させるものではないはずだ。逆に関心が増したのはメディアによってつくられたわかりやすくタイプ化されたライフスタイルの表の部分で、それに憧れ実践したときに人はメンテナンスなど写真から読みとれなかったギャップを感じ悩む。暮らし方というのはそもそも人によってだいぶ違うものが豊かな状況だと思うのだが、どうも刷り込まれた理想だけが先行してしまっているのでは感じてしまう。毎日タフに使われる機械の無骨なケアをみるとこんなこと少し感じてしまう。

photo | Posted by at 7 26, 2006 17:52 | Comments (2) | TrackBacks (0)

大学1年生の夏休み

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篠原一男さんが亡くなった。
実は大学1年生の夏休みに建築のスケッチの宿題があって、
その時に選んだものは東工大100周年記念館だった。
たまたま建築mapをぺらぺらめくって比較的近所だったという理由で選び、
スケッチを描いている時なんとも言えない存在感をもつ印象だけは残っている。
だがそれ以降、篠原一男の存在は自分にとっては遠いままだった。
住宅論なども読み少し知識を得てからもなかなか近寄りがたいものだったが、
ここ数年になりようやく彼の建築がみたいと密かに盛り上がってはいたところだった。
写真は以前、足繁く通った現場のそばに建つ「上原通りの住宅」。
shinyaさんのページをみてわかったのだが1976年に竣工ということは自分と同じ歳の建築。
写真は先月撮影したもの、今でもその存在感は他者に追随を許さないと感じた。
ご冥福をお祈りします。

architecuture | Posted by at 7 18, 2006 22:31 | TrackBacks (0)

むせかえる世界@横浜美術館

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砂山典子のむせかえる世界を見てきた。鑑賞者は彼女がはいているスカートなかに入っていき、彼女の真下にあるインスタレーションを体験する。人がスカートの中に入っていく時、赤い布が大きく波打つのも面白い。スカート中では中央に彼女自信が座る椅子がやぐらのようにくまれその周りを赤い座ぶとんが敷かれている。やぐらの中には香りがする尿瓶と鑑賞者が感想を書いたノートとそれを照らす懐中電灯がおかれ、鑑賞者は人のスカートの中で少し甘い香をかぎながら、人が書いたテキストを読む。ちなみに下着しか着用しておらず、しかもやぐらの座面はリングとなっているため下着がみえます(というか見せるのも作品の一部)そのため子供に対しての注意書きがかいてあったりする。横浜美術館のロビーでパフォーマンスしており、チケットをかわずして楽しめる。かなりお徳。25日まで。

art | Posted by at 6 23, 2006 23:53 | Comments (1) | TrackBacks (0)

都市の重なり@馬車道

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事務所の窓からの眺め。手前は古いレンガ造の倉庫、中程は典型的な団地、奥はにぎわう商業ビル。もうこの風景もなくなります。ここにはさぞ高いビル建つはず。

photo | Posted by at 6 23, 2006 23:50 | Comments (2) | TrackBacks (0)

生田緑地

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初めて生田緑地にある岡本太郎美術館にいってきた。今まで何度か気になる展覧会がやっていてその度にいこうと思っていた逃してしまっていたかが今回はどうにかまにあった。伊藤俊治が監修している「CHIKAKU-四次元との対話」、岡本太郎以降の日本の現代美術にスポットあてた展覧会でヨーロッパを巡回して帰国展。出品作品はどれも申し分ない内容のもので楽しめた、まあなかには一つ?なものがあったがそれはそれで。でも今回の一番よかったことまとめて岡本太郎の作品をみれたことだ。色々な展覧会や街角などでお目にかかっていたけど、それらとは違う印象が美術館では味わえた。かなりひらたく言うとみてまわると元気になれる感じ。また来たいと思う、だからポイントカードがあるのか?、ちなみにつぎは「ウルトラマン伝説展」。あと日本民家園があることを知らなかった、今度はそれもみなければ。

art | Posted by at 6 19, 2006 1:08 | Comments (4) | TrackBacks (0)

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通勤途中の道でよくみかける箱、きれいに出来ている。中は何が入っているのか。

photo | Posted by at 6 13, 2006 23:37 | TrackBacks (0)

緑化

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昨年の秋に紅葉していた壁がきれいに緑になってます。

photo | Posted by at 6 13, 2006 23:18 | TrackBacks (0)

大雨のはじまり

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土曜日の大雨すごかった。泊まりあけで家に帰ってきて洗濯している時にふられました。参りました。インディペンデンスディの映画に出てきそう。

photo | Posted by at 5 22, 2006 15:07 | Comments (1) | TrackBacks (0)

木曽馬籠-富山-白川郷20060503

kiso1.jpgkiso2.jpgtouson1.jpgtouson2.jpgtousou3.jpgtousou4.jpgmaki1.jpgmaki2.jpgmaki4.jpgmaki5.jpgsirakawa1.jpgsirakawa5.jpgsirakawa4.jpgsirakawa3.jpg

宿場町に行ってプリミティブな建築に感心して高級な現代建築を完成度を確認して初めて世界遺産みたりと結果的に盛り沢山でした。


photo | Posted by at 5 13, 2006 17:46 | Comments (4) | TrackBacks (0)

最適化

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uheさんの勤める事務所の見学会に行って来た。場所は、京葉線新習志野から徒歩15分ぐらいの住宅街、大きな公園に面する。まわりはハリボテ感たっぷりのハウスメーカーの木造住宅が建ち並ぶ中、シンプルで品のある佇まい。構造は木造+部分鉄骨、大きな開口で木造ならではの既知感から生まれるある種の貧乏くささみたいなものは感じられない。施主からの要望は高級感がある家で、それをかなえるべく設計者は床面積や高さといった規模、仕上げや設備機器といった仕様をぶれなくコントロールしていることが伺えた。何をやめたら、何を得られるかがきちんとプレゼンされ、それがきちんとコミュニケーションされていることは大事ですね。

architecuture | Posted by at 5 9, 2006 21:26 | Comments (6) | TrackBacks (0)

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