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TDL2006.1.28

small world.jpg

先日、おそらく20年ぶりに東京ディズニーランドに行って来た。
初めてスプラッシュマウンテンに乗ったのですが緩急のつけかたがよくとても楽しめた。
写真はIt's small world、巨大な空間の壁面にイラストが書かれ床は水盤という
冷静に考えるとなかなか思いつかない組合せだと思った。

photo | Posted by at 1 31, 2006 22:55 | TrackBack (0)

雪の日2006.1.21

yuki.jpg

夕方、スパイラル裏の空き地にて空と地面が同じ時間でした。

photo | Posted by at 1 30, 2006 18:38 | TrackBack (0)

付加価値のデザイン

深澤直人の「デザインの輪郭」を読んでみた。人より本を読むスピードが遅い僕でも苦労なく読み終えた。端的にいってこの本はおもしろい!理由は深澤直人の日記を読んでいる感じなのです。読み終わってよくここまでプライベートな感じの本を出したな〜と思ったら後書きには当分本は出したくないと書いてあった。まあそれだけ赤裸々にこの本で語ってしまったのだろう。極めて私的な言葉でつづられる詩のようなテキストとそれに伴う説明的なテキストや対談の2段構成。僕個人としてはとても共感できる言葉が多く読み返したりして結構盛り上がった。
本の装丁も凝っていて、黒い布貼りカバーの上に黒い印刷がされ微妙に文字が読みとれ、かなりシンプル。そのため鞄に無理に隠さないで本だけ持って堂々と出歩けられるおしゃれな本(笑)。これは知人から教えてもらったのだが黒いカバーの上にさらにトレペのカバーがかかっているのだが、そのトレペもあたかもトレペが重なって白くみえるような白い印刷がされている。読み返すのに便利な色違いの紐のしおりが2本入っている。
具体的な本の内容では「付加価値としてのデザイン」について書かれている箇所が特に興味深かった。日本ではデザインは何か足されるものとして大半の人は解釈していて、あってないようなノーマルが仮定されていてそのオプションとしてデザインが存在していることになっている。そのような状況に対して「何もしない」ということもデザインだとわかってくれる人が少なくて深澤自身困ることがあるそうだ。深澤は「付加価値」に対して「何もしない」という価値で対抗しているのだが、そもそも何もしないで済むノーマルな仮定とは何なのか?でもそれはおそらく人によって当然バラバラなノーマルなのだ。だから深澤は「ノーマル」なイメージや価値については言及せず、誰しもがどこか共有できる「何もしない」というイメージを価値として共有してもらおうとしているかもしれないと感じた。僕は料理に例えるとフランス料理のような建築ではなく寿司のような建築が好きだ。それはフランス料理では人の意図や手垢がわかりやすく華やかだが、寿司は難しい魚のおろし方,しゃりの握り方が際だって表にはでずにあくまで素材の組合せだけでそれ以上は「何もしない」からなのかも。

design | Posted by at 1 17, 2006 22:24 | Comments (4) | TrackBack (1)

価値のある仮説

昨日、行って来ました「杉本博司 時間の終わり」@森美術館に。最終日前日だったためエレベーター登る前に長蛇の列が出来ていて心配になったけど展示室は意外と人が多くなく観ることことができました。いやあぁ、良かったです。先日いったガンダム展がかなりすべったので余計にかもしれませんが。何が良かったかというと、まず会場構成、いままでの森美術館でやった数々の展覧会の中で個人的にはベストだと思う。仕事で会場構成に関わったことがあるのでよりそう思うのだけど、まったく同じL型平面のギャラリーが4つあるのだが見事にキャラクターの違う部屋を展開されていて、そのL型が中途半端は感じでなかなかレイアウトしにくいのだがそもそも部屋がL型かわからないぐらい構成され尽くしている。
作品は直島の神社ぐらいしかきちんと知らなかったのでかなり楽しめました。個人的には「あぁ、きれい」というより「へぇ〜、おもしろいな」というのが感想。ぱっと見はモノクロームでとにかく美しい写真が印象的なのですが、その裏にある何故そのような写真を撮りだしたのかという設定がおもしろい。「芸術は普段見えないものを見せるもの」「芸術とは関係ないものに美は宿るのだ」というような杉本が言っていることに僕はとても共感できたからなのかもしれない。今までの歴史、現在の日常を日本人の杉本というフィルターを通されることによって今までの日常の中で感じていた感覚が拡がる体験を出来た。
フィルターを通すということは作家の視点で本人が置かれている状況から何かを見つけ自分で仮説をたて、その仮説を説明できて他者が何かしらの解釈可能な作品をつくるということだ。その流れは建築の設計に似ていると感じた。設計者とクライアントの両者がその仮説に対してある解釈をし、その仮説自体に価値を見いだせた関係で進められれば良い。極端でわかりやすいテイストによるデザインばかりが価値だと割り切らずに、きちんと価値を認められる仮説や眼差しを考えることも大切なのだと思う。

art | Posted by at 1 9, 2006 19:43 | TrackBack (0)

日の出 2005.大晦日

R0010038.JPG
撮影:uhe
機種:リコーCaplio GX
場所:我が家

uheさん写真ありがとうございます。
とてもきれいに撮れていたのでup。

photo | Posted by at 1 1, 2006 16:00 | Comments (4) | TrackBack (0)