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シンボルとキャラクター

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最近、キッコロとモリゾーが気になってきた。初めて見た時はとっかかりがないやつだと思っていたがちょっとした表情の違いで色々な見方が楽しめる味わいあるゆるキャラなのだろうか。万博がはじまりそろそろ1ヶ月がたつのだがそんなキッコロ,モリゾーがあちらこちらで増殖中である。キャラものなので当然の展開だが、以前の大阪万博ではそんなゆるキャラは存在したのだろうか?太陽の塔はキャラではなくシンボルだった。今回の万博はシンボルは存在しないがキャラクターは大いに元気である。開会式も天皇と同じポジションで垂れ幕がつくられ、ステージには着ぐるみがはしゃいでいた。最先端のリニモやロボット,パビリオンよりキッコロ、モリゾーが一人勝ちに見えてきている。気にしすぎか・・・

diary | Posted by at 4 23, 2005 22:36 | TrackBack (0)

整理メモ 2005.04.22

最近読んだ本の整理。

・良否、美醜、善悪などの価値観ははずす
・驚くもの、どう判断していいかわからないもの
・事例を可能な限りサンプリング
・体調が悪いと堂々巡り
・分裂的折衷主義
・東大寺大仏殿
・毛沢東「矛盾論」
・デザインは民主的に決まるものではない
・良いか悪いか、エスティックの問題
・源氏物語、枯山水、浮世絵、ウォークマン
・継ぎ木の文化
・外圧→内乱→輸入→和様

memo | Posted by at 4 23, 2005 7:15 | TrackBack (0)

学芸大学の家

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先日、とある建売住宅を見学してきた。周囲を塀で囲みその中には個室、浴室がありリビングダイニングはすべて2階にワンルームとして配置されている。階段の鼻先のおさまり、手摺FB30*9?がシンプル。エアコンカバーは仮設用の養生メッシュかも。密集地から塀を設けており、その塀が構造やプライバシーの確保に貢献しているところもよかったな。

architecuture | Posted by at 4 21, 2005 1:31 | Comments (1) | TrackBack (0)

TAKEO PAPER SHOW 2005

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先日、TAKEO PAPER SHOW 2005をみにヒルサイドテラスまで行って来た。毎年催されているみたいなのですがいつも知らない間に終わっていたため今回がお初です。平たく述べると紙を利用していろいろなクリエーターの方々がおのおの提案をしており、どのブースもきれいでかわいいものが多くたくさんの人でかこまれていました。まぁきれいとかかわいいとかモノの表現の中で大切なことですが、正直僕自身モノをつくる上で直接的にかわいいとかきれいを目指して考えているわけではなく、そのモノがつくられることによって社会的にどんな事件が起こるかということに興味があるためいささかさめた感じでしたね。その中でもアトリエ・ワンの展示は建築家ならでは社会性あるデザイン力で紙をつかった災害用のシェルターを提案しており紙のこんな使い方もあるかもなと思えておもしろかった。となりの黄色い紙の蝶は大にぎわいだったけど、若干地味目なのであまり人はいなかったな〜、そのあたり観客の温度差がわかってよかった。

design | Posted by at 4 18, 2005 8:36 | TrackBack (0)

学芸大学の集合住宅

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先日、CAt設計による集合住宅を見学してきた。場所は環七から少し入った学芸大学駅そば。スペースブロックとジャロージ窓の組み合わせが特徴。外観は全面ジャロージ窓がありその裏にテラス窓が設けられている。そのため居室内はすべてガラス張りとなっており、ジャロジーの開閉によって眺望の選択が可能となっている。テラス窓の恐怖感を軽減するために手摺をつけるのではなく逆梁にすることで段差をもうけ解消されている。スペースブロックという特異な構成を成立させるためかそれぞれの住戸への導線は巨大な階段室を介して行われるため、通常より階段がおおくなっている。個人的に気に入っている点は手摺ではなく逆梁にしたところ。

architecuture | Posted by at 4 14, 2005 21:47 | TrackBack (0)

購入メモ.2005.04.13

□書籍
・20世紀年表 シリーズ・20世紀の記憶  毎日新聞社
・今日の芸術  岡本太郎
・GAアーキテクト  伊東豊雄1970‐2001
・ジャン・プルーヴェ  TOTO出版
・美術手帖2005.01 特集ART BOOK GUIDE 2005 プロが読んでる美術の本 27テーマ300冊

memo | Posted by at 4 13, 2005 13:25 | TrackBack (0)

整理メモ.2005.04.12

最近読んだ本の整理メモ。
............................
□直線志向
・モダニズム
・中央集権的
・数値統計的
・測量
・高速道路(地方、首都高は別物?)
・水晶宮
・エッフェル塔

□曲線志向
・地形
・気候
・民族
・クリナメン
・岡本太郎「太陽の塔」
・岡本太郎「曲がれば芸術だ」

□その他
・バラック
・斎藤義重「複合体」
・浅田孝「環境開発論」
・田中角栄「日本列島改造論」
・磯崎新「見えない都市」
・磯崎新「お祭り広場」

memo | Posted by at 4 12, 2005 23:30 | Comments (2) | TrackBack (0)

コンペ的な思考2

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愛知○博
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クリスタルパレス

最近仕事の関係上、仮設建築や美術展をやっていた。上の写真は愛知○博の外国館である。クライアントから要望として両サイドのファサードはサインや写真などグラフィカルなものを使いたいのでそれを邪魔せずなおかつ建築的機能をもった立面を望まれた。そこで色々と案を出したのだががこの外国館は2国でシェアしているため誰しもが嫌わない全面ガラスばりが選択された。当初はなるべくコストダウン出来るようなスチールサッシとガラスの割付を検討したのだがコスト的に折り合えなかった。そこで今一度敷地を見直したときにサッシに関する縛りが通常の状況よりゆるいことに気づいた。そこでアルミ製の農業用温室サッシを採用することになったのだ。ガラスも5mmとなりかなりコストを抑えることができた。たりまえな初歩的なことだがある定型にはめずその都度敷地を読み込みそこでの可能性をさぐる思考は大切だと思う。tkmyさんと話していたらクリスタルパレスと同じだと(笑)

architecuture | Posted by at 4 11, 2005 21:56 | TrackBack (0)

田園調布の家

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先日、ミリグラムスタジオ設計、構造はアラン・バーデンによる木造の住宅を見学してきた。1FがRC、2,3Fは60角の野物材を金物で挟み込んでダブルにしたものを柱としている。そのため壁厚が薄いことが外観から伺えた。階段の手すりは暖炉用の塗料とのこと。下の画像は同じ構造家による住宅。小さな部材をダブルにして柱とする考え方は同じ。

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architecuture | Posted by at 4 5, 2005 22:02 | TrackBack (0)