素振り

conpe.jpg

久々に事務所でオープンコンペを担当していた。かれこれオープンのものは4年以上やっていないと思う。2週間前に急遽やることが決まりかなりの突貫作業。時間がないので思いついたものを端からモデル化していった。そこでは限られた時間の中でどれだけの可能性を潰せるかを目的とされていた。結果、かなり脱色された最終案にはなっているが、4年以上前とは違うことはその経過の中でどのアイデアがどのようしてに消去されていたか自分なりに冷静に見届けることが出来たと思う。もちろん結果はよい方が素敵だが、自分が考えて、事務所の中でもまれたことが細かく把握できているからダメな結果でも、自分の回路がいかに周りとギャップがあるかを判断できる材料にはなると思う。コンペは自分が建築について考えていることが、今の社会に対してどのような距離感であるべきか考え直すよい機会だと改めて感じた。それにしても最後はコンペでそこまで脱色するのか、という決断には考えさせられたな。最後、休日返上で自分から手伝うといってくれたスタッフや、土日返上で来てくれたオープンデスクの人にはなんとお礼をいったらよいのやら、ありがとう。
はたして素振りの成果は?、最後に打った球はどこに落ちるのやら、結果、自分の素振りのフォームを変えるようになるのか?、いろいろと考えるよいきっかけになるとうれしいな。

architecuture | Posted by at 9 5, 2006 15:54


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Comments

おー、すごいね。懐かしい光景だ。
カキーンとね。

Posted by mai at 2006年09月05日 22:42

あ、ゴルフをイメージしてました(笑)
でも球はどこまで飛んだのやら。

Posted by hy at 2006年09月06日 19:51

えー、ごるふー?

素振りっていったら野球でしょ。
ハンカチ王子も流行ってることだし←実はよく知らない

Posted by mai at 2006年09月11日 16:25

>mai
ここを参照してください。だからゴルフです。もちろん、ぼくも野球をイメージしていました。

Posted by satohshinya at 2006年09月11日 17:41

あー、なるほどー。
みんな大人になったねー、ゴルフコンペだなんて。

Posted by mai at 2006年09月12日 10:58

おとななのかな(笑)

素振りは実りませんでした。
http://www16.ocn.ne.jp/~daimon-r/sitemap.html
聞いた話ではおしいところまで残っていたみたい。

今回少しわかったことは、
・建築は単純でもよい。複雑なクロスワードパズルをどうだーっと、解いた感じはいらない、というか好きでもない。
・ただコンペだと差別化される上である作家としての表現は必要なのだと思う。

Posted by hy at 2006年09月25日 20:09