都市の重なり@馬車道

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事務所の窓からの眺め。手前は古いレンガ造の倉庫、中程は典型的な団地、奥はにぎわう商業ビル。もうこの風景もなくなります。ここにはさぞ高いビル建つはず。

photo | Posted by at 6 23, 2006 23:50


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Comments

懐かしの修士設計敷地。野暮を承知で、余計な追記を。
手前の倉庫はレンガ造ではなくてRC造。レンガは化粧です。日本初のRC造であるこれと同じ設計者である遠藤於菟の「旧生糸検査所倉庫」。合同庁舎の低層部に復元されたものが事務所棟で、倉庫は以前は4棟あったものの1棟は既に壊されている。北仲ブリックはその倉庫事務所棟。
奥にある典型的なものに見える団地は、実は下に倉庫だったかなんだったか、とにかく大きな空間がある。住宅側から入ると普通の団地だけれど、住宅まで辿り着くまでに3層分くらい上がらなければいけない。つまり、下が倉庫で、上が団地。倉庫側には海側からしか入ることができない。
そんな風景もなくなるんですね。寂しい限りです。

Posted by satohshinya at 2006年06月27日 01:20

すみません、勉強不足(汗)
たしかにレンガは化粧です。団地の下が倉庫がだとは知らなかった、しかも倉庫には海側からしか入れないなんて今度行ってみます。

「これ」は以前、役所の方に案内してもらいました。
その裏にRCと木のすごいハイブリット構造の建物があります。ちょっと事情があって今までお見せできなかったらしいのですが柱がRCで梁が木という見たことない状況でした。

横浜はいいですね、都市としてコンパクトにまとり古い文化も残し、海辺もあり楽しいです。

Posted by hy at 2006年06月28日 10:34