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トラックバックって何?

最近、トラックバックが増えてきました。しかし、ほかのブログ(ヤクルトの古田と真鍋かをりのトラバ競争は一時話題でしたが、1500件近くあり、開こうとすると重たすぎて落ちることがあります 笑 個人的には、こういうあほなのも好きですが…。)を見ているとトラックバックの本来の意味を失って、コメントとの差異が分かりづらくなっている気がします。Movable Typeの日本語化の時点で、改悪を挙げるとするならば、(ブログによって設定が違いますが)別窓で開くタイプを採用しているものには、バナー部分に「Continuing the discussion...」とオリジナルはなっていました。そこを、トラックバックと訳してしまっている事だと思います。ただ、「議論を続ける」と訳してしまうと、異様に固い印象になる(笑)。トラックバックとは行為の愛称のようなもの。
確かに、いかんともしがたい:トラックバックを受ける側の心理 にも書いてあるように、一般的なトラックバックをしかける心理としては、以下の三つだと思います。1. その記事を、ただ参照した。2. ただ同じ話題を扱っている記事を書いた。3. さらにそのテーマを広げている。しかし、もっとも効果的なのは、「3. さらにそのテーマを広げている」であり、本来の意だと思います。従って、トラックバックが話題を展開する機能だとすると、コメントはそのエントリーの中で完結している話題という棲み分けですね。一方、すっきりコメントプラグインでは、コメントとトラックバックは一緒だろう。という考え方に基づき、一緒に並べているようです。

と。書きながら、自分のブログを見ると、Recent Commentsと、Recent TrackBacksの見た目が、わかりづらさを助長している気がしてきて、早速変更しました。

障害情報
tkmy.netから、so-net系 exblog系 DiaryNote系 はてな系 にトラックバックすると、文字が化けます。時には、全く反応しません。その対応のためのMovableType3.15へのメジャーアップデートは、ライセンスの関係で、三月の予定です。

Movable Typeの標準機能では、RecentTrackbacks を表示するとき、どのエントリーへのTrackBackかを表示する機能がなく、プラグインを追加する必要があります。
#BLOG:MTの「最近のTrackback」にエントリーのTitleとPermalinkを!を参考にして、再構築しました。ブログをスタートしてから半年ちょっと。やっと?という感じもしますが、どこにトラバされたか、わからないという事がなかったので、特に気にしていなかっただけです。はい。

今回追加したタグ

Recent TrackBacks

<MTPings lastn="10">
<a href="<$MTPingURL$>" target="_blank"><$MTPingTitle$></a> | <$MTPingBlogName$><br />
<MTPingedEntry>
<a href="<$MTPingedEntryLink$>"><font color="#999999"> source : <$MTPingedEntryTitle$></font></a>
</MTPingedEntry>
<br />
</MTPings>

blog | Posted by at January 30, 2005 8:31 | TrackBack (0)

電車男以降

「電車男」をこえるか?なんて、見出しを、現実か、パソコンの画面で見てしまった人は多くいるのではないだろうか。自分の軌跡が曖昧になるほど、生活に入り込んできている証拠だろう。そのフレーズの正体は、「今週、妻が浮気します」だ。このweb発単行本シリーズは、今年いっぱい続きそうだ。もはや、うそだか、ほんとかは、どうでもいいし、僕はどれもまだ読めてないが、どういう時期に起きているかというと、電車は2004年3月頃から5月頃まで、浮気の方は2004年1月末から2月初旬にかけて。従って電車よりも浮気の方が前出のようだ。浮気の元ネタはこれ。下から読む模様。電車の元ネタはもうない!?。

LINK:電車男@全過去ログ
LINK:電車男の時刻表
LINK:見たこと聞いたこと:電車男関連

以前、「simon:建築学生が実践するインターネット時代の知的生産のツール」で書いたように、東浩紀が主宰をつとめている、ised@glocom:情報社会の倫理と設計についての学際的研究に興味以上のものをそそられているので、目に入る動向はうわべだけでも知っておきたい。後に、知識人達が含まれるisedのメンバーが、概要を講評してからでも内容を追うことは遅くないだろう。芥川賞をとった阿部和重(受賞作:グランドフィナーレ)が、きっかけは作家志望ではなくとも、舞台のシナリオを書く課題を通して、文字で自己表現する悦びを知り、今に至ると話している。web発の文学作家なんて言うのも5年後にはあり得そうだ。

以下にすでに終了した派生ネタをリンク。今日もどこかで、新しいストーリーが展開しているかも知れない。いずれもかなりのボリュームなので中毒注意。

派生したblog
LINK:「晴海22歳の闘病日記ー死ぬまで生きるー」

2chの記録
LINK:痴漢男 
LINK:幼馴染の女の子がしばらくウチに来ることになりました

番外編
LINK:深夜、テレビ画面に舞い降りた神の話

blog | Posted by at January 28, 2005 2:02 | Comments (1) | TrackBack (1)

P ジョンソン逝く

Colgrave.gif
miyajima/weblog:Philip Johnson 逝く/ガラスの棺によると、25日亡くなったそうです。二ヶ月ほど前に、simon:ビッグネスが生んだ建築のエントリーの中で、未だにMoMAとのつながりがあるという話題を共有したばかりだったので、個人的にはタイムリーな話題です。しかし、グラスハウスを自らの墓に見立ててしまうとは…。NYtimesでも特集を組んで、彼の功績をたたえています。フィリップ・ジョンソン著作集(フィリップ・ジョンソン/ディヴィッド・ホイットニー 横山正 訳 ADA発行)をこの機会に読み直そうかな。nationaltrustによって、一昨年前に買い取られたfarnsworthhouseとグラスハウスを取り囲む歴史的な考証もこの際深めたい。

LINK:Architectural Record:Philip Johnson Dies

*写真は、コルビジェの墓。特に関係ないけど思い出したから。コルビジェは、大好きな海水浴中に カプ マルタン の海で。だもんなぁ。

ついでに、カブ マルタンで歩く私。
Colgrave.gif

建築 | Posted by at January 28, 2005 1:37 | Comments (2) | TrackBack (3)

名残のある風景

市電跡 大宮通り七条下ル
SDNato.gif

LINK:simon:かたい空間


「建築における日本的な風景をつくる制度は開発可能なのか」
ーPM・CM方式を通しての考察ー

 PM(プロジェクト・マネジメント)は、もともと米軍が第二次世界大戦で、マンハッタン計画という原子爆弾の開発プロジェクトを切り盛りする時に、「最小のコストと時間で高性能」な原爆を作るために、開発した大きなプロジェクトの推進管理手法という発祥を持つ。CM(コンストラクション・マネジメント)もまたアメリカで確立したプロジェクト実施方式だ。30年前アメリカでは、プロジェクトが大規模化、複雑化するのに伴い、工事遅延、予算超過が乱発し、それらを防止する目的で、マネジメントを専門に行う主体として、設けたのが始まり。
 しかし、現在、それらの方式が持つ意味は、歴史的なコンテクストは違えど、事業の推進を得意とするPM、工事の切り回しが得意なCM(施設の管理が得意なFM)。と言った、それぞれの方式が持つ発想の着眼が派生し、建築全体のマネージメントへ発展したものになっている。どの方式も、施主と一体となって良い建築を目指すという、表だった目標は同じものの、ネーミングが似ていることもあり、差異を認識しづらい。施主(発注者)が自分の希望する建築の性格に合わせて、それらのマネージャーを選択する。と、いうのも混乱をまねく原因になると思われる。日本における大型のプロジェクトの推進手法は、これから開発していかなくてはならない。というのが、今日抱える論点である。
 建築におけるCMやPMと言った、日本的な管理方式のスキルを育てるにあたり、社会的な命題としては、魅力的な日本の風景をつくる。と言うことがそれに、値するのではないだろうか。都市計画や、アーバンデザインという概念は、全世紀において、建築家が放棄せざるえなかった分野であると言ってよい。何一つ実現せず、「中銀カプセルタワー」のような派生した建築や、「横浜市の都市デザイン室」というような制度が形骸化して残っているだけで、社会に対する訴求力は、現時点では失われている。
 魅力的な都市を開発していくためには、建築家が関わらなくても、ほとんどの建築が建っているという現実の中、それ以外の9割以上の建築を見捨てていては、一向に日本が持つ風景は良くならない。その指標たるものとして、ヨーロッパのような歴史的な象徴性をセレブレートする風土を受け入れようにも、地震や戦争によって都市をリセットする歴史を背負う日本において、その概念のみによって具体的なアイデアを生むことは、難しい。また、湿度の高い日本において、300年も400年も持つような建築を、作ることは現実的には不可能で、再構築していく中で、都市が持つイメージを培って行く必要がある。また、アメリカのような建築が引き起こす問題すべてを、訴訟に持ち込む風土から生まれたCMやPMを全うに受けていては、それらが日本における風景を創造するにあたり、頭の痛い制度になりかねない。
 縦割り行政の性格上、都市の骨格(ファシリティ)である河川、高速、公園、海岸などは、デザインという価値が存在しなかった土木という分野が責任を負ってきた。もちろん、壊れない骨格を作るという理念に基づき、国土を作るという責務は全うしている。しかし、それのみで都市や国土が覆われており、その上に建つように見えてしまう、建築単体では、社会に対してクリティカルな視点が問えなくなってきていると言っても過言ではない。
 では、どこに「日本の風景をつくる」可能性があるのだろうか。それは、誰もみたことがない地平であり、非常に可能性がある方法論として、今世紀確立していく大きな目標になると考えている。継続して、建築家が建築を建てることも必要だが、もうすこし手前で、従前なる制度をデザインする。というスタンスで再構築も必要だと思う。そこで、ゼネコンが培ってきた技術や組織力、行政への働きかけといったスキルを、建築、土木、行政と言ったフレームを横断し、PMやCMの導入という口実を利用して、開発可能な人材と、社会を作ろうとしている。それらが、どこへシフトしていくかは注意深く見ていく必要があると思うが、建築家が作る建築がただの、ぼやきに。制度がこれ以上の創意の弊害にならぬよう。建築に携わる人たちで、社会に働きかけて行かなくてはならないのは確かだと思う。
 最後に、論点を分かりやすくするために、建築家とゼネコンという二項対立の構図をひいたわけだが、建築家が都市を創造することがあるべきであり、ゼネコンがマンパワーのアイデアを世に問う姿勢を持ち直すべきだと思う。僕は、風景をつくる。都市をデザインする。街をつくる。という事に興味が沸いている。

このエントリーは、
「建築マネジメントの実践p20〜47 日刊建設工業新聞 小菅哲」
「国土交通省 マネジメント技術活用方式試行評価研究会に関するHP」
建築家 塚本由晴、リノベーションについて語る。」を参照しています。

遺構, 建築 | Posted by at January 27, 2005 18:53 | TrackBack (0)

スパムメールの送信を幇助

25日付けで【重要】「Movable Typeの脆弱性と対策について」の勧告がありました。《Movable Typeの脆弱性により、スパムメールの送信を幇助してしまう現象が発生することが分かりました。出荷済みのすべてのMovable Type日本語版に、この脆弱性があることが確認されました。》

LINK:ITmedia|Movable Typeに脆弱性、回避プラグインを緊急リリース

対策を施しました。プラグインを入れるだけで簡単。サーバー負荷が無視できない程、来ていて、以前から気になっている。しかも、噂はかねがね聞いていた「トラックバックスパム」が最近来はじめた。一般に普及しているブログサービスは、サーバー負荷がどこも問題になっていて、時間帯によっては全く繋がらないところもある。今後、このスパム達をどこまでコントロール出来るかが、ブログ普及の鍵を握るかも。それでもすでに、200万(20万?)ブログがすでに立ち上がっているとか。9割は飽き、放置ブログ化し、これでもかと、スパムが送り込まれ、そこから、トラックバックなどをたどって、撒き散らされる。はっきりいって、毎日、数通でもコメントに表示されているだけで、あぁもーやだと思うよ。

LINK:ITmedia|7分で分かる12月のBlog

blog | Posted by at January 26, 2005 23:35 | TrackBack (0)

いかに建築は社会的に構想されるのか

nikkori.gif
ほんわかしたら、顔をぽちっと押してあげて
就職活動している人への、メッセージですね。

LINK:145号

就職用の写真を撮るならお勧め。目の前でフォトショップ実演してくれて、みるみるスマートな顔立ちになります(笑)
LINK:アソーカメラ

コメントに出てきた本
LINK:住宅論 SD選書 49  篠原 一男

建築 | Posted by at January 26, 2005 20:52 | Comments (3) | TrackBack (1)

修了展@旧坂本小学校

坂本小学校は芸大の砦となったのか?この前も展示に使ってたな。なぜ小学校か?。話を聞いてみると、個室を作りやすいからと。なるほどね。芸大は、ずっと都美館でやっている流れがあり、新しく設置された先端芸術表現科は、立場を明確にするためにいろんなところで展示を行っている。教員も異常に豪華だし、学生もバックグラウンドの異なる人が集まりやすい環境にあるので、外からの期待も多いのだろうか。むちゃくちゃ人がいた。修士一期生の展示が行われている。ちなみに、先端とは、ちから入りまくりのサイバー集団や、チャネラーとかの集まりではない。かれらのフレーズを借りると不安定なエッジに立つ表現者らしい。構築系から、アカデミック系、身体系、とにかくどんどん突き進む感じの人が多い感じはする。今日、見に行ったのは、先端フォーラムファイナルとか言う怪しい会があったのと、渡辺哲夫さんが展示を出しているのもあって、行ってみた。無料で、川俣正×桂英史×渡辺好明の話が聞けるところに、先端のうつわのでかさを感じる(笑)。行ってみるとびっくりで修士一年の授業だった。藤幡正樹の作ったダイアグラムを渡され、ほーっと思ってしまった。先端は、岡本太郎とナムジュンパイクの幅の中に立つらしい(笑)。まぁそこに厳密な意味はないが、憶測をかき立てられることは多く思いつく。誤解を生むといけないので、どういうフォーマットの授業かと言うと、通年の半分が講義で、トップバッターの川俣正が、岡本太郎とナムジュンパイクのキーワードを出したのに始まり、それを受け、桂さんが呪術や呪力の話をし、さらにそれを受けて伊藤俊治がピットリバース民族博物館やパトリシア・ルイモン、パリ植民博覧会の話をしていくのだが、次に行った木幡和枝さんが南方熊楠の話をしてコンテクストを乱し(笑)と、いった具合に講義の中で出てきたキーワードをエスノとテクノの軸を設定し、ダイアグラム化したものを手渡されたのだ。多くの事を知るという、おいしさもあるが、後期に行ったダイアグラムにしていく作業で、恣意的な視点を見いだし、自分の立ち位置を確認するような目的の上に立つ授業らしい。(聞いてて思ったのは、表現をこれからしようという時に、自分の立ち位置を確認してたら、それがフレームになってしまう。というパラドクスを楽しんでいるような気がした。論文を書くときに研究史を確認するようなものだろう)。エスノとテクノの軸に自分の軸(人文科学と自然科学といった具合に)を持ち出し、再構築し、自分のダイアグラムを作るという授業。川俣さんの構想では、それらを透明なものに印刷し、重ねると面白い発見があるんじゃないのかね。と言ってました。とにかくむちゃくちゃ、うんちくが多く、笑いをこらえるのが大変だった。最後に、今年で先端をやめる(先端だけに講師の再構築も激しい)川俣さんが、桂さんに遺言を残せ。と迫られ、おもしろい事を言っていた。「自分が出て行くより、周りがひいちゃうまで自分を持って行くのは大変なこと」「今の芸術は街(町?)みたいだ(群れになって仲良しこよし的でおもしろくないと言いたいらしい)」「40代くらいにこんなやついたの?くらい、じっとりやっている奴の方が強い」だ。そうだ。加えて、桂さんは先端のコアメンバーなので、結構教育的なコメントが多く、メモが走る。「方法論 スキル 自分のテーマ」があって、プロジェクトがうまいものになると。展示は、人が多いのもあり、ちゃんと見てないが、プロセスが分かると、もっとおもしろさが伝わるんじゃないの。と思う作品があったり。ね、なべおさん(笑)。先端を知りたい人は、岩波書店から出ている先端芸術宣言!を読めば、多少分かると思う。今日の話の中で、入学する前は、あの本である程度、自分の中のコンセンサスを得られたと思っていたが、一年たって崩れ去ったという話があった。先端はそんな感じ。

□参照
新建築 2003|06 連載 研究室レポート case21
東京芸術大学美術学部 先端芸術表現科/先端って何?

□登場する人達が関係する本
人間交際術 コミュニティ・デザインのための情報学入門 平凡社新書 桂 英史
アートとコンピューター新しい美術の射程 慶応義塾大学出版会 藤幡 正樹
良心の境界 NTT出版 スーザン サンダク 木幡和枝 訳


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

尾縄さんより、作品展示のご案内。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

東京電力・TEPCO銀座館にて下記企画展に参加し、
作品展示をしております。
お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。

尾縄愛佳が、先端二期生卒業の岩田草平と共に参加しています。

暮らしのラボ第18回企画展
[ ハートフル エコライフ ]
〜「おさいふ」「地球」「ココロ」に優しい暮らし〜

期間:1月20日(木)〜2月15日(火)
開館時間:10:30〜18:30
休館日:水曜日
入館料:無料
場所:〒104-0061 東京都中央区銀座6-11-1
   TEPCO銀座館 1Fエントランス
   tel.03-3575-0456 fax.03-3575-0434
交通:東京メトロ銀座駅A3出口より徒歩3分
   JR有楽町駅より徒歩8分
URL:http://www.tepco-ginzakan.com

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「Project the Projectors 04-05 台東」
−−東京藝術大学大学院美術研究科 先端芸術表現専攻 修了作品展
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
詳細は→http://www.ptp0405taito.jp


会期:2005年1月14日(金)〜27日(木) 10:00ー17:00

会場:旧坂本小学校(台東区下谷1ー12ー8) JR鴬谷駅より徒歩6分 東京メト
ロ日比谷線入谷駅より徒歩5分

入場無料

この度、東京芸大大学院先端芸術表現専攻修了生一同は、それぞれの修士課程での成
果を公の場に発表すべく、修了作品展を開催いたします。

本展覧会は、19名の修了生それぞれが「先端」という不安定なエッジに身を
置きつつ、“projector”=投企者として、これからの自分と社会との関係を提
示する試みです。この試みを吟味し、楽しんでいただけることを修了生一同、
心よりお願い申し上げます。
━━━
出品者:
赤松 ネロ
安部 路子
五十嵐 靖晃
池田 孔介
石井 理絵
石川 智弥
石川 直樹
石毛 久喜
大石 真依子
久木元 拓
Komainu
齋藤 愛和
鈴木 啓太
Tyler Russell
田中 詩子
夏目 圭介
仁田 美帆
皆川 知子
渡辺 哲夫
━━━
主催:「Project the Projectors 04-05 台東」実行委員会
共催:台東区教育委員会・東京藝術大学
URL http://www.ptp0405taito.jp
E-mail info@ptp0405taito.jp

趣味, art | Posted by at January 24, 2005 0:09 | Comments (5) | TrackBack (0)

併発

ここ二週間で一年分位の身体的な苦痛を味わった。まず風邪を引き、薬が効かず胃痛と今まで体験したことない目眩が頻発。朝礼で倒れる小学生の気分がわかった(笑)。治りきってないところに、追い討ちをかけるように親不知付近が何故か化膿。横に向いてはえているではないか。食事も流動食ばかりでパワーがでない。何事もなかったように、ブログは更新していたものの。とんだ年始になってしまった。・゜゜(>д<)゜゜・。

日記 | Posted by at January 23, 2005 10:28 | Comments (5) | TrackBack (0)

ニュータウンの秋

桂坂
KTRzaka.gif

もし、このくらい鮮やかな風景が、一年通して展開するならば
それとして、「美しい街並み」と言えるのかも、知れないなぁ。

遺構, 建築 | Posted by at January 19, 2005 0:52 | TrackBack (0)

すっかりfirefox

噂が絶えないアップル。みかんに先を越されてしまったので、ちょっぴり悔しいのですが。一応。Digitimesよると、PBG5とiBookG5はGWに出る模様。台湾QuantaがPBG5を受注した事を発表し、発売は2005年の第二四半期だと。さらに、iPod shuffleを作っているAsustekがiBookG5を同じ2005年の第二四半期に出荷するとのこと。中国企業は自社株のために平気でリークするので、アップル様の苦労が絶えません。しかし、iBookとPBの差異化はどうやって図るのだ?。ちなみに、ちゃっかりfirefoxに移行。学校で借りてるPBが全然安定しない。ジーニアスバーに持って行って徹底解説してもらおう。さいごに、日経によるとiTunesStore-Japanが三月に、配信開始するようです。


「高速化」

下記をtexteditの標準テキストモードで
Home/ライブラリ/Application Support/Firefox/Profiles/xxxxxxxx.default/
の中に「user.js」という名前にして保存。
あとは普通にFirefoxを起動して使う。
更新したはずのblogのキャッシュ残りも解決済。

user_pref("browser.cache.memory.capacity", 65536);
user_pref("browser.cache.disk_cache_ssl", true);
user_pref("browser.xul.error_pages.enabled", true);
user_pref("content.interrupt.parsing", true);
user_pref("content.max.tokenizing.time", 3000000);
user_pref("content.maxtextrun", 8191);
user_pref("content.notify.backoffcount", 5);
user_pref("content.notify.interval", 750000);
user_pref("content.notify.ontimer", true);
user_pref("content.switch.threshold", 100000);
user_pref("network.http.max-connections", 32);
user_pref("network.http.max-connections-per-server", 8);
user_pref("network.http.max-persistent-connections-per-proxy", 8);
user_pref("network.http.max-persistent-connections-per-server", 4);
user_pref("network.http.pipelining", true);
user_pref("network.http.pipelining.maxrequests", 8);
user_pref("network.http.proxy.pipelining", true);
user_pref("nglayout.initialpaint.delay", 100);
user_pref("plugin.expose_full_path", true);
user_pref("signed.applets.codebase_principal_support", true);


でもやっぱり「safari風」

safari-LOOK
firefoxでclickhereを押すとインストール始まる。
インストール後、テーマを選択し、テーマの変更をクリック。

次に、
下記をコピーして、texteditの標準テキストモードで「userContent.css」という名前のファイルを作る。

p, h1, h2, h3, h4, h5, h6 abbr, acronym, q, cite, em, dfn, a, pre, div, span, li, dt, dd, input, textarea, button, select, option, fieldset, legend, label, caption, th, td, tree{ font-family: "Lucida Grande", sans-serif; }

code, kbd, samp, var, rb, rt, rp {
font-family: "Monaco", mono-space;
}

input, textarea, button, select, option, fieldset, legend, label, tree {
font-size: 12px;
}

a, b, strong {
font-family: "Lucida Grande", "ヒラギノ角ゴ Pro W3";
}

作成したファイルを、
/user/ライブラリ/ApplicationSupport/Firefox/Profiles/xxxxxxxx.default/chrome/
に入れる。FireFoxを再起動すると読み込みます。


ノートユーザーのための、「スクロールショートカット」

fn+↓:一画面分下へスクロール
fn+↑:一画面分上へスクロール
fn+←:ページの先頭へ移動
fn+→:ページの最後に移動

ちなみに、safariだと、spaceで一画面分下へスクロール。


「safariからのブックマーク移行」

Safari Bookmark Exporterダウンロード。
1.Analyze Bookmarksをクリック
2.上から7番目の[Phoenix/Firebird/FireFox]にチェックをつける
3. [Export Bookmarks...]をクリック

趣味, apple | Posted by at January 18, 2005 7:58 | TrackBack (2)

建築学生が実践するインターネット時代の知的生産のツール

tkmy.netは、MTに高いライセンス料を払って、しばらくブログツールと付き合う覚悟を決めました。そうなってくると、ブログが今後どんな展開が見せてくれるのかという事が、気になります。2004年はブログ元年と言われる程、浸透し、それと引き合いにされる、匿名下の言論の自由を護る最後の砦?BBS形式の2ちゃんねるが、ised@glocom:情報社会の倫理と設計についての学際的研究におけるメインキーワードとして、今後一年を通して議論されていく。その周辺を嗅ぐと、2chとブログが持つメインフレームの違いに、なんとなく気づく。先に結論から言うと、「自分たちがアイデアを実践する中で、自分のために思考の変遷をノートしていくのにブログを使っている。」と、いったところに落ち着くと思っています。それであれば、建築が主語にある立場の人間にとって、ブログは有効に使い倒される方向へ向かうと思います。コム人対談 未来をよりよいものにするためのガイドライン:東浩紀と矢野直明の対談における「インターネットが登場してきたことで、個人がばらばらになっていた状態が改善された。」「いまは、情報がネット上にないと、存在しないと同じ。」という発言に賭けたいという気持ちもあります。
僕は、2chは一度も書き込まずに、すぐに飽きてしまいました。日本産のネットコミュニティとして近年にわたり注目され、純愛をテーマとした電車男で一般化し、ひとつの区切りがついた。と言っても過言ではない気がする。建築家が自身のライフワークをまとめる作品集を出すようなものか。(丹下健三は、自分を振り返ると、成長をとめるようなものだ。と言い、ずっと作品集を出してこなかったが、02年に藤森さんが牽引する形でまとめた本は良書です)。一方、米産ブログは、ニュースサイトの記事やほかのブログにリンクしながら自分の意見を書きこむツールとして発達してきた。そういうバックグラウンドを持たない日本のブログは日々自分のしたことや考えたことを書き連ねたものが多いが、リベラルな発言がネット上で展開され、*サイバーカスケードという概念を生むほど、アメリカでは巨大な発言力を持つものとなっている。(ブログで議論を鍛えることになっている効力が日本にはない。というのが決定的な違いだと思っている)。
なぜ2chとブログが比較されるかというと、2ch的な「大きさ」がブログに移行するのではないか。というのが、知識人の大勢に占める憶測で、ブログには各々の管理者がおり、人格じみたものが自然と露出してくる。そうなると、匿名の自由を謳ったノリで、ブログに突っ込むと、訴訟されるという現実にぶつかる。木村剛氏の言葉を借りると《どのように「自由な言論の場を護る」のかということを真剣に考えておかないと、2chが、廃刊に追い込まれた「噂の真相」の次に狙われる格好の標的になるということは覚悟しておいた方がよいようにも思われます。というのは、メディアとしての「2ちゃんねる」の構造自体は、新聞や雑誌と何ら変わるところがないからです。》 そこで、排他的なイメージだけが先行している社会におけるインターネットという立場を、東浩紀氏が模索する情報倫理の輪郭をはっきりさせたいという個人のアイデアを持って、ブログという形式が持つ小さな構造を利用し、集積させ、ネットが持つ構造を正しい方向へ導こうというのが、大枠の流れだと思っています。梅田望夫氏の《ブログとは実に融通無碍なものゆえ、人それぞれが自分にとっての意義を自由に見出すことで、総体としてさらに発展していくものなのだと思う。》という発言も、その流れの中で認識すればリンクしてくる。
で。だ。エントリーのタイトルに関することを記述しないと。要は、これからやっていきたいという意思表示みたいなもので、建築界では、あまり重宝されないインターネット世界に可能性があるんだということが言いたかった。90年代に一時期あった、磯崎氏が発言していたコンピュータに対する期待とは違うとうことは言える。僕の認識では、建築がドラスティックに新しい次元を獲得すると言ったことを標榜するものとしてコンピュータが挙げられていたと思う。(f.o.a.横浜国際客船ターミナルのコンペに勝ったのも審査委員長をしていた氏の文脈があったからだろう)。氏は結局、目に見えない形で建築にワイヤードされただけだと、議論を閉じてしまっている。
SPT.gif
複雑な解析を可能にしたツールとしてのコンピュータが、トッズや、写真のようなサーペンタインパビリオンを見れば分かるように、コンピュータが建築家の思考を開くものとして、伊東氏が実践していることは、一つの建築家が示す可能性だと思う。しかし、(怒られそうだけど)それはなんだか仕組みが分からないから他者にやってもらっている。という感がある。まぁそういう世代なのだ。僕らの世代が躍起になり、身体を重ねながら思考を開くものとして、ブログがある。と言うと非常に大袈裟ですが、ブログがある程度の「大きさ」へ向かう中、実践するのは悪くないというのが僕の所感。本当を伝えるはずのメディアの奔走と建築家の対立の構図を切り崩す可能性や、建築の外と繋がり、結果的に建築の輪郭が広がること。コラボレーションを意識している建築家世代の次に、それが一般化した時、何が起こるのか。下の世代がつっつくには、格好の実践できるツールがブログなのだ(かもね)。

*サイバーカスケードに関すること→ised@glocom研究会冒頭の鈴木謙介氏による講演でもイラク人質事件について触れられ、「ネット上の集合行動的現象」が注目されていると言う。鈴木氏によれば、2ちゃんねるは、イラクの人質をたたいたかと思えば北朝鮮の拉致被害者家族をたたくといったぐあいで、「政治的主張が一貫しているとはとても言いがたい」。そう述べたうえでアメリカの憲法学者の「サイバーカスケード」という概念を持ち出している。カスケードというのは滝のことだが、酵素などの働きによって生体信号が増幅される過程も指す。サイバーカスケードは「ひとりひとりの小さな疑問の声がネットを通じて増幅され、全体として大きな力になる」現象であり、「現在のネットを席巻しているのは、右か左かという政治的立場と連動した“ナショナリズム”というよりもむしろ、感情的なフックを引き金として噴き上がる“ポピュリズム”」だと説明する。思想的な背景のある行動というよりも情緒的な圧力行動だということなのだろう。

このエントリーは下記を参照して書きました。
LINK:歌田明弘の『地球村の事件簿』:「2ちゃんねるの時代は終わった」
LINK:週間!木村剛:モノ書きの老婆心:「匿名性」を護るために
LINK:梅田望夫・英語で読むITトレンド:最終回・Blogを26カ月続けてみて

blog | Posted by at January 14, 2005 6:20 | Comments (3) | TrackBack (2)

原宿から原展まで

髪を切ったついでにディスクリートシティを見に歩いて行った。表参道から青山通りを超えて、ミヤケイッセイの隣にA-POCあったかな?と思いながら根津美を曲がる。切ってもらっている美容師の人は変だという事はわかっている。マテリアルってなんでしたっきと言われ。どうやらNYに住んでいる友達からの手紙にそんな街と書いてあったらしいことが分かる。歴史的に恐慌の時に安くなった労働力を集め、生産性の高い材料となり得たガラスと鉄を開発し街を作ったと言ってみた。六本木ヒルズの開発も景気が低迷している時に作ったからダブらせようとしてるかもね。と言いかけたところでかわいいアシスタントの子が来て途切れる。ヒルズが視界に入る青山霊園を抜けるとギャラ間に着く。展示は多分同時出版している本とかなりかぶっているはず。鼻水のせいで集中出来ない。集合住宅のプロジェクトは初めてみた。詳細が知りたい。本を読もう(DISCRETE CITY)。地下鉄を降りるので終了。

展示は2月19日まで。

本展に関連して行われた、大江健三郎と原広司の講演会
LINK:simon:デザインする態度
A-POCの展示
LINK:simon:見る美術@金沢21世紀美術館

日記 | Posted by at January 12, 2005 16:10 | Comments (2) | TrackBack (0)

千石のラーメン

足繁く通うお気に入りの食処シリーズ開始!
千石自慢らーめん
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醤油豚骨のラーメン 550円〜 豚骨と鶏骨の合わせスープの塩ラーメン 630円〜

僕は、麺が細めの塩ラーメンのラインがすき。醤油ラーメンは、麺が札幌ラーメンのように色が黄色く、ややチヂレてる。麺に卵が入ってるのかな? ちょっと前までは、完全立ち食いだったが、気合い入りまくりの改装後、妙に親切なカウンター席になった。ちなみに営業時間も変わった。午前11時〜深夜2時(水休)。近くには、建築家 佐藤光彦の千石の住宅もたつ。なかなか通りすがる機会のない場所なので、都内から埼玉方面に17号を使って、車で向かう時など、ふと思い出すと立ち寄れるかもしれない。近くの六義園もおすすめ。写真は、もやしらーめん。そう言えば、うつわの左下にいる、あじたまちゃん。以前は半熟だった気もするけど。まっいっか。

趣味, dine | Posted by at January 11, 2005 4:02 | Comments (4) | TrackBack (2)

アイデアを露出する

ブログをするきっかけは、研究室の活動をアーカイブ化して閲覧できるようにしたいという意向があり、ブログという形式を利用して始めたのだ。きっかけはそんなところで、僕個人的には、モチベーションを言葉にしたい欲求。という伏線もあった。だから、(場合によっては、人にとって不快かもしれない)結構入れ込み気味なエントリーがいくつか乱入している。そこが、繋がっているようだとまだまだ、勘違いしてるハッピーな奴に終わってしまう。ブログすることにどういう意味があるのか。そんなことを考えていたら、気になるエントリーを発見した。
LINK:minamoto.net:語ることで失うモチベーション
少し、後ろ向きなエントリーのような気がするが、《「語る」ことは一種の快楽であり、創作行為であり、それはある種の満足感をもたらすものであるから、モチベーションの消費である。》といった事は、分からなくもない。自身、言葉を操ることを目的とした活動をするために、ブログを利用している訳ではない。また、創意を充実させていく上で、言葉に頼ることは、よくないとも思っている。一方で、(自分の中でボンヤリとしている感覚が充実していくような)楽しいアイデアは会話の中でしか発見できない。とも思っている。そのために、ブログを続けたいと言っても過言ではない。生身の会話ではダイレクトにテンションをあげてくれる。ウェブ上での会話は、ドライに(時間差のある)情報と繋がっていける可能性があるから、面白い。
納得させる。という目的はなく、触発されてトラックバックによって繋がっていける。BBSのように温度のないリニアな会話が並ぶものではなく、カテゴリーや時系列のようなある意図を持って繋がっていけるのもよい。共感されるという喜びも、もちろんある。欲を言えば、積極的な会話(議論)もしたい。

以下、このエントリーを書く気になったリンク。
《人を納得させられないアイデアはアイデアとは言えないし、人の知らない結果は価値がない。》
LINK:アイデアをいかにかたちにするか - FIT2004・CMU金出教授講演

《科学の歴史はある意味では錯覚と失策の歴史である。偉大なる迂愚者(うぐしゃ)の頭の悪い能率の悪い仕事の歴史である。頭のいい人は批評家に適するが行為の人にはなりにくい。すべての行為には危険が伴なうからである。けがを恐れる人は大工にはなれない。失敗をこわがる人は科学者にはなれない。科学もやはり頭の悪い命知らずの死骸(しがい)の山の上に築かれた殿堂であり、血の川のほとりに咲いた花園である。一身の利害に対して頭がよい人は戦士にはなりにくい。》
LINK:科学者とあたま 寺田寅彦(昭和八年十月、鉄塔)

《インターネットという世界においては不特定多数に向けて何か行動を起こすと「disparate audiences」(共通点のない本当に色々な人達)との接触を避けられない。Blogに限らず、個人のWebサイトや、フリーウェアを公開している人は必ず経験し、その活動をやめるきっかけになっている事も多いように思う。》
LINK:Blogを書くことの心理的負担とそれを上回る魅力 梅田望夫

blog | Posted by at January 10, 2005 8:46 | TrackBack (2)

イメージをつくる美意識のひとつ

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面出薫と伊東豊雄の対談 (光の建築をめざしてー「風の塔」から「せんだいメディアテーク」まで TOTO出版) の中で、ブルーモーメンントという言葉が出てくる。簡単に言うと、昼と夜の間にある短い瞬間。面出さんの説明を拝借すると、「日没の直後、地平線に沈んだ太陽の光が天空に拡散して青い波長の光に包まれる瞬間。その青の瞬間というのは、胸騒ぎの時間、とても不安定な情緒になるのですが、気持ちが吸い込まれるような美しい時間です。」さらに、メモによるとジャンヌーベルさんは、建築家は昼と夜の二種類の図面を書けと言っております。伊東さんは、昼と夜の交差する時間に現れる建築は、その建築が美しいのかを見るひとつのものさしである。というようなことを言っています。メディアテークのコンペ時の衝撃の模型は、その背景が目に見えて表現されたものだと思います。ブルーモーメントに輝く建築を目指すというのは、ひとつの美意識として頼もしいものだと、コンペ案を思いだし、トッズを見て (パークドームも見て) 思いました。そういや、横浜の調査してたのに、風の塔見てねーや。今度行こーっと。

写真は、コンペ史上まれに見る、審査委員長の村野籐吾が設計した広島世界平和記念聖堂。

建築家 難波和彦のホームページにある青本往来記で、下記の一文を検索すると、当時の状況が少しわかる。
「広島平和祈念聖堂コンペ」の審査委員で、後に聖堂の設計を担当することになる村野籐吾の位置も興味深い。

建築 | Posted by at January 7, 2005 22:19 | Comments (1) | TrackBack (0)

カスタマイズしよう! talby

機種変更が安くなる13ヶ月目に突入したのを見計らって、黒ゲット。機種変してから一週間。オフィシャルのカスタマイズ用のサイトに飽きてきたので、そろそろかなと思っていたら。みつけてしまった。こりゃもうどっぷりだな。買いたての時は、メール打ちにくくて指つりそうやったけど、今では、超高速に両手で打てるようになりました(笑)。ブラインドタッチまでいきそうだよこりゃ。当然、緑でしょと思いながら、初めてモックを見たときは、ん?ボタンが妙につやっぽいなぁ。という印象だった。そしたら、タカミーも緑を買うとか言うてたのに、黒を買ってきた。さぁ悩んでしまった。いつも、第一印象でgoすることが多いわたくし。ビックで悩んで悩んで。黒を買ったのでした。みんなが作ってくれたのに飽きてきた頃、こっそり作ろう。そして僕もこっそりダウンロード出来るようにしよう。

F+:自作ランチャーいけてる。
talby-fan:シンプルな見た目の総合的なサイト。
talby-square:こてこてやなぁ。タルビーへの愛を感じる。
talby自作flashの作り方:自作を作る気になってくるサイトやね。
Macメニュー・シンプルメニュー:ダウンロード可。マック風はやや作り込みすぎか。

LINK:Motoe Lab, MYU : talby

INFOBARにしろ、talbyにしろ、コンセプトモデルとほぼ同じ体裁で出てくるのは、携帯が扱うデザインするための要素が少ないからだろうか。デザイナー自身の一貫性みたいのが現れているように見える。インテリアや什器単体スケールは多少あるものの、建築を建てたことはない。自分の持つイメージの始まりが、経過に起こるやりとりの中で、変容していくのがおもしろい。なんていうフレーズを耳にするけど、やっぱりデザインをする人間として評価されるためには、貫く様相が人に分かるようにしないと。

趣味, apple | Posted by at January 6, 2005 3:17 | TrackBack (0)

SANAA


LINK:MoCo TOKYO

ホームページがあるなんて知らなかった。
建築同様真似できぬ。
ただのシンプルでもなく。
ただのミニマルでもない。
サナーという言葉が生まれても。
僕は疑わない。

建築 | Posted by at January 6, 2005 1:52 | Comments (2) | TrackBack (0)

2005年初めに行う再構築

MT3.14へのメジャーアップデートを行い、サードパーティ製の日本語化パッチ初期不良による、IE使用時の管理画面における文字化けの解消。外部へのトラックバック時における文字化けの解消を行います。それが完了する頃までに、→トップページ と言った表記方法などの再検討をした上で、各ブログで乱立しているインターフェイスの統一作業を行います(結構手続きが多くて忍耐力勝負なので、ペースはきっと遅い 笑)。以下は、要検討事項ですが、プラグインflicker使用によるブラウザを読み込むごとに変わる、ランダムな写真表示が、スクエアー状で可能な事がわかったので、その導入検討。はてなアンテナのような感じで、RSSfeedプラグイン使用(参考例)によるtkmy.net外のブログまたは通常のサイトの更新状況の反映。などを考えています。いかがでしょうか?ご意見受け付けます。

blog | Posted by at January 5, 2005 23:00 | Comments (2) | TrackBack (0)

どらどら

菊次郎の夏を見つつ、おみやげに買ったはずの炭酸煎餅を、食おうか迷いながら書いている。

スマトラ島沖地震の余韻冷め止まぬまま年が明けた今年。そのニュースの中で、動物は丘に逃げていて無事だったという話を聞くと、やはり動物には予知能力がるのではと思ってしまう。隣に置いてある新聞に目を向けてみると、松嶋奈々子と江口洋介が共演して、震災をテーマに話が展開するというのも何だかイチ震災経験者としては、いやな風向きに感じてしまう。一方で話題性としては、抜群のタイミングだとはおもうが。見てしまう気もするし。笑 まぁ去年は建築基準法改正前に建てられた建物の中にある院生室で何度も強震に合い、面食らっていたし。地震には気をつけたい。

五十嵐太郎のエキサイトイズムを見ていて思い出したが明治生命館は、確かによかった。中に入っているMARNIも品揃え豊富でよい。いい自然に囲まれたところに建築をつくればなんでもよく見えてしまうような感じ。は否めなかったが。(重要文化財の明治生命館がそれほどよい)。かつてのモダンを象徴する様式が現代に引き込まれた感覚の意味を考えるきっかけを与えてくれる。まだ、完全にオープンしきっていないのでオープンする秋頃行くと、大川先生絶賛の部屋も体験出来る様になるはず。

ターミナルの概念を作ったと言われる阪急梅田。設計に伊東忠太も関わっているそうだ。阪急で三宮から京都まで一気に行けない(笑)ほど終結性が強い。梅田周辺は地下街が発達していて、雨の日でも新地まで行けてしまう。繁華街のひとつと言えるお初天神通り方面へもアーケードが連なっている。傘なしでここまで広範囲に徘徊出来るのは、梅田くらいじゃないだろうか。(2006年秋には阪急西宮スタジアム跡地に新店舗を開店予定。 1929年に創業した地上9階?地下1階の梅田本店を、2014年までに最大で地上41階?地下2階の耐震性を高めたビルとして全面的に建て替え、低層階部分に再入居させることが決定されている。)

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関西だけかも知らんが、昨日に今日。HA・NA・BIと菊次郎の夏を、連夜でやってる。北野映画はあえてあんま見ていなかった。メジャー嫌いな性分がそうさせていただけで特にこれと言った理由はない。こういう機会に見てしまうと一気に全部見たくなる、めんどくさい性格なんや。笑 両方ともタクシーが出てくると話が展開していくリズムになってくるのかなと思ったが、見事に期待を裏切ってくれる楽しい展開。そんな単純なわけがない。ブログサーフィンしながら見てて、エンドロールみたら菊次郎はタケシかよって思わずツッコミ入れてしまった。いい!

どらどら。というのは関西弁でもなく、自分の周辺では僕だけしか使わない言葉です(と思っていたが静岡方面で使っている疑いもある)が、「どれどれ」と食い込み、知的な物色欲をかきたてられるような時に口走る。今年もリニアにすすむ話題。何のことはない普段の会話と同じようなテンポのよいテンションも大事にしつつ、あまり口にしたくないような切り口でいろいろエントリーを積んでいこうと思います。今年もよろしくですー。

趣味, film | Posted by at January 4, 2005 4:51 | Comments (2) | TrackBack (0)

大阪に建つ二つの教会

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二つのとあるのは、同じ日に行ったから。三年前に行ったときの写真。ひょんな会話で、三ヶ月ミサに通うと光の教会で結婚式を挙げれるようになる。という話を聞く。地元の人のための教会となっているようだ。増築されたことで安藤さんらしい戦う構成がなくなってしまった感はあるが、愛着は変わらない。建築的な構成という話で光の教会の話を始めると、残念な気持ちになるが、愛着が増して、要求プログラムが増したことは、ほほえましい事実である。その事実を目の前にして、モダニズム建築の冗長性がないというのは、短絡的な感情に過ぎないが、それに答える形で存在する40代の建築家のスタンスもどこか利用者に近すぎる感じもする。もっと違うかっこのつけかたもあると思う。このつじつまの合わない妄想は、僕らの同時代性はどんなものなのだろうか。という疑念に始まること。もうひとつの写真は、村野籐吾の宝塚カトリック教会。そういえば、心斎橋そごう無くなったなぁ。

建築 | Posted by at January 3, 2005 3:49 | Comments (4) | TrackBack (0)