いまさらだけどオススメ選手inアテネ

2002年ワールドカップ、イタリア対クロアチア@茨城で、イタリア代表を応援する日本人

 ということで、いちおうわたくしスポーツメディア界の端くれといたしまして(職権濫用専門ですけどね)、アテネ五輪のオススメ選手を紹介したいと思います。いまさら。もうほぼ終わったも同然なんですケド。

 ずばり今回、私が大注目していた選手はふたりしかいませんでした。その名もアレッシオ・ボジャット(競泳)とアンドレア・ピルロ(サッカー)。

 ……えぇ、ぜんぜん日本人じゃアリマセン。むしろふたりともイタリア人です。さらに言うと、べつに日本がメダルをいくつ獲ろうが知ったこっちゃないわけで(それどころか、日本人が活躍すると、仕事がめちゃくちゃ忙しくなるので迷惑)。いくら私が吉田松陰先生を敬愛している、やや右寄りの人間であろうと、スポーツにナショナリズムは関係ありません。あ、柔道の内柴選手は男前なので好きですよ♪

 まずアレッシオ・ボジャット。彼は本当に素晴らしいです。200と400個人メドレーの選手で、特に400がお得意。ヨーロッパの大会では常に上位に(“攘夷に”と変換するこのPCはさすが)食い込む実力の持ち主。
 で、なにが素晴らしいかというと、2002年ベルリンでのヨーロッパ選手権400メートルで金メダルをとったときのこの記事(というかこの写真)。「ぎゃー、なにこのイタリア人かわいい!」と一目惚れをしたわけです。その後、とあるルートからとイタリア語のメールをやりとりして愛をはぐくんでいったんですね(いつもイタリア語の間違いを指摘されるけど)。現在もはぐくみ中(一方的に)。

 そんな男前のアレッシオですが、今回アテネは残念な結果になってしまいました。得意の400メートルでは自己新の4分12秒28を出しながらも4位。銅メダルに1歩届かず。だいたいあのアメリカのフェルプスとかいうブサイクなガキは、何種目も出ちゃってズルイのよ! 200にいたっては、6位で予選通過しながら準決勝で敗退。めちゃくちゃ低調でした。

 やはり天は二物を与えないっていうんですかね。FORZA ALESSIO!!!

 ……興奮して長くなってしまったので、アンドレアの紹介はまた後日。ちなみに写真は2002年ワールドカップ、イタリア対クロアチア@茨城でのナイスなサポーターを激写したものです。

すぽると | Posted by at 8 25, 2004 19:02


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