ジンガロ

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騎馬オペラなるものを見てきました。都立現代美術館の横、木場公園内に設けられた即席の円形舞台(舞台直径30m位だろうか)。ホワイエなき居心地の悪い待ち時間に、人間観察。エルメスが後援しているのと、フランス発だからだろうか、女性が多い。一方で、ピンの男性も目に付く。動物が主役の舞台だけに、入場にもナイーブな配慮。開演10分前にようやく開場。平日の割に入りは良い。物語というよりは、一種の即興アートとして見れば、すぐに世界観を共有出来たかも知れない。チベット僧による打楽器やホーミーと、幻想的な照明やスクリーン、訓練されているものの愛嬌のある動物。鍛えられた人間。よくできた演出だ。予期せぬアクシデントを期待したが、それは起こらなかった。アヒルが馬を追いかけ、その群れを、馬を扮する人間が追い回すシーンが、一番分かりやすく、おもしろかった。

LINK:パリノルールblog:ジンガロが日本に来ます!

日記, body | at March 16, 2005 0:54


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Tracked: May 3, 2005 12:46 AM




Comments

やはりエ○メスは馬好きか?
ぼくも見ました。建物だけ(笑)。雨降るMOTに行ったとき、隣に聳え立っていたのを見た。展示は、またもやMOTの悪口を書きたくなる内容だったが、更に2005年度の年間予定を見て絶句。この人これをやった挙げ句に、この人をやるそうだ。まあ、集客も大事だけど、まずは美術館の名前を変えた方がいい。
しばらくはコメント生活なので、ここで連休までの展覧会情報(笑)。
 アート・ミーツ・メディア ○
 森山新宿荒木展 △
 榎倉康二展 △
 愛と孤独、そして笑い ×
 マルセル・デュシャンと20世紀美術 ○
そうそう、『ジンガロ』(笑)。この人も昨日見に行ったそうだ。「朝日新聞」によると、〈観賞後、「ジンガロ」を主宰するバルタバス氏を訪問。「信じられないような馬の技術だ。馬の訓練もすごい」と語りかけると、バルタバス氏は「馬には決して物事を押しつけず、提案するのです。馬に教えるのはまさに政治と同じです」と応じた。〉とのこと。まさに「釈迦に説法」? それとも馬だけに「馬の耳に念仏」?

Posted by satohshinya at March 19, 2005 10:46 AM

TB&リンクありがとうございます。
MOTの展覧会、鴻池朋子と溝口彰子、面白かったです!
つーか、怖かった。

Posted by 7ntrdbl at March 20, 2005 10:39 PM

でゅしゃん展。見に行きたかったのに、行けなかった。しかも横浜美術館。丹下氏設計。

Posted by simon at April 4, 2005 5:21 AM

はじめまして。ジンガロ検索でここにたどり着きました。
そしてすみません。初TBだったので良くわからず同じものを2回投稿してしまいました。1つ削除していただければ嬉しいです。

Posted by りぃ at April 12, 2005 12:50 PM

どうも。検索でたどりついてしまいましたか(笑)。しかも初TB。
また、おこしください。

Posted by simon at April 12, 2005 1:59 PM