iPhone

ここ1ヶ月ほどiPhoneを使っている。iPhoneは、間違いなくイノベーティブな製品と言える。電話を掛ける、メールを打つということをベースに考える日本の携帯に慣れていると、慣れていた携帯らしい操作ができないので、初めはイライラするかもしれない。文字打ちは、ボタン式の携帯の方がタフに打てていた気もする。しかし、かめばかむほど味わい深いものにはなかなか出会うことができない。そんなものに出来ている。僕のように、ネットへの期待度が高い人は、iPhoneを手にしたらもう日本の携帯には戻れない。googleでメール、アドレス帳、スケジュールを管理している人は、iPhoneを買って、すぐ同期でき、欲しい情報はgoogleアプリさえインストールすれば、情報を同時検索(デスクトップ&ネット)で呼び出せ、メール作成、電話番号の呼び出しが出来、スケジュールの新規作成、改変もその場で出来る。記憶メディアもHDではなく、SSDなので音楽を聴く程度では、先入観ほどに電池の減りは早くない(ipod shuffleの再生時間が長いのはSSDのおかげ)。発売以来様子見をしていたのは、明らかにヘビィユーザー向けの料金設定と、ソフトバンクの借入金返済が滞りそうで、基地局設置にすらお金を回せなくなってきたという話がずっと気になっていたからだが、三月来の価格改定で、ノリで買って失敗してもいっかという気にさせてくれた。電話も出来、ネットにアクセス出来るスモールメディア。迷っている人はこのノリを体感してもらいたい。

かめばかむほどシリーズついでに、最近読んだ14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君にが良かった。どう良かったかは、気が向いたら書く。

apple | at April 13, 2009 1:43