曲がる鉄 その後

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3次曲面への仕上げとしてフェルトをはっている。

曲がる鉄

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仕事で3次元曲面の天井をつくっている。下地は60*30の角パイプ。普段の場合、曲がらないように考えるのだが今回は曲げるように考えらたものを扱っている。良い経験です。

外出メモ 2005.01.31

■長島有里枝展 -Candy Horror-
会場 SCAI THE BATHHOUSE 
日程 2004年12月17日〜2月5日
時間 12:00〜19:00 日・月休

■戸田正寿「HEIAN」展
会場 東京都写真美術館
日程 1月21日〜2月19日
時間 10:00〜18:00(木・金は20:00まで)月曜休

■「森山・新宿・荒木」 展
会場 東京オペラシティアートギャラリー 
日程 1月15日〜3月21日
時間 12:00〜20:00(金・土12:00〜21:00)月休、2月13日日曜日休

■アーキラボ : 建築・都市・アートの新たな実験展 1950-2005
会場 森美術館 
日程 2004年12月21日〜3月13日
時間 月・水・木曜日 10:00〜22:00、 金・土・日曜日および祝前日 10:00〜24:00

■「アーキグラムの実験建築 1961-1974」
会場 水戸芸術館現代美術ギャラリー
日程 1月22日〜3月27日
時間 9:30〜18:00 月休

■サスティナブルデザイン展2005
会場 リビングデザインセンターOZONE
日程 1月4日〜2月8日
時間 10:30〜18:30 水休

■椅子のデザイン 日本の<座>の誕生から未来へ
会場 埼玉県立近代美術館 
日程 1月29日〜3月27日
時間 10:00〜17:30 月休

■デザイナーと道具 -アイデアを客観化する筆記用具展
会場 松屋銀座7階 デザインギャラリー1953
日程 1月26日〜2月21日
時間 10:00〜20:00(最終日17:00まで)

■アート・ミーツ・メディア:知覚の冒険
会場 NTT インターコミュニケーション・センター[ICC]  
日程 1月21日〜3月21日
時間 10:00〜18:00 月休、2月13日日曜日休

■明日はどっちだ
会場 オオタファインアーツ
日程 1月22日〜2月19日
時間 11:00〜19:00 日・月・祝日休

■Reflection/スゥ・ドーホー展
会場 メゾンエルメス8階フォーラム
日程 1月22日〜4月3日
時間 11:00〜19:00  水休

■プラネタリウム MEGASTAR-I 星空のつくりかた 〜大平貴之の世界〜
会場 日本科学未来館
日程 1月24日〜3月10日
時間 12:00〜16:30 
定員:50〜60名/上映回(先着順)

見晴らし2005.01.22

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我が家から午前5時ごろの見晴らし。
虹色みたいにみえてきれいだった。

WAIT DOWN @プラダブティック青山店

会場となるプラダはH&deが建ているのだが、実はいままできちんとみていなかった。理由は以前一人で少しこきたないカッコで入店した時にあまり店側によい印象もてなかったのだ。それ以来足が遠のいていたのだが今回の展覧会を契機にいろいろとみれて楽しかった。展覧会自体、ファッションを扱うものの中ではおもしろい。巨大な足、回転するスカート、鏡面の板、ルーペといった仕掛けがいつもと違うスカートの見方を提供してくれていた。
それにしても建物はかなり良い完成度で出来ていた。本当は写真をとって残しておきたいのだがさすがに隠し撮りが敢行できず言葉だけでもメモを残しておこうと思う。自分が忘れないために(笑)。細かい話になってしまうが、徹底的に材料の見切りの数を減らそうと意識されていることがとてもよかった。階段のノンスリップ、エレベーター内のシート貼り、天井のパンチングの穴あけ、どれも大袈裟な加工ではなくちょっとしたアイデアで解消しているところが素敵だ。もちろん構成や中の空間感は各階材料が同じにもかかわずバラエティに富んでいておもしろいです。

工場検査

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工場検査にいってきた。とある仕事で発砲スチロールで巨大なR壁をつくっているのだが、基本は普段、模型でヒートカッターを使う方法と同じ。3m×3mの巨大なヒートカッターの上に発砲スチロールをのっけてカットラインはCADデータで簡単操作。コンマ1mmまで精度がでるとのこと。そのため巨大なものから隣の細かい五重塔も制作可能。カット面の仕上がりも温度と速度の調整でいろいろと選択ができる。日常の中では単なるクッション材でしかない発砲スチロールがこんな精度でつくられていることに大して驚き。いろいろと使い道はあるのになと思った。

外出メモ2005.01.14

■ロス・ラヴグローヴ展:SUPERFLUIDITY-超流動性-
会場 ギャラリー ル・ベイン
日程 2005年1月11日〜1月28日
時間 11:00〜19:00

■榎倉康二展
会場 東京都現代美術館
日程 2005年1月15日〜3月21日
時間 10:00〜18:00

■河野鷹思のグラフィック・デザイン
会場 東京国立近代美術館
日程 2005年1月12日〜2月27日
時間 10:00〜17:00(金曜日は20:00まで)

金沢ツアー/21世紀美術館

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金沢ツアー/市街

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金沢ツアー/兼六園

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見晴らし2004.12.17(蒲田)

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朝日が強烈です。最近蒲田でも高層マンションがふえてきた。
逆光なので建物の輪郭だけみえて特殊な地形みたい。

金沢ツアー/玉川図書館

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上記は20年以上前に谷口事務所が設計した図書館。印象としては飽きのこないおいしいサンドウィッチを食べた感じだった。その理由は2つあるのだが一つは材料、色数の多さがあげられる。建物の構成は開架書庫のボリュームと学習室,事務室などの閉じた部屋が集められたボリュームが中庭を挟んでリニアに配置されている。この二つのボリュームが違うデザインボキャブラリーでつくられており、開架書庫の方は天井高は高く中庭に面してガラス張りとなっていてかなり品の良い倉庫ような空間で、中からは木々の様子が伺え気持ちよい読書スペースとなっている。もう一つのボリュームは図書館と隣接している古文書館?にあわせて煉瓦が多様され、丸いトップライトや半円状出っ張っている出窓、さがり天井などかなり手の込んだものとなっている。中庭上部に2階建てとは思えない巨大な鉄骨梁が横断しているのだがこれは中庭面に柱をおとさずサッシだけの軽快な立面にし、閲覧場所と中庭との境界線を出来るだけ小さなものにしようとし、また2種類の建物を繋ぎつつ少し囲われ落ち着いた中庭の場所もつくりだしている。一言でいえばドライ,ウエットの空間と中庭が具になっているとてもおいしいサンドウィッチようだった。もう一つの理由は20年前以上たっているにもかかわずサイン,家具が昔から変わらず当初の設計のまま使われていることだ。どこか破綻を来して当初の計画通りの使われ方はしない場合もあったりするのだが、その変化も許容して現在まできている。飽きることのない定番メニューのようだ。MOMAが出来た今では一般的には谷口事務所はガラスが多く淡く白い石ばりの建築ばかりのイメージを持ちやすいがこの建築はそのことを払拭させるとても饒舌なデザインだった。tkmyさんからおもに設計の方法や建築の考え方など今後この仕事を続けていく上で下地となるようなことを教えてもらった。たまにtkmyさんが「〜は〜するとかっこいいんだよ」と楽しげに具体的なデザインの話していたときはなんだかとても説得力がありうなずいていた気がする。長い時間の中でのデザインのおもしろさ,重要さを考えさせられよい刺激だった。それにしても道路側の雨だれ全開の外壁はヘルツォークも真っ青な感じ。

スケールオーバー

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ここの見学、前回は申し込みを忘れたので次回は必ず行きたいと思う。

見晴らし2004.12.07

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久々に雲が目立たない空。

インタラクティブパブリックアート

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名古屋駅前のホテル入口立っている巨大マネキン。シーズンごとに着せ替えられ前回目撃時は中日ドラゴンズの優勝にともないオレ流Tシャツが着せられていた。もちろん今回同様パンツははいない。お色気パブリックアートは着せ替えも出来ることからインタラクティブなアート。季節を無視した虹色チューブドレスに年末年始無災害のぼりとの組み合わせはなかなかアバンギャルド。高さめいいっぱいに立っているのでもしや構造体だったり?とも思ったりとなかなか楽しい。高そうな石とか鉄でできたパブリックアートもわかるけれどこの手のものもおもしろいと思う。

鶴見ツアー

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「けものファサード」
嗅覚、聴覚も刺激される、なかなかの存在感

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「ハイスペックファサード」
機械仕掛けのハイスペックもの、店内は残念ながらハイスペックな感じはしない

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「味のファサード」
うぃーんってどんな味がするそばかイメージ不可能

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「広場のファサード」
黒塗りタクシーで埋め尽くされた夢広場へようこそ

ペットボトル

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とあるビルの玄関。
このペットボトルは、たぶんねこよけのためなのだろうが、あまり量の多さのため玄関前のデコレーションにもみえる。当然、その中の水は植物のためにも使える。単純に量を増やすだけで一つだけしか意味がもっていないと見えるモノが三つの意味を持っているものに変化してとらえることができる。

植林

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tkmyさん家のそばの駒沢公園。
ここの木はとても立派、tkmyさんに教えてもらったのだが、
当時この公園がつくられたときオリンピックのためということから
最初から大きな木が運ばれ植林されたそうです。
通りの幅はその大きな木を想定されていたのだろうか?
木も立派だが通りもかなり立派な感じの幅で出来ている。

太田市ツアー

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日曜日に群馬県太田市に行って来た。

小嶋研究室設計による太田集会所とC+A設計による住宅を見るためだ。集会所は鉄板と50角パイプといったスチールの箱で出来た3つ部屋をたよりに木の架構がかけられた空間。その箱は周囲の環境と関わり合うため突き出すような格好となっている。ちなみ周囲のアスファルトによる外構も設計されている。

住宅は写真はないが畑の中にアイコンとして目立つ感じの佇まい外壁にベニヤの上にFRP防水を施したものが使われている。ベニヤの節もFRPでつぶされ、その上に5mmぐらいのクリアーのFRP層が設けられている。FRP層はもちろん防水のためだがその奥にあるベニヤはなんのためだったか確認出来なかった。FRPの特性を生かしてベニヤ部分的になしにして内照式の照明になっているところは壁と開口部の関係性がくずれていておもしい。でもメンテどうしているんだろう?いずれも写真がないんですが、、、


八王子の鉄塔

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この鉄塔は高層住宅における配管実験、高所における心理的不安などの調査が目的で建てられている。デザイン監修は伊東豊雄建築設計事務所。

季節による佇まい

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懐かしかったので自分のパソコンあさったら画像が出てきました。
冬と夏で見比べて錆びた鉄板の雰囲気はは冬の白い景色の中でも、夏の緑をバックにしてもなじんでいると思う。それと同時に直線がつくりだすフォルムは自然の中でいかに不自然(悪い意味ではない)なものかと感じる。そのおかげでなじみつつ存在感のある佇まいを得られているのだろう。

外出メモ2004.11.10

■「ヴォルフガング・ティルマンス:Freischwimmer」
会場 東京オペラシティアートギャラリー
日程 2004年10月16日〜12月26日
時間 12:00〜20:00(金、土は21:00まで)

■法貴信也「スリップ・ノット」
会場 ナディッフ
日程 2004年10月29日〜11月28日
時間 11:00-20:00

■アントニー・ゴームリー:「アジアン・フィールド」展
会場 旧東京都立城南高等学校体育館
日程 2004年11月6日〜11月28日
時間 11:00〜20:00(最終日は17:00まで)

■明和電機:ナンセンス=マシーンズ
会場 NTT インターコミュニケーション・センター
日程 2004年11月3日〜12月26日
時間 10:00〜18:00

■スヴェレ・フェーン建築展
会場 東京芸術大学美術館陳列館
日程 2004年12月12日〜01月20日
時間 10:00〜18:00

地上108mの床

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八王子の街が一望できる鉄塔は床が全てグレーチング。
そのため108m下の地面を見ることが出来る。なかなかない体験。

見晴らし2004.11.09(八王子)

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本日、仕事で八王子まで行って来た。
写真は八王子の地上108mの鉄塔から撮影。
どこかの地方都市や郊外住宅地とも違う感じがした。
中央道の恩恵からか配送センター、工場が目立つが、
建物、道路などの出来方がどことなく途中で止まっている風景。
ある意味とても特徴的な東京の眺めだと思う。
一緒に行っていた人は同じ日に、銀座でも打合せがあるらしく
仙台−横浜よりもの八王子−銀座のほうが同じ東京の中だが
ギャップが大きいなと話していました。

コンペ的な思考

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大きな倉庫の中に手を加える現場を見ているのだが、そこで使用されている仮設照明。直接見てもあまりまぶしくないわり意外と光が遠くに届く。レンタル代は月2万円程度。

「コンペ的な戦略ですべての建築が片づくわけではないけれど」
コンペで求められる思考回路としてはその都度かわる形式の中で「新しさ」「驚き」を持つ「最適解」を導き出すことだと定義してみる。そうであればその定義は実作の建築を作る上でも僕は有効だと思っている。定義の言い方をすこし変えると「その都度変わる条件に対して既成概念に引っ張られずに最適解をみちびく」。この中での「既成概念」というのはつまらない常識からつくり手の美意識や趣味まで含む。つまらない常識に対しては日々の批評的なまなざしで乗り越えることはできるが、個人が持つ美意識や趣味は何をもってして解体、整理、再構築がその個人の中で出来るかが未だにわからないのが悩みである。そんなの出来ないのかもしれない、それを目標とすることが間違っているのかもしれないが自分としては意識としては大事だと思っている。

見晴らし2004.10.28(環八)

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なかなか凄みのある黄色。

見晴らし2004.10.28

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今日は穏やかに晴れた日、富士山も見えました。

見晴らし2004.10.22

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台風のあとの割には地味な夕日でした。

超大型台風の日に、

地方出張に行ってきました。行き先は岡山。朝7時に家を出て現地に着いたのでは夜9時。台風の目は拝むことはできなかったが直撃した場所を体験出来ました。帰ることは出来ず、そのまま名古屋の現場にもよってくることになり移動ばかり。
20日 08:15 新幹線 東京発
20日 11:30 新幹線 停車
20日 12:30 新幹線 姫路駅停車 在来線もストップ
20日 15:00 在来線 姫路発 在来線が再開したので
20日 15:30 在来線 相生着 
20日 15:45 タクシー 相生発 在来線が上郡までなので
20日 18:00 タクシー 備前着 山陽道、国道2号封鎖のため山道に迂回
20日 20:30 タクシー ??? 東京に帰れないこと決定
20日 21:00 タクシー 岡山着 岡山
21日 07:30 タクシー 岡山の○○○○本社着 現地視察+打合せ
21日 09:00 タクシー 岡山着
21日 12:00 新幹線 名古屋着
21日 13:00 地下鉄 藤が丘着
21日 13:00 バス 長久手着 現場で打合せ
21日 19:00 バス 藤が丘着
21日 19:30 地下鉄 名古屋着
21日 21:30 新幹線 品川着
21日 22:30 原付 上野毛着 事務所で打合せ
22日 02:30 原付 帰宅
自然災害はなめてはいけないと痛感。台風の日は出かけてもいいことはないな〜、振り返ると移動ばかりでかなり効率悪いことに気づいた。全然仕事していない。一緒にいた事務所のボスは一日ぼ〜っと出来てよかったといってたが、僕は移動中のタクシーが極寒でしかも膀胱炎にはなりかけるし決してよい日ではなかった。

無理のないこと

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美しが丘の家をみせてもらった。設計は小泉雅生+メジロスタジオ。構造は木造2階建て。2階建てといっても平屋の上に部分的部屋がのっかっていてそれ以外の部分は微妙に勾配が違う屋根の上にデッキや芝がはられている。そのため、外観全体像はみる方向で違うため一見把握しづらい佇まいとなっている。
平面的には1階は四角い部屋を坪庭のような外部?みたいなものがえぐられており、内と外が積極的に関係づけられようとしている。部分的な2階建てもある庭の中に小屋が点在されている印象に近い。当然、その小屋となっている部屋と部屋は一度外部に出ないと行き来は出来ないためここでも、内と外は強く意識される。断面的には部分的に設けた2階部分がスキップフロアとなっており1階との連続感を意識していることを伺える。内と外、室と室、これらがなるべくいろいろなレベルで無理のない状況で空間として連続感を体験でき、生活の幅、アクティビティが広がっていく場所としてこの住宅はつくられている。
この無理のない状況をつくりだせている要因はこの住宅に使われているアイテムの影響が大きいと感じた。ここで述べるアイテムとは例えば、高性能なサッシやガラス、床暖房、屋根の芝生といった、温熱環境を大きく左右するものから、柱とは思えない60角の木、間柱をかねたルーバー、部屋内も軒先も同じ天井仕上げ、存在がうすい抗菌まな板の階段(丸ノコで加工出来るのでいつか使いたいと思っているが結構高い)などの空間の印象を決める意匠的なものも含む。この住宅ではこれら一つ一つのアイテムが高性能なものとして感じた。当然この高性能は設計者の膨大な知識量によってえられたもの。だいたい高性能なものばかり集めて一つのパッケージにしたとき、その性能は悪い方向に干渉され性能が発揮されにくいがそれが嫌みなくまとめられている。たまに高性能住宅とうたわれ気味の悪い感じのものがあるがここではそのような印象はまったくない。パッケージがよいので高性能な部分としては目にはとまりづらくわかりにくいが無理のない快適な開放感ある空間が獲得されていると思う。屋上でBBQしてみたい。
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見晴らし2004.10.16 10分後

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アニメで出てきそうなカット。

見晴らし2004.10.16

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今日は土曜出社です。おかげできれいに富士山がみれました。

戦後最大の台風の日に、

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ロウソク、HANEZAWA GARDENにて

友人の結婚式にでた。丹下が設計したカテドラルで式をあげ、恵比寿のHANEZAWA GARDENでパーティー。友人の結婚式に出るのはこれで2度目となるのだが前回は受付、今回は証人という役をうけてきた。自分自身、結婚していないしあまり感じのよい見てくれとはいえないのでなぜだろうとは思うがありがたいことなので当然喜んでその役を受けてきた。今回の証人は想像以上に重要な役だったことに当日気づきかなり緊張してしまった。当然だがそれ以上に本人達はそうとう緊張していたでしょう。そんな緊張感など感じさせずパーティでは新郎は主役、司会、幹事と一人で何役もこなす姿はすごかったです!いろいろととても楽しい一日でした。おめでとう!

外出メモ2004.10.15

■「ハイ・エナジーフィールド 」
会場 タマダプロジェクトコーポレーション
日程 2004年9月30日〜10月17日
料金 一般500円/学生300円(中学生以下無料)
アクセス 地下鉄有楽町線「月島駅」7番出口より徒歩1分

■「IN BED」
会場 豊田市美術館
日程 2004年10月5日〜12月26日
時間 10:00〜17:30 月曜休館

■「21世紀の出会い━共鳴、ここ・から」
会場 金沢21世紀美術館
日程 2004年10月9日〜2005年3月21日
時間 10:00〜18:00月曜休館

■ジャン・プルーヴェ展
会場 神奈川県立近代美術館 鎌倉
日程 2004年10月30日〜2005年1月16日
時間 9:30〜17:00月曜,祝日休館

■「スィングガールズ」
会場 都内映画館

Time Sensitive 1st Week @WOMB

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金曜の深夜、久々にWOMBに出かけてきた。凄かったです!ジェフ・ミルズ!!

CDのジャケットとかで伺える真面目で勤勉な雰囲気はその通りでした。一つ一つの動作がとても興味をそそられるもの。多少高いですがおすすめです。10月の金曜夜は是非。ただしジェフ・ミルズが出る前に体力を使い切らないように配慮は必要です。27,28,29のみなさん!DVD買おうかな。

見晴らし2004.10.06

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今日はひさびさに晴れた。雨が続いた後の夕焼けはおもしろい。同僚のiさんはうそっぽいと言ってますが、レタッチなし画像。上野毛は食事するにもあまり選択肢がなく決して便がよいとはいえないが、唯一見晴らしがよいことが気に入っている。晴れれば富士山は必ず見えるし、夜は都心の高層ビルもなんとなくだが確認出来る。都心の中で比較的高い海抜のレベルなんだろう。だから高級住宅街が散在しているのかな?

夏休み3@西表島

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9月の末に夏休みをもらって西表島に行って来た。
アトリエに勤めるようになって初めてといっても過言ではない充実した夏休みを過ごせたと思う。以前は休みなどとらなくても仕事の内容が充実していれば気力、体力は続くものだと思いこんでいたが、3月に体を少しおかしくしてからそうもいかないものだと考えるようになりオンとオフをきちんとわけることが大切だと感じていた。今年の夏休みはその切り替えが実践出来たと感じている。
で、西表島はどうだったかというと、かなりよかった!素直にみなさんにおすすめ出来ますね。南国に行くこと自体初めてなのだが、かなり上質の南国バカンスを体験してきたと思う。東京から飛行機3時間、船1時間、合計4時間ぐらいはかかるがその分遠くにきたな〜と感じる。4時間以上って上海行けますから(笑)。遠くに来たというフィジカルな感覚は休みの気分を盛り上げる。しかも携帯電話が部分的にしか入らない。仕事上のあらゆる回路を切ることが出来きます!
島には信号が一つ、道路も一本(しかも島全土を1周できない)、コンビニなんて当然なくスーパーが3軒ぐらいあったかな?それ以外は自然しかないです。海、川、森、山、滝、空とにかくどれも素晴らしく美しい。観光地化されて人の手が加えられたものではなく、手つかずの自然ばかり。観光地だとどうして受け身気味の「観る」だが、西表島は自然のままなので自分の目で見て感じ考え発見するといった能動的な「見る」になれる。「何これ!?、きれいだな〜」と驚きばかりだった。
また行きたいと思う。よい夏休み。

夏休み2@西表島

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夏休み1@西表島

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準備メモ 2004.09.14

[衣類]
短パン、Tシャツ、アロハシャツ、長ズボン、長袖シャツ、水着、ウィンドブレーカー、サンダル

[アクセサリー]
サングラス、帽子、眼鏡、時計、サバイバルナイフ

[ユーティリティ」
防水写るんですサイバーショットU60、iPod(+電源)、miniスピーカー、ガイドブック、読書用の本、乾電池、浮き輪、レジャーシート、双眼鏡、胃腸薬、消毒液、絆創膏、虫よけスプレー、ムヒ

[レクリエーション]
シュノーケリング1シュノーケリング2シーカヤックダイビング

[交通]
レンタカー、タクシー、船

[天気]
石垣島地方竹富町

[地図]
観光マップ食べ歩きマップ

[食事、お土産]
そーきそば小物

「誰も知らない」@渋谷シネアミューズ

日曜日、見てきました。
映画は基本的には娯楽アクションしかみないため誰からか誘われない限りこのジャンルは見ないのですが今回行ってとてもよかった。悲しいとか楽しいとか簡単に表すことが出来ないなんともいえない感情の起伏から涙腺がゆるむ。それで見終わったあとも残像が頭の中に残りまたまた涙腺が。。。という感じ。
「巣鴨子供置き去り事件」が題材とされている。詳しくはリンク先のページで書いてあるため省くが憎しみにみちた凶悪事件というわけではなく、ひょっとすると誰しもがもっているかもしれない当たり前な気持ちや小さなコミュニケーションの積み重ねがずれてしまったために生まれた出来事だと思う。そのためこの映画の中では善と悪の二項対立による大きな物語は存在しない。ただ人と人とが一緒にいるという日々の営みが描かれている。映像から最初はドキュメンタリーっぽい感じを受けてあまり感情移入できなかったが徐々にその自然な演技がはまってしまった。まあとにかくおすすめ。見終わったあと他人との距離の取り方が少し変わった気がする。

なぜblogなのか、

事務所のボスから文章を書くことを進められたことがきっかけでblogをはじめた。一人だけの日記ではうまく続かないと思っていた中、futchにblogの存在を教えてもらい現在に至る。ではblogを使って自分は何をしているのか?それは文章の組立を練習することが大きな目的だと感じている。この組立は実際、設計する上では生まれたアイデアをどのように展開し構築するかという作業に近い。その次の目的としては自分が書いた文章を他人がどのように解釈するかという確認である。建築は到底一人ではつくれるものではないため多くの人々とコミュニケーションをとりながら仕事を進めなければならない。その様な状況下ではいかに自分が考えていることが他人に伝わり理解されているかが最終的な仕事のクオリティーに繋がるといっても過言ではない。blogでは一方向、双方向どちらもコミュニケーションの取り方がある。文章の書き方一つで他人が書き込みやすいものもあれば、硬い文章にすれば当然書き込みも少なかったりする、こちらが投げたボールの種類によってかえってくるボールの種類も違う。それが会話の気軽さのものも、テキストとしてしっかりしたものも色々と記録として残る。なかなか形として残りづらいコミュニケーションがblogでは視覚化、アーカイブ化されるため、コミュニケーションの大切さを学ぶ上で有効だと感じている。そもそも、人と人はお互いわかっていそうで半分もわかっていないんだろうなと自分は考えている、100%理解してもらうにはこちらは200%伝える。焦らずゆっくり細かく自分のペースでその200%を出す。でもなかなかそんなにうまくはいつもはいかないもので、、、間違った位置に梁がついてしまったりする。いずれにせよ、blogは間接的ではあるが設計つながっていると思う。

外出メモ2004.09.09

■「琳派展」
会場 東京国立近代美術館
日程 2004年8月21日〜10月3日
時間 10:00〜17:00

■「茶の味」
会場 都内映画館

■「珈琲時光」
会場 都内映画館

「カフェ・イン・水戸2004」@水戸芸術館+中心市街地

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日曜日に水戸に行って来た。
かなり大雑把な感想を言えば前年よりかなり良い。最近の水戸芸の展覧会の中でもおもしろいほうだと思う。前年は通常の展覧会よりあまり予算がさけずやむおえない感じの印象だったが今年は美術館だけで閉じず街全体をより盛り上げようという雰囲気もうかがえた。

前年、今年とみてようやく気づいたのだが、タイトル通りかなりカジュアルな展覧会である。誰がみてもどこか楽しめそうな美術ばかりで、しかもただ見るだけではなく鑑賞者が実際に体験する参加型が多い。普段、現代美術なんてという人でもおすすめだと思う。越後妻有のトリエンナーレとまでは到底及ばないがアイデンティティが失われた地方都市を盛り上げるイベントとしてはよいものである。これも東京を射程距離ととらえ活動を続けてきた水戸芸があってからこそなのだろう。来年も楽しみだな。

で、上の写真は水戸市街でインスタレーションされているアトリエ・ワン(左)、ひのさん(右)のもの。あと青木さんも出している。ひのさんは他の作家のギャラリーとして古い建屋を改修しているため、実際「使える」ものになっていて悪くはない。他の2人に関しては完全に「使える」ことは難しい感じ。そのためか建築の意味的レベルに対して批評性のある視点でひねりの効いたおもしろい作品なのだが、表現の強度として少し物足りなさを感じた。単純にいうとちょっと素人感がある。この手のインスタレーションは予算上どうしても多大なるボランティアの方々で成立してため、あるプロの作家作った作品に比べてどうしても完成度と落ちてしまうので仕方はないだが。最近、現代美術の展覧会で建築家も増えてきて見る方としてはおもしろい、よい刺激。

写真の二つをみて機能の表現とはなんなのだろうか?最近、空間をつくりこんでいく上で、モノ本来の性能や機能のみが表現されたものに出来ればと考えている。そのためか部材や加工をすくなくする方向にいくのだが、これはミニマムな表現を目指しているわけではない。どちらかというと今回の作品に近いものは感じたのだが、まだまだみえてこないな〜。

「疾走するファイバー展」@日本科学未来館

土曜日にGDPと合わせて日本科学未来館にいってきた。
目的は青木淳が会場構成をしている「疾走するファイバー展」をみるためだ。

展示の内容はつらつらと繊維のことを述べているのだがまったく見る気がしない。見ていたものは青木淳が設けた仮設の間仕切り壁ばかり。なぜ、みてしまうのかというとその壁がとてもきれいなのだ。ものすごい数の光ファイバーを上下でつることにより、本来線材であるファイバーが面材となり光壁となっている。照明のあて方ひとつで様々な表情がつくられ、見る角度によってもまた違う。極端な話、美術作品のレベルまで表現があり鑑賞に十分あたいするものである。会場構成という作業の中で設計者が何か提案できる部分というのはさほど多いものではない、大雑把にいえば仮設壁の位置とつくりかたなのだが、今回の展示はそのわずかな土壌でものすごく豊潤な表現を獲得できているところがすばらしいと感じた。でも、展示はだめだったな。

「GDP2004」@東京ビックサイト

ecomus.JPG
ecomus house 1:1

土曜日、GDP2004に行ってきた。
このイベントはグッドデザイン賞審査後を一般公開するということがきっかけとなり今年で4年目になるそうだ。僕自身このイベント自体は最近まで知らなかったので当然行くのも今回が初めて。実は正直なところグッドデザイン自体も詳しいことはわかっていなかった。いろいろなプロダクトにGマークのシールがくっついていてなにやらたくさんのものが受賞しているな〜という印象(GDPをみたあと少しその賞の多さの意味がわかった気がする)。

1つしかない金賞の存在は伊東豊雄の仙台メディアテークを通して知ったのだが、仙台メディアテークは建築学会賞も受賞しておりその年ダブル受賞している。メディアテークはチューブによる斬新な構造のためコンペから現場に入るまで5〜6年?の長い時間がかかり、本当に建つのかとまでささやかれた建築である。建築的な質は誰もが認めるすばらしいもので建築学会賞はとってしかるべきものだった。このダブル受賞によって僕を含めて建築関係者からのグッドデザインに対しての意識が変化したと言っても過言ではないと思う。グッドデザイン金賞=建築学会賞というはくがついているのである。そのためか仙台メディアテーク以降、建築系の応募は増える一方とのこと。

グッドデザインはいくつかの部門ごとにわかれており、その部門の中で審査員がよいモノをピックアップしてその各部門の代表がジャンル問わず一つのテーブルの上で審査をされ金賞をきめるみたい。ようは異種格闘技戦、山本理顕のアルミの家 VS フェアレディZ VS ナプキンという構図が成立可能なのである。その異種が絡み合うと場いう意味では展示されるプロダクトに対してスケールアウトしている大雑把なビックサイトの大空間はあっていると感じた。これがどこかのこぎれいな美術館,ギャラリーとかでは逆にしらけてしまうだろう。プロダクトも作品なのだが「使う」という視点では美術作品とは大きく違う。そのため美術の展示ようなある種のストイックな過剰さよりもモノ本来の性能のみが伝わるざっくりした展示のほうが見る側としては「使う」という視野が広がり楽しい。一部広告ベースのブースもあったが(事業を成立させる上では必要なのだろう)ひたすら白い台が並びその上にただプロダクトが置かれている風景は審査後のライブな感じが伝わってくるし、日本のデザイン関係の賞でかなりの知名度があるこのイベントが格式張らずカジュアルな雰囲気の場がつくられていることは、デザインをより多くの人にもっと身近にふれてもらおうという意味でよいものだと思う。

グッドデザイン賞は建築学会賞のようにある大賞をきめる登竜門的なものではなく、日常生活の中にあるモノのちょっとしたデザインに気づかせてくれて生活を豊かにするきっかえを与えてくれる牽引車的な存在なのだと思った(だから賞はいっぱいあっていいのかも)。学園祭、コミケ、建材フェア、カビくさい美術展、一歩ずれるとここらへんに似かよってしまうだろう、唯一GDPしか出来ない審査後の一般公開というスタンスを今後どのように発展、展開させていくかがポイントなのだと感じた。来年も楽しみだな。

外出メモ2004.08.26

■「GDP2004」
会場 東京ビッグサイト 東展示棟 東1,2,3ホール
8月26日(木)18:00〜21:00 受付終了-20:30
8月27日(金)10:00〜18:00 受付終了-17:30
8月28日(土)10:00〜17:00 受付終了-16:30

■「横山大観:海山十題」
会場 東京藝術大学大学院美術館
日程 2004年7月27日〜8月29日
時間 10:00〜17:00

■「奈良美智:From the Depth of My Drawer」
会場 原美術館
日程 2004年8月11日〜10月11日
時間 11:00〜17:00(金曜日は20:00まで)

■「Viktor & Rolf & KCI: Colors ファッションと色彩」
会場 森美術館
日程 2004年8月24日〜12月5日
時間 10:00〜22:00(金・土・日曜日及び祝前日 10:00〜24:00火曜日 10:00〜17:00)

■「小沢剛:同時に答えろYESとNO!」
会場 森美術館
日程 2004年8月24日〜12月5日
時間 10:00〜22:00(金・土・日曜日及び祝前日 10:00〜24:00火曜日 10:00〜17:00)

■「カフェ・イン・水戸 2004」会場 水戸芸術館
日程 2004年8月8日〜10月3日
時間 9:30〜18:00

■「アンジェロ・マンジャロッティ展」
会場 ギャラリー間
日程 2004年9月10日〜11月13日
時間 11:00〜18:00(金曜日は19:00まで)

■「ダオメ DAHOMEY 1967: Photographs by IRVING PENN」
会場 日本民藝館
日程 2004年8月21日〜9月26日
時間 10:00〜17:00

■「時代のアイコン」
会場 松屋銀座8階大催場
日程 2004年9月1日〜6日
時間 10:00〜20:00

■「FATBOY SLIM ONE WAY TICKET TO PALOOKAVILLE...」
会場 ageha
日程 2004年9月22日,24日
時間 23:00〜

■「誰も知らない」
会場 都内映画館

■「華氏911」
会場 都内映画館

■「疾走するファイバー展」
会場 日本科学未来館
日程 2004年6月30日〜8月31日
時間 10:00〜17:00

「高松次郎−思考の宇宙」 @府中市美術館

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土地とか建物の名前がもつイメージは誰しもなんとなくあるもの。
それが予想外に良い方向に裏切られたときは楽しいものである。

そんな体験を先週の日曜日にした。場所は府中市美術館。案外、蒲田から時間がかからずに目的地には着くことができた。府中市美術館はいくつか文化施設が点在する大きな公園の中に建っている。近場で例えるなら砧公園と世田谷美術館みたいなものだ。世田谷美術館と違うことは府中市美術館のほうが新しい建物ということである。一見お金がかかっている感じがしてなんとなくバブルのにおいがするたたずまい。よくもなくわるくもなくなんとも興味をそそられない建築。外見と反して中身となる展覧会はリートフェルト展など東京の片田舎府中で行われているとは思えないなかなか充実した企画が多い(最近になって気がついた)。そのため地方の美術館への巡回展となるものもある。それで今回は「高松次郎−思考の宇宙」が行われていた。

正直なところ高松次郎はハイレッドセンターのこと、影の絵のこと、この二つだけを少し知っているぐらい。影の絵はある本の片隅に白黒で小さくのっているものを見ただけだが興味をそそられていた。そんな記憶を頼りに行ったこともない土地の知らない美術館を体験してきたである。展覧会の内容は簡潔にいえばよいものだった。最近みたものの中では上位ランク。内容は充実していてなおかつ難解そうな高松をわかりやすく時系列で紹介していた。中でも本の挿絵でみた影の作品はよかった。シンプルなアイデアがそのまま表現に結びつき批評性も感じられる。磯崎新が設計した福岡銀行の応接間を高松がデザインしているのだがその原寸が復元されてい(上の写真)。また高松は膨大なスケッチを描く人みたいでその一部が公開されていて、それが結構おもしろい。ドローイングの途中段階をスケッチで展示されているのはよくみかけるのだが今回はそのようなドローイングはむしろ少なく、ダイアグラムや図面みたなもの、コンセプトや作業手順がこと細かく記されたテキストがあった。高松は頭の中で考えたり想像したりしたことを全て書くことしていたのだろうか?最近思うのだが自分が学生の時よりだいぶ手書きでもなんでもかくようになった。頭で考えていることと実際描かれるものとの違いを発見し、再確認することが思考のプロセスの上あたりまえが大事なことなのだと改めて感じた。描く精度も大事だがとにかくかきとめることもかなり大事だと思う。

夏の思い出

boruran.jpg

去年の夏、妻有のトリエンナーレに行ったときの写真。一年早いな。

アーティストのインスタレーションによる内部空間表現はひねりが効いていて見ていて素直におもしろいと感じる。同じインテリアの空間表現でもインテリアデザイナーが考えたものはなかなか良いと思えるものがない。実際に「使う」機能の要素が両者の大きな違いではある。では機能の表現とはなんなのだろうか?建築とは構造や機能や素材を表現するものではなく物質の配置によってうまれるその場の質をつくりだすものだと僕も思っている。表現の中で、構造、機能、素材によって生まれる表現の割合がそのつど変わって最終的な質の表現が生まれる。インテリアの中で構造の表現は存在しないとなると当然、素材、機能の表現が目立つ。
最近、機能の表現とは車のデザイン中で鏡面部分にあたるのではないのか最近感じている。部位を明確にするヒントみたいなもの。ヒントの集積が空間の表現になっているとはどういうことかを考えてみようと思う。

ギャップ

日曜日の夕方にスチームボーイを見てきた。
映画館は前回のディープブルーに続き六本木ヒルズ。
相変わらず混んではいるがネット予約販売の手続きのおかげで
かなりスムーズに入れた。このスムーズさは他の映画館と比べると
かなり便利、渋谷からバスに乗らなければならないわずらわしさも気にならない。

スチームボーイはshinyaさん同様に不安を抱えていた。たぶんつまらないだろう。どうしてつまないかは自分の中では少しわかっていて、具体的には蒸気機関うんぬんの世界観に魅力を感じていなかったのだ。なんで日本人がイギリスのあのような雰囲気を描かなければならなかったのかが理解できない。まあここで人種のことを語ってもうまくいかないのでやめるが、「あーあ、スタッフはギアをたくさん書かなきゃいけないから大変だなー」とぐらいな感じ思っていた。つまり背景となるイギリスの蒸気機関にまつわる世界観が理解できないのである。
実は「老人Z」「童夢」「AKIRA」「MEMORYS」ぐらいしか大友の作品はしらないのだが、どれもその世界観と圧倒的な絵としての表現力に魅力を感じていた。中でもAKIRAの世界観は特にセンセーショナルなものだったし、あの時の金田のバイクは誰しもあこがれたと思う。いまだにバイクのデザインがもつ未来感はあれを超えるモノがないといっても過言ではないだろう。でもよく考えると確かに特徴的な世界観はあるもののどの作品の主題となるものは人間関係をテーマとしたシンプルな物語なのである。シンプルなことをものすごく大げさに複雑に描くギャップに大友作品の共通の魅力があるのではないのだろうか。そう考えるとスチームボーイも極めて大友らしい優れた作品なんだと思う。それにしても描画はすごかった。映画館でみないとだめですね。

テスト、、

moji.jpg

やはり文字化けしてますね、
こちらのOS9の環境がよくないのでしょうか。

テスト、

roppongi.JPG

とりあえずテスト。
IE5でエントリー、文字化けしてますね。
プレビューはきちんと表示されるのだけど。

先日、青山をさんぽしていたときの写真。
mojibake shiteirunode umakukakenainode .....