PARIS COLLECTION

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現在、PRET-A-PORTER(プレタロルテ)の『PARIS COLLECTION AUTOMNS-HIVER 2005』
が開催されています。
PRET-A-PORTERとHAUTE COUTURE(オートクチュール)、合わせて年4回開催される
『PARIS COLLECTION』 ですが、いくら巴里に住んでいても
普通に生活していると、この「ファッション界最大のお祭り」に
接することなく過ごしてしまうのが事実。

今回は巴里滞在10ヶ月目にして初めてこれを見に行きました。

幾つかのDEFILE(ファッションショー)に
INVITATION(招待状)なしで挑戦したんですが
何とかCHLOE(クロエ)だけは見ることが出来ました。

雪がチラツク会場の前で、
ファッション関係の学生と思われる人にまぎれて警備員と交渉。
開場30秒前になだれ込むように開場入りし、立ち見でこれを見る。

開場の雰囲気にタダタダ圧倒される。
ファッション雑誌をパラパラ見ながら
『女性のファッション(服、鞄、靴など)は面白いなー』と思う程度だったのですが
服、モデル、メーク、開場、音楽・・・・・・・・・
この数十分のDEFILEのためだけに、全ての要素が周到に用意された空気の中、
洋服の可能性のようなものを感じた。

物であったり、音であったり、
その『場』を作る全ての要素をある方向に向かって、かみ合わせることが出来れば
本当に面白い状況が起こるものだと当たり前のことながら実感しました。

巴里の空

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下を向いて歩いていたら、空が見えました。
『ドキ』っとして、
本物の空を見上げた、そのときの写真。

改修工事

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先日、去年からはじまった事務所内の改修工事が終わった。
模型室のぼろぼろなった床や壁を剥がし、
表面を平滑にし、白と灰色のペンキを塗っていくというもの。

写真は工事中ではなく、完成した状態。

長い年月の間に何度も改修されているこの部屋には
過去の痕跡が昔の窓枠や扉の建具として残っている。
これらの目地が徹底的に消去されることで、
室内は起伏のある一枚の表面のように仕上げられる。
そこでは、
天井についているはずの『蛍光灯ユニット』が一方の壁に無造作に立てかけれら、
もう片方の壁を、居住空間には使われない『工事用照明』が照らしている。


それだけの事なんだけれども、
これらの『ズレ』の集合が
一般的に『ホワイトキューブ』と呼ばれるものとは決定的に異なる
『抽象的』な空間を生み出している。

普段、慣れ親しんでいる場所が変化したので
特別に気になっているだけかもしれないと思いつつも、
『おもしろい空間』を大掛かりな操作を施さずに作ることは可能なんだなーと
改めて実感する。

現在は、この場所には大きな机がひとつ置かれ
そこで、JAKOBとMACFARLANEがひたすらスケッチしています。

新年

プロジェクトの締め切りを複数抱えていたので
(コンペと、実施設計などなど)
新年最初の書き込みが今日になってしまいました。

今年もこんな速度(週一回程度)での書き込みになりますが
よろしくおねがいします。

Joyeux Noel 

これが今年最後の書き込みとなります。
このHPへの書き込みの機会を与えてくださった
高宮研究室の皆様。
特に、SHINYAさん、SIMONさんありがとうございました。

僕は明日からエジプトに発ち
新年はあちらで迎えます。
その報告は年明けに。

それでは、皆様。良いお年をお迎えください。

Bonjour Madames Mesdemoiselles et Messsieurs.

Je vais partir en EGYPTE !!!
Et je vais feter la novelle annee la bas.

Joyeux Noel et bonne annee 2005!!!
Bon VACANCE!!!