アーキラボ展@森美術館

先週、アーキラボ展に行ってきました。百科事典の中を、歩いているようなボリュームでしたが、いくつか気になったものもありました。今回の企画のいいところを挙げるとするならば、美術館がこの大きさで、建築の企画をやったことに意味がある気がする。でもやっぱり展示の企画がいいか悪いかの前に、やはり森美術館の建築計画の問題が、全体の価値を下げている気がします。いつ行っても思うのは、帰り道にしつこくあるミュージアムショップですが、今回は特に、最後の展示の部屋に、エスカレーターのようなモーター音が反響していて、全く集中できなかった。徹底してホワイトキューブを追求すればいいのに、意図が不明瞭で見た目のうるさい、外の風景が見えるエリアを通る時など、なぜか集中力が切れる。開館1年を待たずして2フロアあった展示室のうち、1フロアしか使われなくなり、キュレーターの数も減っている。資金の体力と、展望台の付録的存在が、売りの美術館としか。今は言えない。どうなるんだろう。やったからには意地でも続けて欲しいが。

全然、関係ないけど。大河ドラマ義経。おもしろい。石原さとみが、かわいんじゃないかとものすごく期待して見たが、あれ?と思ったり、振り向いたらやたら、かわいかったり、良い意味であどけない。弁慶役のマツケンのカツラと耳に隙間があるのが、妙に気になる。救命病棟24時は、震災というテーマが重すぎて、連ドラ特有のテンポの速い展開が置き去りになっていて、飽きる。火曜日深夜にやっている浦沢直樹のMONSTERは、相変わらずキレてる。単行本も読みたいなぁ。

日記 | at February 9, 2005 5:46


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» アーキラボ:建築・都市・アートの新たな実験展 1950-2005 from 弐代目・青い日記帳
Excerpt: 六本木森美術館で開催中の展覧会 アーキラボ:建築・都市・アートの新たな実験展 1950-2005(また長い…) に行って来ました。(ヴィトン展と一緒に) 大学時代に付き合っていた女の子と久々に会ってお茶した時 彼女が持っていた本が「建築MAP東京」だったのを†...

Tracked: February 23, 2005 10:12 PM




Comments

石原さとみは「H2」にも出ているが、声が……。
http://www.tbs.co.jp/H2/
「MONSTER」は何故かデビッド・シルヴィアンがエンディング・テーマを歌っていたんだよね。あれ、もう変わった? マンガは、最後の数冊を読んでいなくて、1年くらい前に小倉のインターネットカフェに籠もって読み切った。ちょっと期待はずれだったけど、ああいうふうにしか終われないのかもしれないかな、と思った。「PLUTO」も読んでみたい。

Posted by shinya at February 10, 2005 5:58 AM

変態な時間にどーも。(笑)
フジ子・ヘミングじゃないか。今は。
手塚とのコラボね。研究費でどう?
H2は、タイミングが悪くて見てないんだよな。声がどうなの?
今日、丸の内に行くと、さとみたんに会える。(萌)
http://www.kitano-zeronen.jp/news.html

Posted by simon at February 10, 2005 6:04 AM

声と唇に問題が……(みんな、怒らないでね)。

Posted by shinya at February 10, 2005 7:31 AM

僕らもこの展覧会に出展しているんですが
どんな様子ですか?
展示的には甘い感じでしたか?
『量』だけ見えて『質』が
見えてこないような展示でしたか?

会場にはいけないので様子を聞かせていただけると
助かります。

こんなこと、うちの人たちに直接聞けないので。

よろしくおねがいします。

Posted by sugawara at February 10, 2005 9:21 AM

おそらくsugawaraさんの事務所の展示は最後の部屋だった気がする。展示は、時系列で並んでいるんだけど。良い意味で、ハイライトな部分がなく、すごい集中力を使う。僕の、記憶は、太陽の塔のVを観てから、途切れている。あの展示はおそらく、二度くらい行かないと、見切れない。ねぇshinyaさん。
ちなみに、どういう展示だったのですか?

Posted by simon at February 12, 2005 5:31 AM