blogをいかに利用するか

blogを使い始めてから、まず気にするのはいくらカウンターをはじいているか?だろうか。しかし、サッカー選手が点数を気にするようなもので一過性にすぎない。普通に生活をしていておもしろそうな話題なんてそうそう落ちているはずがない。研究室の個人リンクから見たことないブログに飛べるので見てみるが、あほらしくて早く飽きないかなと傍観している。自分から切れている事実をつなぐ、捏造する視点が体で理解できていない人類にそんなこと言ってもきっと気づかないので、書いても仕方がないと思いながら書いているが。ただ、こういう事を書くとまた勘違いな質問をされる。そんな難しそうな顔して何も書けない。今までならプッツンしているところだが、そうそう社会は甘くない、きっと僕を見捨てる方が多声を占める。自身、半年利用してみて、いろいろblogの良さがわかってきたので、他者のエントリーを利用して、整理してみたい。blogユーザー像という調査をのぞいてみると「生活一般」の内容を「自分の備忘録として書き残す」と書いてある。的を得ている調査結果だと思う。その備忘録が、開示され、情報が連結されることで、共有できるものとなる。そういうツールが、blogである。研究データや、個人の持つ知識がうまく繋がって生かされない現状に比べると、軽快なフットワークに心躍らされる。認知度も増えてきたので、ここいらで知識人や研究者が、このツールの良さをもっとうまく利用してほしいものだ。ブロガーの平均寿命に、blogのツールとしての距離感がうまく表現してあるので、そのまま。
「日記を書きましょう。毎日書きましょう。」という話であれば、わたしも続かないのですが、思ったことを、すぐにメモして、ウェブに公開しておくためのツール、自分の記憶を記録しておくツールとしては便利です。パブリッシングツールとコミュニケーションツールの融合が進んでくる、という話をしましたが、「どこどこで講演しました」「記事書きました」とか、ちゃんとカテゴリに整理して書いておくと、あとで「これまでの講演記録」とか引っ張りだすのも便利ですし、同時にこういう記録を公開することで、それを見た他の方からもコンタクトをいただいてコミュニケーションもおこる、そういうのがいいところだと思っていますし、日記を CMS 的なブログを活用して書くことの優位点だと思います。
最後に、行き過ぎた写真の投稿で解雇されるなんて話もある気をつけたい。うちの場合は破門か(笑)。この前は、直接カメラを検閲されました(^.^;)

全然関係ないが。Adobe Reader 7.0 Downloadおすすめ。起動が1秒ほどになった。初めからそうしろよとか思うけど。実用性というヒエラルキーが意外に低いんだな。

blog | at December 29, 2004 0:05


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» アイデアを露出する from simon
Excerpt: ブログをするきっかけは、研究室の活動をアーカイブ化して閲覧できるようにしたいという意向があり、ブログという形式を利用して始めたのだ。きっかけはそんなところで、僕個人的には、モチベーションを言葉にしたい欲求。という伏線もあった。だから、(場合によっては、†...

Tracked: January 10, 2005 9:08 AM




Comments

初めまして、ここを見てる550人ほどのうちの一人です。ほぼ毎日覗いていので、今後、少しずつ参加させていただこうと思ってます。
blogというもの自体、何なのか良く知りませんが、読書と一緒だなと理解。知識を整理し、現実の世界を媒介にして考察することで、初めて有用になる。知識を得る、整理するための手段としての読書。読み放しじゃー、書きっぱなしじゃー、貼り放しじゃー・・。
blogをいかに利用するか。共有か。すげーな。

Posted by kazuto at December 30, 2004 8:00 PM

今日はあさがえり、研究室の公式のページでここまで全開でいけることは、楽しい事だと思う。いろんな人に会うと自分の可能性を決めてしまっている人が多くてびっくり。たしかにそういう今の社会でどこまで評価されて。というのも気になるところではある。しかし、きっと自分が示したいことは、そういう既成を乗り換えていかないと、満足できるものではない。組織に入ろうが、社会に批判的な立場に立とうが、そういうのはきっと人間として帰るべき。帰るところである。スーザンソンダクが死んだが、朝日新聞の12月30日のお悔やみの評価はどうだ。決して納得のいくものではない。長くなるから、エントリーで続きを書こう。もう寝る。今日は楽しかった。

Posted by simon at December 31, 2004 5:53 AM

ぼくはゆるいエントリに賛成です。そもそもこのblogをつくった理由は、多様な価値観による表現(というとオーバーだけど、好き勝手なことを書ける)を目指していたもので、そのために、わざわざこんな複雑なシステムとしています。研究室の公式ページの末端ではありながら、個人の名前による責任の下で、多様な表現を行ってもらってます。simon君がどのblogのことを指しているのかわかりませんが、容易に想像すると、blogが(特に日本において)日記を書くツールとして発展した以上、それらの内容が日々の生活をただ記述しているのは割と当たり前のことで、それがゆるい内容と見えるのもまた当たり前のことです。このblogでは、ゆるい内容と肩肘張った内容が混在していることがおもしろいのであって、それがたった1人のblogでは(更新速度も含めて)なかなか達成できないであろうことから、こんなblogをつくりたいと思いました。もちろんsimon君の肩肘張ったエントリも歓迎しますが、ゆるいエントリも大歓迎です。というわけで、よいお年を。来年も皆さんよろしくお願いいたします。

Posted by shinya at December 31, 2004 9:05 AM

あけましておめでとうございます。のんたろーを置いて、大阪に帰ってきております。胃がぱんぱん。よくよく読んでみたら読書って(笑)ソリャすごいな。外部からちゃんと読み直せよってよく言われるから、今年は言いたいことをコンパクトに伝えること「も」トライしようと思う。文字が多ければ多いほど、ごまかしているような所もあるし。それはあかん。ただ、何かを見て、あれはよかった。だめだったと言うのはええ。そんなんだれでもできる。自分の言い回しでも、体験的な話を交えてもええから、面白い話題を共有出来る様にできればええと思う。blog上デモ。僕は会話の中で何がおもしろのかを発見していくことがすき。人同士だけではない。本もそうやし、自分の知らんことをいけてるように語られるとそれはそれは振り回される。でもそれでええと思う。さっき読んだ本で感じるものがある知らない言葉があれば、それを使ってみたりするのが普通。それの蓄積。そういう機会をblogが与えてくれる。黙っていても誰もパンチもしてくれへん。やりあうんや。

Posted by simon at January 1, 2005 3:55 AM

言葉も大阪に戻ってるやないかー!!!面白い。かなり楽しく気持ちも、こもってる感じにみえる。感情いっぱいつまってて、伝わってくるよ。たまには、大阪弁でかいてみたらええんやない?

Posted by asamin at January 1, 2005 4:02 AM

ちょうど、おまえさんのあほエントリーにコメントでも入れたろか。と思っとったところや。しっかし、元旦にパソコンに向かうナや。時間の使い方まちがってるわ 笑。朝日でも浴びて来いって。外は大雪やね。三日酔いなんてものが存在するのかと恐怖におびえてる。ぴよさんより。おいおい。か・ん・じにみ・え・るってなんやねんな。俺はつねに素直に書いてるぞ。エントリーを見る感じでは、あさみんの方が、自分の世界にどっぷりやね。今年は、もうわかんなーい。というのはなしよ。笑 そんなかわいく言ってないか。もっとドスッとしとるはな。アァおもろい。

Posted by simon at January 1, 2005 4:14 AM