レクチャー@町中アート大学

「古いものを新しくして使おう」というテーマで、リノベーションされた美術館に関するレクチャーを町中アート大学で行います。お時間あればぜひ。

lesson 1 佐藤慎也レクチャー
2009年8月1日(土)18:30〜20:30
小島アートプラザ 台東区デザイナーズビレッジ 階段教室(304号室)

recommendation | Posted by satohshinya at August 1, 2009 4:38 | TrackBack (0)

ぼくらは生れ変わった木の葉のように

阿部初美さん演出による公演です。今回も宣伝美術を担当し、チラシなどを作りました。ぜひ観に来てください。

『ぼくらは生れ変わった木の葉のように』
2009年8月10日(月)~16日(日)
ステージ円

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深夜に1台の車が民家に突っ込んだ! 住人の夫・妻・妹は落ち着き払い、異様なほど冷静。車に乗っていた若い男女は戸惑う。
それから1ヶ月……。この家から逃げようと試みる男女は、軟禁状態におかれている。シェイクスピア芝居、リルケの詩、日常からの脱却、埋められない孤独、他者との共生の切望、変革への疾走。
「昨日の芝居は不意に今日は真実になり、今日の真実は不意に明日うそになっていくわ。突然失われていくあたしたち、突然変身していくあたしたち……」

演劇集団 円 EN-chanté公演
ぼくらは生れ変わった木の葉のように

出演:山乃廣美、野村昇司、谷川清美、荒川大三郎、薬丸夏子

作:清水邦夫
演出:阿部初美
企画・制作:荒川大三郎(DAAAAA企画)
制作助手:野村瞳、千葉三春
演出助手:池亀未紘
舞台美術:田原奈穂子
舞台監督:清水義幸
照明:木下尚己
音響:藤井進斗
宣伝美術:佐藤慎也
衣裳・メイク協力:山本成栄
写真撮影:花井智子
協力:演劇集団 円,円企画

日時:2009年8月10日(月)~16日(日)
10日(月) 19:00開演
11日(火) 14:00開演 19:00開演
12日(水) 19:00開演
13日(木) 14:00開演 19:00開演
14日(金) 19:00開演
15日(土) 14:00開演 19:00開演
16日(日) 14:00開演

会場:ステージ円
東京メトロ銀座線田原町駅下車徒歩3〜5分

料金[全席指定]
前売り:3,000円  当日:3,300円  学生:2,000円
前売開始:2009年7月7日(火)
チケット等お問合せ:
090-6140-7165(DAAAAA企画)、050-5511-0902(演劇集団 円

EN-chanté公演
ステージ円での演劇集団 円所属の俳優・演出家たちによる自主企画公演。円・小劇場の会から名称を改めた不定期公演。

recommendation | Posted by satohshinya at July 9, 2009 19:03 | TrackBack (0)

再創生フォーラム@NPO地域再創生プログラム

「《建築》の使い方」と題したレクチャーを、NPO地域再創生プログラム主催の「再創生フォーラム 6年目の地域再創生プログラム—つなぐ」の基調講演として行います。お時間あればぜひ。

NPO地域再創生プログラム活動報告会「再創生フォーラム」
2009年7月11日(土)14:50〜17:00
求道会館

recommendation | Posted by satohshinya at July 9, 2009 18:06 | TrackBack (0)

アーキニアリング・デザイン展2008

「アーキニアリング・デザイン展2008 テクノロジーと建築デザインの融合・進化」建築会館ではじまりました。
建築エンジニアリングの視点に立った131の模型展示が行われています。この展覧会の展示構成・デザインを行いました。お近くに来ることがあればぜひ。

《展覧会の主役は「模型」、つくり手は学生たち。古代から最先端に至るたくさんのプロジェクトを一堂に並べ、その仕組みを解剖することによって、子どもから専門家まで、多くの市民が楽しみながら未来の建築世界遺産を考える場を用意します。石や木の古代文化遺産、コンピュータを駆使した自由な造形や空間、ハイテックな対震技術による超々高層建築、素材とすまい、都市・環境デザインの模型もあります。さまざまな物語が語られ、熱い議論がわきそうです。(斎藤公男・日本建築学会会長)》

アーキニアリング・デザイン展2008 テクノロジーと建築デザインの融合・進化

2008年10月17日(金)〜28日(火)
日本建築学会 建築会館

キュレーター:アーキニアリング・デザイン展実行委員会
展示構成・デザイン:佐藤慎也

recommendation | Posted by satohshinya at October 20, 2008 2:20 | TrackBack (0)

アートプロジェクト

美術館外のアートプロジェクトが各地で開催。どうしてこんなに流行っているんだろう?(8月31日追加)

引込線
所沢ビエンナーレ・プレ美術展。西武鉄道旧所沢車両工場を会場として、遠藤利克、戸谷成雄たちが出展。

Akasaka Art Flower 08
赤坂サカスを中心とする7箇所で開催。淺井裕介、大津達(西野達郎)、小沢剛、パラモデルたちが出展。キュレーター・窪田研二のブログもあり。

土から生える
国際陶磁器フェスティバルの一環として、art in mino '08と題する現代美術も混ざった展覧会を開催。遠藤利克、藤本由紀夫たちが出展。

recommendation | Posted by satohshinya at August 30, 2008 7:16 | TrackBack (0)

U41@NU 40歳以下の日大出身建築家展

「U41@NU 40歳以下の日大出身建築家展」が日本大学理工学部駿河台キャンパス1号館CSTギャラリーで開催されます。この展覧会の企画・展示構成・デザインを行います。お近くに来ることがあればぜひ。

recommendation | Posted by satohshinya at April 26, 2008 20:49 | TrackBack (0)

エコノミック・ファンタスマゴリア

『エコノミック・ファンタスマゴリア』
2008年3月27日(木)~30日(日)
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場

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経済を語るのは社会の全体を語るのに等しい 阿部初美
今、市場ではなにが起こっているのか、世界はどんなふうに動きつつあるのか、そこにわたしたちが個人として見つけられる価値とは何なのか。「経済を語るのは社会の全体を語るのに等しい」というくらいの間口と奥行きをもったテーマですが、「経済」の専門家でもないわたしたちにできるのは、それを通して、「ヒトの在り方」を考えてみること、です。わたしたちの前2作品『4.48 サイコシス』と『アトミック・サバイバー』は、現実を取材して製作した作品でしたが、「精神の病い」「原子力エネルギー」、どちらのテーマもつきつめると「経済問題」が浮上してきました。ではこの、ヒトのいとなみにかかすことのできない「経済」そのものを、ヒトのいとなみを扱う媒体である演劇で表現することは可能だろうか。これがそもそも今回「経済」というテーマを選んだきっかけでした。シリーズ化できそうなくらいの大きなテーマですが、今回は「入門編」として上演します。

新百合ヶ丘「アルテリオ小劇場」川崎市アートセンターオープニングイベント第2弾
シリーズ・コンプレックス・シーイング Vol.2
エコノミック・ファンタスマゴリア

出演:野村昇司谷川清美福田毅、稲毛礼子

構成・演出:阿部初美
ドラマトゥルク:長島確、宮浦宜子、あいだだいや
空間美術:田原奈穂子
照明:田島佐智子
映像:須藤崇規
映像作品提供:あいだだいや
音楽:西井夕紀子
舞台監督:弘光哲也
演出助手:田中智佳
映像助手:冨田了平
宣伝美術:佐藤慎也
制作:大久保聖子(ANJ)、丑山佐枝子(ANJ)
協力 鈴木謙介、幻冬舎、アジア料理 JASMINE

主催:NPO法人アートネットワーク・ジャパン、川崎市アートセンター
後援:「しんゆり・芸術のまち」PR委員会
平成19年度文化庁芸術創造活動重点支援事業

日時:2008年3月27日(木)~30日(日)
27日(木) 20:00開演(プレビュー)
28日(金) 20:00開演
29日(土) 14:00開演☆ 19:00開演☆
30日(日) 14:00開演☆
☆終演後、ポスト・パフォーマンス・トークあり
ゲスト:鈴木謙介(29日14:00)、坂口恭平(30日14:00)ほか

会場:川崎市アートセンター アルテリオ小劇場
小田急線新百合ヶ丘駅北口下車徒歩3分
小田急線新宿駅より快速急行で23分、小田急線新宿駅、本厚木駅より急行で27分

料金[全席自由・日時指定・整理番号付・税込]
プレビュー公演:一般/学生 1,500円(前売)、2,000円(当日)
一般:3,000円(前売)、3,500円(当日)
学生:2,500円(前売)、3,000円(当日)(当日要学生証提示)

前売開始:2008年2月25日(月)
チケット取扱い:川崎市アートセンター
電話:チケット専用ダイヤル 044-959-2255(平日10:00~19:30)
インターネット:http://kawasaki-ac.jp(24時間対応)
窓口:チケットカウンター(10:00~19:30)

お問合せ:川崎市アートセンター
〒215-0004 川崎市麻生区万福寺6-7-1
TEL:044-955-0107 FAX:044-959-2200

シリーズ・コンプレックス・シーイング Series Complex Seeing
演出家・阿部初美が、ドラマトゥルク、俳優、多分野のアーティストらと共に、様々な立場や価値観からなる現実社会を、物語として演じてしまうことなく、複数の目線をもったまま、ドキュメンタリー的手法も織り交ぜながら、演劇によって思考しようとするシリーズ。「複合的に視る練習が必要だ」(ブレヒト)
S.C.S. Vol.0 『4.48 サイコシス』(06年「東京国際芸術祭」)
S.C.S. Vol.1 『アトミック・サバイバー』(07年「東京国際芸術祭」/08年秋、全国4ケ所にて再演ツアー決定! )

『クァクァ』『4.48 サイコシス』『アトミック・サバイバー』に続き、阿部初美さん構成・演出、長島確さんドラマトゥルクによる新作公演です。今回も宣伝美術を担当し、チラシなどを作りました。ぜひ観に来てください。

recommendation | Posted by satohshinya at February 23, 2008 16:37 | TrackBack (0)

空間と構造の交差点

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「空間と構造の交差点 空間構造デザイン研究室によるArchi-Neering Design1967-2007」展が
日本大学理工学部科学技術史料センター(CST MUSEUM)ではじまりました。
構造デザイナー斎藤公男が率いる空間構造デザイン研究室を紹介する展覧会。彼らが構造デザインを担当した日本大学理工学部船橋キャンパスに建設された作品の写真や模型を展示しています。この展覧会の展示構成・デザインを行いました。お近くに来ることがあればぜひ。

日本大学理工学部科学技術史料センター第4回特別展
空間と構造の交差点 空間構造デザイン研究室によるArchi-Neering Design1967-2007

2007年11月26日(月)〜2008年3月31日(月)
日本大学理工学部科学技術史料センター(CST MUSEUM)
日本大学理工学部船橋キャンパス5号館2階

写真撮影:坂口裕康、岡村武士、空間構造デザイン研究室
展示構成・デザイン:佐藤慎也、加藤美奈子
模型製作:空間構造デザイン研究室
協力:斎藤公男、岡田章、宮里直也、空間構造デザイン研究室

recommendation | Posted by satohshinya at December 30, 2007 23:46 | TrackBack (0)

3×M1=キョテン+POSCART展

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「取手アートプロジェクト2007」の「メタユニット_M1プロジェクト」に『3×M1=キョテン』と題した作品で参加します。駅のホーム、すり鉢状の地形に囲まれた場所にM1・MRを置くことで、インフォメーション、カフェに加えてパフォーマンスも行われる、魅力あふれた取手アートプロジェクト(TAP)拠点施設をつくり出します。2階建て住宅として設計されたM1・MRを3階建ての拠点として再生させることは、新たな建築的アプローチであるとともに、周囲からの視線を集めるシンボルタワーとしての役割も持ちます。その組み立てにベルトや水タンクなど再利用可能なパーツを用いることで、持続可能な提案を行います。お近くに来ることがあればぜひ。

3×M1=キョテン
佐藤慎也+日本大学理工学部建築学科佐藤慎也研究室(渡邉梨恵子、中島優、青山丈実、岩井かおり、春日貴美子、川村希、松井八重、水越玲奈)

それから、プロジェクトスペースKANDADAにて開催される「POSCART 展~54人の作家によるポストカードアートプロジェクト」に参加します。こちらも、お近くに来ることがあればぜひ。

recommendation | Posted by satohshinya at November 5, 2007 14:05 | TrackBack (0)

蔵メール

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サスティナブルアートプロジェクト「ヒミング・2007」『蔵メール』と題した作品で参加します。参加型プロジェクトである本作品では、石蔵リノベーションの提案模型を募集しています。期間中は、その提案模型を実際の石蔵の中に展示します。お近くに来ることがあればぜひ。

蔵メール
佐藤慎也+日本大学理工学部建築学科佐藤慎也研究室(漆間陽子、片岡愛、青山丈実、岩井かおり、春日貴美子、川村希、中島優、松井八重、水越玲奈、渡邉梨恵子)

recommendation | Posted by satohshinya at August 7, 2007 7:59 | TrackBack (0)

阿部初美

ベケットラジオ『残り火』
『アトミック・サバイバー』の阿部初美さん演出によるラジオ・ドラマの公開収録.出演も『アトミック』の皆さん.
《ベケットのラジオ・ドラマ台本2作品を公開収録し,インターネットラジオで配信するベケット・ラジオ.一人の男の索漠たる内面世界を描く『残り火』を演出するのは,日本においてポストドラマ演劇の可能性を追求する演出家・阿部初美.……ラジオという媒体を通して,ベケットが表現しようとした世界とは何か? 気鋭の演出家2人が,ラジオ・ドラマにおける表現の可能性に挑戦する.》
同時上演(?)は,岡田利規さん(チェルフィッチュ)演出による『カスカンド』.TIFポケットブックも見てください.

recommendation | Posted by satohshinya at March 25, 2007 16:57 | TrackBack (0)

アトミック・サバイバー予告編

『アトミック・サバイバー ワーニャの子どもたち』の予告編が公開されている.

他にも,演出家・阿部初美さんの演出ノートロングインタビュー,その他の情報が掲載されたTIFポケットブックも公開されている.

recommendation | Posted by satohshinya at February 20, 2007 6:28 | TrackBack (0)

がんばれ!図工の時間

図画工作科の授業は,2002年度に年間70時間から50時間(小学校高学年)に削減されたそうです.「がんばれ!図工の時間!!フォーラム」では,「図工の時間」の維持・拡大を目指し,図画工作科の授業時数を増やすことに賛成する署名運動を行っています.

recommendation | Posted by satohshinya at January 7, 2007 22:34 | TrackBack (0)

アトミック・サバイバー ワーニャの子どもたち

『クァクァ』『4.48 サイコシス』に続き,阿部初美さん演出,長島確さんドラマトゥルクによる新作公演が行われます.今回は宣伝美術を担当し,チラシなどを作りました.ぜひ観に来てください.

『アトミック・サバイバー ワーニャの子どもたち』

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核エネルギーサバイバル時代,「休むことなく働き続けましょう」
チェルノブイリ原発事故から20年.それは,かのチェーホフの国で未来の「明るい」生活を夢みた“ワーニャ伯父さん”から約100年後のことだった―そして現在,日本の「アカルイ」電気生活を支える原発は55基,さらに13基の追加が予定されている.このアトミック・ワールドに暮らすわたしたちの未来は….核燃料再処理工場試運転中の六ヶ所村や,各地の原子力発電所のフィールドワークをもとに,核エネルギーを生み出すパワーの源を<あかるく>照らすポストドラマ演劇―アトミック・サバイバー.
もし,今,放射能事故が起こったら? 『放射能防止マニュアル』つき公演.

出演:野村昇司谷川清美福田毅永井秀樹

構成・演出:阿部初美
ドラマトゥルク:長島確
照明デザイン:田島佐智子
映像:須藤崇規
音楽:西井夕紀子
小道具:大城達郎 内部美玲 他
空間美術アドバイザー:田原奈穂子
照明オペレーター:高島里香
演出助手:田中智佳
制作助手:丑山佐枝子
宣伝美術:佐藤慎也
舞台監督:弘光哲也
制作:大久保聖子

2007年2月22日(木)〜25日(日)
にしすがも創造舎

ポスト・パフォーマンス・トーク・ゲスト
23日(金)19:30 ヤノベケンジ
24日(土)19:30 大林ミカ

前作『4.48 サイコシス』感想サイトは以下のとおりです(50音順).
因幡屋ぶろぐさん,S & Sさん,エニカイタ・ブログさん,oichologさん,GRASSHOPPERさん,Somethig So Rightさん,小劇場系さん,橘月さん,chocochoco*lateな あずさ号。さん,chinagon's roomさん,ネコタンゴ。さん,haruharuy劇場さん,ヘタレ役者のカミングアウトさん,Mura Mura Moodさん,World's End Garden.さん,その他さん.

recommendation | Posted by satohshinya at December 20, 2006 5:54 | TrackBack (1)

MindFrames

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「MindFrames」展がZKMではじまりました.
メディアアーティストであるウッディ・ヴァスルカ(Woody Vasulka)とステイナ(Steina)を中心として,ニューヨーク州立大学バッファロー校メディアスタディで活動した人たちを紹介しています.参加アーティストはヴァスルカ夫妻,現在はZKMの館長であるペーター・ヴァイベル(Peter Weibel),メディアスタディのディレクターであったGerald O' Grady,映像作家のHollis Frampton,Paul Sharits,James Blue,Tony Conradの8人.その展示の中心となるラボラトリーをウッディ・ヴァスルカとともに設計しました.
お近くに来ることがあればぜひ.

MindFrames
Media Study at Buffalo 1973-1990

16.12.06-18.03.07, ZKM | Medienmuseum, Lichthöfe 8+9

Gerald O' Grady, Hollis Frampton, Paul Sharits, Woody Vasulka, James Blue, Tony Conrad, Steina, Peter Weibel

Kuratoren/Curators: Woody Vasulka, Peter Weibel
Co-Kuratoren/Co-Curators: Steina, Tony Conrad, Thomas Thiel
Projektleitung/Project Management: Thomas Thiel
Technische Leitung/Technical Management: Martin Häberle, Matthias Ossmann
Technische Unterstützung und Programmierung/Technical Support and programming: Robert O' Kane, David Link
Ausstellungsarchitektur/Exhibition Architecture: Shinya Satoh, Woody Vasulka

アーティストの参考リンク:Peter WeibelHollis FramptonPaul SharitsTony Conrad

@karlsruhe, recommendation | Posted by satohshinya at December 16, 2006 11:15 | TrackBack (0)

Interconnect・Georg Nees・Ignasi Aballí

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ZKMMedienmuseumではいくつかの展覧会がはじまっている.

「Interconnect@ between attention and immersion」展は,副題に「Medienkunst aus Brasilien」とあるようにブラジルのメディア・アートを集めたもの.2000年以降6回目を数えるPrêmio Sergio Motta de Arte e Tecnologia(セルジオ・モッタ賞)の受賞作と候補作から12作品(内1作品はパフォーマンス)が選ばれている.出品作家はLucas BambozziGiselle Beiguelman作品),Caetano Dias,Luiz Duva,Grupo Poéticas Digitais,Raquel KoganDaniela Kutschat + Rejane Cantoni作品),Katia Maciel,Alice Miceli,Simone Michelin作品),Gisela Motta + Leanoro Lma作品),André Parente.展示構成の手伝いをしました.

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「Georg Nees – Die große Versuchung」展はコンピュータ・アートの先駆的アーティストの1人であるGeorg Neesの回顧展.1960年代の初期の作品も並ぶ,クンストハレ・ブレーメンのコレクションを中心としたもの.小さな展示だが,歴史的に重要な作品ばかり.展示構成を行いました.

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「0–24 h. Ignasi Aballí」展はスペイン作家Ignasi Aballíの個展.バルセロナ現代美術館,ポルトのセラルヴェス美術館(アルヴァロ・シザ設計),バーミンガムのIkon Galleryを廻ってきた巡回展.こちらはメディア・アートというよりはミニマルな現代美術.作家本人も河原温に影響を受けていると語っていた.
近くに来る人はいないと思いますが,もしお近くに来ることがあればぜひ.

@karlsruhe, recommendation | Posted by satohshinya at September 9, 2006 7:55 | Comments (3) | TrackBack (0)

日本のメディア芸術100選

文化庁メディア芸術祭10周年企画アンケート 日本のメディア芸術100選

こんなものをやっているようです.暇つぶしにぜひ.近日中に選んだ10作品もアップしてみます.

まずは,アニメーション部門10点を選出してみた.
 『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』TV+劇場(1974-83)松本零士・西崎義展
 『ガンバの冒険』TV (1975)出崎統
 『機動戦士ガンダム』TV+劇場(1979-82)富野喜幸
 『未来少年コナン』TV(1978)宮崎駿
 『ルパン三世カリオストロの城』劇場(1979)宮崎駿
 『銀河鉄道999』劇場(1979)りんたろう
 『幻魔大戦』劇場(1983)りんたろう
 『うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー』劇場(1984)押井守
 『王立宇宙軍オネアミスの翼』劇場(1987)山賀博之
 『新世紀エヴァンゲリオン』TV+劇場(1995-97)庵野秀明
個人的に影響を受けたもので選ぶとほとんどが80年代前半までのものばかり.同じ作家を選ばないようにと思ったけれども,宮崎駿,りんたろうのみ重複.「ヤマト」はあらゆるものがここから始まっているのではずせない.「ガンバ」は出崎作品から1つ選ぶとこれかな? 「ガンダム」もヤマト同様.「コナン」「カリオストロ」は全体の完成度,大塚康生との共同作業として選出.ジブリ作品よりはるかによい.「999」は1つの映画として傑出しているし,もちろん金田伊功の作画,椋尾篁の美術も傑出.「幻魔」はストーリーはメチャクチャだけど,なかむらたかしの作画,もちろん金田の作画,椋尾の作画など見所満載.それから大友克洋が道を誤るきっかけとなった記念すべき作品.「ビューティフル・ドリーマー」は押井作品のベスト.「オネアミス」は個人的に愛すべき作品.「エヴァンゲリオン」は90年代から1つ選ぶとなると文句なくこれ.手堅い選出になってしまった.

次にマンガ部門10点を選出
 『火の鳥』(1954〜88)手塚治虫
 『あしたのジョー』(1968〜73)ちばてつや・画/高森朝雄(梶原一騎)・原作
 『ドラえもん』(1969〜96)藤子不二雄(藤子・F・不二雄)
 『デビルマン 』(1972〜73)永井豪
 『コブラ』(1978〜84)寺沢武一
 『童夢』(1980〜83)大友克洋
 『Dr.スランプ』(1980〜84)鳥山明
 『気分はもう戦争』(1980〜82)大友克洋・画/矢作俊彦・原作
 『AKIRA』(1982〜93)大友克洋
 『風の谷のナウシカ』(1982〜94)宮崎駿
またもや全て連載開始は80年代.大友克洋は別格で3つ選出.手塚治虫を1つ選ぶとしたら「火の鳥」.個人的には鳳凰編がベスト.他にも『ブッダ』,『ブラックジャック』を選びたかったけれども割愛.「ジョー」は出崎統のアニメもよいけれど,原作も傑作.「ドラえもん」は一応選んでみた.「デビルマン」はアニメとは全く違う内容の大傑作.「コブラ」は独自な世界観がおもしろかった.「童夢」は大友のベスト.「Dr.スランプ」は連載開始時に絵のクオリティに衝撃を受けた.「気分は」は大友の中で最も好きな絵の作品.「AKIRA」は連載開始からの長い付き合いなので選出.「ナウシカ」もアニメよりは原作の方が断然よい.またもや手堅い10作だな.

recommendation | Posted by satohshinya at July 28, 2006 22:54 | Comments (3) | TrackBack (1)

田無の家

公団住宅のリフォームを設計しました.3月26日(日)13:00〜17:00にオープンハウスを行います.友人・知人の皆さまにのみ案内図を送付いたします.こちらまで連絡願います.

「田無の家」
延床面積:73.89m2
設計・監理:佐藤慎也,末岡佐江子( AITYワークスタット),佐藤陽子
施工:AITYワークスタット(担当:池田太郎)
場所:東京都西東京市

recommendation | Posted by satohshinya at March 24, 2006 19:54 | Comments (1) | TrackBack (0)

阿部初美・高山明・三浦基

『4.48 サイコシス』
詳しくはこちら

『ニーチェ』
詳しくはこちら

『見ちがい言いちがい』
詳しくはこちら

再度,詳細加えてアップし直します.

recommendation | Posted by satohshinya at March 18, 2006 9:36 | TrackBack (0)

4.48 サイコシス

『4.48 サイコシス』

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顔のない"痛み"
暴力的なデビューからわずか4年後の1999年,自殺によって28才でキャリアの幕を閉じたイギリスの劇作家サラ・ケイン.彼女の遺作「4.48サイコシス」は,触れる者の肌をしずかに切り開き,深く突き刺さる.その詩的なことばは鬱病で自殺願望をもつ〈わたし〉の物語として作家自身と重ね合わせられてきたが,テキストには人物の指定もト書きもなく,むしろさまざまな人々の生の交錯する,同時多発的な"場"へと裂けている.誰もがもつ「この自分という冷たく黒い池」.そして"他者"と通じ合うこと.魂の舞台ともいうべきその場所から,現在の日本社会の抱える"痛み"が姿をあらわすだろう…

出演:谷川清美,笠木誠,水町レイコ,久保彩美,徳山富夫

作:サラ・ケイン
演出:阿部初美
ドラマトゥルク:長島確
美術:佐藤慎也
照明:田島佐智子
音楽:安野太郎
演出助手:田中智佳
舞台監督:寅川英司×突貫屋
制作:大久保聖子,住吉梨紗

2006年3月18日(土)〜21日(火・祝)
にしすがも創造舎

recommendation | Posted by satohshinya at December 31, 2005 7:22 | Comments (8) | TrackBack (1)

KANDADA

「KANDADA」
新しいコマンドNのプロジェクトスペースがオープン.
《神田の老舗の印刷会社である精興社の1階倉庫をリノベーションし「KANDADA」 は生まれます.「神田×DADA」という意味です./神田の街にダダイズム的視点をインストールしていき,そこから街の創造力を促して行きたいという理念のもと命名しました.スペースは,1階で道路に面し,天高4m,約100m2の都心ではゆったりとした空間です./また「KANDADA」は、大手町と神保町に挟まれたこのエリアで行われるアクト全体のプロジェクト名でもあり,進行形の様々なプロジェクトを展開していきます.》
オープニングに行ってきたが,ユニークな立地条件を持つスペースで,今後の活動に期待.

recommendation | Posted by satohshinya at September 27, 2005 9:20 | TrackBack (0)

恋よりどきどき・Noism05

「恋よりどきどき コンテンポラリーダンスの感覚(アイステーシス)」
本当にここは写真美術館? 特にダムタイプ『S/N』特別上映は必見.ニブロールのインスタレーション,ファッションショーもあり.

「NEW WORK PREMIERES IN WINTER '05-'06」
Noism05も第4作.音楽は池田亮司氏ではなく,Ton That An氏に変更になってます.

recommendation | Posted by satohshinya at September 25, 2005 11:11 | TrackBack (0)

Gerhard Richter

「ゲルハルト・リヒター展」
金沢に行かなくても大丈夫.ここの企画展示室で我慢しよう.

recommendation | Posted by satohshinya at September 19, 2005 23:31 | TrackBack (0)

NAMURA ART MEETING '04-'34

NAMURA ART MEETING '04-'34 vol.01「臨界から臨海へ」
よくわからないのですが,浅田彰×磯崎新×柄谷行人によるシンポジウムあります.まるで『批評空間』.ヴィジュアルディレクションをダムタイプの高谷史郎さんがやっています.そう言えば,先日のICCでの坂本龍一さんのライブに,浅田さんと高谷さんが来ていました.余談です.
会場は大阪です.行けそうにないですね.

recommendation | Posted by satohshinya at August 24, 2005 22:37 | TrackBack (0)

Jossi Wieler

『四谷怪談』
《鶴屋南北『東海道四谷怪談』に,国際共同創造プロジェクトとして取り組む『四谷怪談』.演出はドイツを代表する演出家ヨッシ・ヴィーラー.俳優陣にピーターブルック劇団のヨシ笈田,吉行和子ら多彩な顔ぶれ.鶴屋南北の作品が持つ恐るべき本質を,日本とドイツの芸術家たちの共同創造により今日的視点で舞台化する試みです.》
『クァクァ』をやった人たちが大勢参加.演出補佐に阿部初美さん,演出助手に田中智佳さん,照明に田島佐智子さん,井出みな子さんが出演.

recommendation | Posted by satohshinya at July 26, 2005 7:54 | TrackBack (0)

Laurie Anderson

ローリー・アンダーソン「時間の記憶」
《70年代初頭の最初期から最新作まで,30年あまりにわたる多彩な活動をたどった世界巡回回顧展.》金沢に行けなくても,ぜひ初台へ.

23日にはアーティスト・トークもあり.JIAの皆さん,講評会に来ていなくてもお許しを…….

recommendation | Posted by satohshinya at July 21, 2005 5:34 | TrackBack (0)

Matthew Barney

「マシュー・バーニー:拘束のドローイング展」
行きたい.妹島さんと立衛さんの展覧会は様々な人たちから薦められた挙げ句に行かなかったけれど(笑),これは行きたい.水戸だったら躊躇わずに行くのだけれど,金沢は遠い.「美術手帖」でも大特集.先日の「新日曜美術館」でもバーニーのインタビューをやっていた.しかし,金沢は勇気がある.開館以来,人が大勢入っているそうだが,この展示で市民の足が遠のくのではないかと心配.金沢ではバーニー展.東京ではハウル展.悲しき東京都民.

recommendation | Posted by satohshinya at July 20, 2005 21:09 | Comments (3) | TrackBack (1)

21世紀の美術館像を巡って

公開シンポジウム「21世紀の美術館像を巡って」あります.

recommendation | Posted by satohshinya at July 13, 2005 10:42 | TrackBack (0)

STAR WARS episode III

『スター・ウォーズ シスの復讐』が,先々行オールナイトとして6月25日に公開.既に公開中のアメリカでの評判は,V→IV→III→VI→II→I.『帝国の逆襲』『新たなる希望』に続くならば期待は十分.

recommendation | Posted by satohshinya at June 21, 2005 6:03 | Comments (3) | TrackBack (1)

1000000人のキャンドルナイト

「1000000人のキャンドルナイト」が18,19,20,夏至の21日に行われます.20時から22時まで,電気を消して,ロウソクの灯りで過ごしましょう.

recommendation | Posted by satohshinya at June 17, 2005 23:21 | Comments (1) | TrackBack (1)

矢内原美邦・金森穣

ニブロール主宰である矢内原美邦氏のプロジェクトを2つ.ニブロールは,前に東浩紀氏が絶賛していて見に行ったことがある.荒削りながらも確かにおもしろかった.

『public=un+public』
映像の高橋啓祐氏とのユニット「Off Nibroll」による公演.ここでは動画を見ることもできる.今日から29日まで.

『3年2組』
個人プロジェクト「MIKUNI YANAIHARA Project」の第1弾であるエンゲキパフォーマンス.先日完成した吉祥寺シアターにて.

Noism05芸術監督の金森穣氏もプロジェクトが2つ.過去のNoism作品のエントリはこちら

『Triple Bill』
Noism05の新作.今回は金森氏ではなく,3人の振付師を招いて行う新しい試みによる公演.また,冬のツアーも発表された.

『金森穣 ノマディック・プロジェクト2』
こちらはNoism05の出演ではなく,「ザ・フォーサイス・カンパニー」の安藤洋子氏をはじめとする様々なダンサーを集め,金森氏自身も出演するプロジェクト.やはりこちらの方がお薦めか?

recommendation | Posted by satohshinya at May 27, 2005 10:10 | TrackBack (1)

阿部初美

『エルドラド』
『クァクァ』をやった阿部初美さん演出によるドラマ・リーディング.鈴木理江子さんも出演します.これも「日本におけるドイツ2005/2006」の関連企画.
《ドイツで注目を集めている若手作家,マリウス・フォン・マイエンブルクの『エルドラド』(2004年ドイツ初演)という作品です.舞台はイラクやアフガンを思わせるような紛争地域に,再開発で利益を得ようとやってきた人物たちの話.今,世界で何が起きているのか,人間にとっての幸せや欲望とは何なのかなどを考えさせられるような作品です.》

recommendation | Posted by satohshinya at May 26, 2005 21:51 | TrackBack (0)

谷口吉生のミュージアム

tkmy氏とともに「谷口吉生のミュージアム」内覧会へ.MoMAや国内の美術館とともに,明後日オープンの『東山魁夷せとうち美術館』や,実現しなかった万博のプロジェクト,『京都国立博物館百年記念館』なども展示.東京展の後は,丸亀豊田にも巡回とのこと.

recommendation | Posted by satohshinya at April 7, 2005 22:23 | Comments (3) | TrackBack (3)

DETAIL JAPAN

ドイツの建築雑誌『DETAIL』の日本版『DETAIL JAPAN』が遂に創刊.レイアウトも図面もとても美しく,とてもよい雑誌.
定価は2,000円だが,3年間の定期購読を申し込むと,1冊1,176円(笑).更に,今すぐ定期購読を申し込むと,創刊前特別号(非売品)を送ってきてもらえる.昨日届いたが,OMAの『在ベルリン・オランダ大使館』をはじめとして,見ているだけでも楽しい内容.ぜひ.

巻末の《本誌で取り上げた海外建築は,わが国と異なる気候条件,建築法規のもとで設計施工されているため,収録の図面はそれを踏まえた上でご覧ください.》と書いてあるのも笑える.

recommendation | Posted by satohshinya at April 7, 2005 9:29 | Comments (4) | TrackBack (0)

「アートの日」展

コマンドNから展覧会の案内です.
明日1日のみ,『湯島もみじ』内のコマンドNにて展覧会を開催.『Thank you @RTの日』(通称:39ART)参加企画とのこと.

以下,コマンドNからのニュースリリース.

展覧会名:「アートの日」展
★3月9日だけの展覧会です.コマンドNのメンバー作品を展示,すべて割引価格で販売します.また秋葉原TVのDVDや「美術と教育(中村政人)」等の書籍も割引価格で販売します.
*本展覧会は『Thank you @RTの日』(通称:39ART)参加企画です.

■場所:コマンドN
会期:3月9日(水)
時間:11:00〜19:30
参加作家:中村政人,相沢奈美,飯田紀子,伊藤敦,申明銀,鈴木真吾,早川満友,林僚児,藤森千夏

recommendation | Posted by satohshinya at March 8, 2005 17:54 | TrackBack (1)

Pina Bausch

『ネフェス』Nefes(呼気)
ピナ・バウシュ率いるヴッパタール舞踊団(Tanztheater Wuppertal)による,2003年にイスタンブールで制作された作品.

昨年のパリ公演の様子レビュー
チケットの問い合わせはこちら

recommendation | Posted by satohshinya at February 24, 2005 23:33 | Comments (1) | TrackBack (0)

遠藤利克

遠藤利克展「空洞説」/VOIDNESS
《6年振りにSCAI THE BATHHOUSEでの個展を開催.鉄や木を使用した,空間を埋め尽くすかのような巨大彫刻を中心に,すべて新作で構成されます.》

recommendation | Posted by satohshinya at February 20, 2005 12:23 | Comments (4) | TrackBack (0)

Mトレ@湯島もみじ

中村政人さんから連絡です.
下記の予定で「湯島もみじのMトレ2005/01」を行います.参加希望者の方はこちらまで連絡願います.どなたでも参加可能です.

[湯島もみじのMトレ2005/01]
場所:文京区湯島
作業期日:1月16日(日)〜20日(木)
時間:9時〜18時
作業内容:壁,天井制作など
条件:昼食付き.作業着持参.
半日,一日だけ参加できる人でもOKです.

湯島もみじについてはこちらをご覧ください.ダイアリーで過去の施工状況も見ることができます.
その他,「JA」53号「Renovation Forum」に取り上げられています.

Mトレとは…….
《「ワークショップ」とはちょと違う.そんな中から「Mトレ」という言葉は生まれました.特に意味のない!?「M」と「トレーニング」の略「トレ」との造語.
この場では,中村政人やこのプロジェクト「湯島もみじ」を中心に「現場」という状況を体験できる機会を継続的に展開していく予定です.
これら作業プロセスを自分たち自身で体験することにより, それを1つの学習の場ととらえ, 建築や美術,社会について考えるきっかけとなることを目的としています.「現場」という実践的な場で,実際に体を動かすことで,普段,学校の授業などでは体験できないことを何か学んでもらえれば幸いです.
ただ参加するのではなく,自主的なモチベーションでもって「現場」に触れてみたい!! そんなあなたの参加を待っています.》

recommendation | Posted by satohshinya at January 12, 2005 23:09 | TrackBack (0)

三浦基・田原桂一・marcel duchamp・fluxus

『雌鶏の中のナイフ』
青年団リンク・地点の第9回公演.三浦基氏による演出.関連エントリはこちら

「田原桂一 光の彫刻」
ガラスや石灰岩やアルミや布の上に印画した写真作品を展示.

「マルセル・デュシャンと20世紀美術 芸術が裸になった,その後で」
『彼女の独身者たちによる花嫁,さえも(大ガラス)』東京ヴァージョンも展示.

「フルクサス展 芸術から日常へ 」
これほど集められることもほとんどないと思う.まあ,アートの勉強だと思って…….

recommendation | Posted by satohshinya at January 6, 2005 22:08 | TrackBack (0)

クァクァ

quaqua.gif

明けましておめでとうございます.
舞台の美術をやります.ぜひ見に来てください.
作品情報はこちら.上演はこちら.関連エントリはこちら

クァクァとは何かそれは声それは息それはことばしかも異語どんなかベケット・ライブvol.6

ベケット・ライブとはどんなだったかvol.12345つねに声の問題ことばの問題日本語の問題翻訳の問題ベケットのテキスト日本語による肉声化いったいどんなかからだをとおしてたえず挑戦

ベケット・ライブvol.3以降つづいた後期の戯曲きびしい制約今回は趣向をかえる思い切るあいかわらず声の問題ことばの問題いたって真剣でももっと広くもっと自由もっと暴走初心に戻る読むことから始める他人の書いたもと外国語どこまでいくか

今回はクァクァどんなか小説『事の次第』ひどくマイナーほとんど知られず読まれずそんな作品へのベケット・ライブからの回答オマージュちょっと参照「どんなだったかおれ引用するピム以前ピムと一緒ピム以後どんなか三部構成おれ言うそれ聞こえるとおり」舞台上でどうなるかスリーポイントお贈りするベケット・ライブvol.6クァクァ
(テキスト:長島確)

『ベケット・ライブvol.6 クァクァ』

原作 サミュエル・ベケット『どんなか』
演出 阿部初美
ドラマトゥルク 長島確
美術・映像 佐藤慎也
照明 田島佐智子
舞台監督 大島明子

出演 鈴木理江子,井出みな子

主催 スリーポイント

recommendation | Posted by satohshinya at January 1, 2005 8:28 | Comments (5) | TrackBack (1)

草間彌生・長島有里枝

「草間彌生 永遠の現在」
新作中心の「クサマトリックス 草間彌生展」に続き,今回は初期の作品も交えた回顧展.展示されている作品は代表作ばかりで必見だが,展示空間が狭いため,やや窮屈な印象なのが残念.この展示は東京からスタートする巡回展で,サブタイトルを変えながら,「永遠の現在」「魂を燃やす8つの空間」「無限の大海をいく時」「魂のおきどころ」と続く.出展作品や展示構成も会場毎に変化するらしい.その出展作品すべてを納めたカタログが出色.中島英樹氏のデザイン,ホンマタカシ氏によるポートレートもよい.このカタログを買うためだけにでも行くとよいかも.
「木村伊兵衛展」も同時開催.こちらは,日本近代写真の古典.

「長島有里枝展 Candy Horror」
様々なサイズの新作約30点による個展.オープニングには,浅田彰氏も来ていた.会期中イベントとして,モデルを募った撮影会を開催.申し込み方法はこちら.他人を集め,疑似家族写真を撮るという作品のためとのこと.
同時にNADiffでは,「not six」という最新写真集を中心とした個展も開催.

recommendation | Posted by satohshinya at December 18, 2004 8:50 | TrackBack (0)

湯島の人々

湯島もみじに関わった人々の展覧会が相次いで開催.

「life/art '04」
中村政人さんが参加しているグループ展の4年目.SHISEIDO GALLERYで開催.今年は永芳リライブプロジェクトを紹介.須田悦弘氏も参加している.

「MUMI クリテリオム61 嵯峨篤」
嵯峨篤さん水戸芸術館のクリテリオムに登場.本人曰く,また磨いているらしい.現代美術ギャラリーでは「まほちゃんち」が開催.

また,湯島もみじ「Archi+Decor」No.2に掲載されている.

recommendation | Posted by satohshinya at December 7, 2004 5:23 | Comments (1) | TrackBack (0)

/04

坂本龍一氏のニューアルバム『/04』(スラッシュ・ゼロヨンと読む)がリリース.CM曲,映画音楽や過去の曲など,ベスト版的な内容.ただし,24年も前の曲をピアノ8台分の多重録音で収録するなど(本人曰く,「ピアノ・オーケストラ」),全く新しい作品.sitesakamotoでは,本人による全曲解説あり.

recommendation | Posted by satohshinya at November 24, 2004 6:45 | TrackBack (0)

Antony Gormley

「アジアン・フィールド」
アントニー・ゴームリーによる,旧都立高校の体育館を会場とした巨大なインスタレーション作品.

recommendation | Posted by satohshinya at November 8, 2004 21:10 | Comments (2) | TrackBack (3)

真下慶治記念美術館

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『真下慶治記念美術館』
設計:高宮眞介,川島茂,佐藤慎也
構造設計:アラン・バーデン,田尾玄秀

recommendation | Posted by satohshinya at November 5, 2004 22:22 | Comments (9) | TrackBack (0)

言の問い

上野近辺数カ所で開かれる「サスティナブル・アートプロジェクト2004 言の問い」では,セキスイハイムM1・MRをフィールドとしたプロジェクトが展開.中村政人さんの作品も上野桜木空き地に展示予定.

recommendation | Posted by satohshinya at November 4, 2004 15:44 | TrackBack (1)

横尾忠則・森万里子

「横尾忠則 in the bath」
会場であるSCAIをテーマとした新作ペインティング9点.確かに,ある意味ではサイトスペシフィック.

「森万里子 縄文 - 光の化石 トランスサークル」
どうしてこんなところで,こんな展示が行われているのかわからないが,普通はこんな時しか行かないところだと思う.植物園自体がよいところなので,天気のよい日にピクニック気分で行くとよいかも.11月7日には「テレビ美術館」で紹介あり.

recommendation | Posted by satohshinya at October 31, 2004 5:36 | Comments (4) | TrackBack (1)

牛腸茂雄・高木正勝・Noism04

「牛腸茂雄展 自己と他者」
『日々』,『SELF AND OTHERS』,『見慣れた街の中で』の3冊の写真集を全点展示.荒木経惟やホンマタカシ,HIROMIXを知っている今となっては,再発見を実感できる写真家.同時に立派な作品集が刊行されており,そちらに全点掲載されているので,展示もともかく,そちらは必見.

『wonder girl』
高木正勝氏が空間構成・音楽・映像で参加している,コンテンポラリーダンス.最終日は終演後に,舞台で使用した映像を無料で展示.

『black ice』
金森穣氏率いるNoism04の第2作.まつもと市民芸術館(設計:伊東豊雄氏)でも公演あり.

recommendation | Posted by satohshinya at October 19, 2004 7:03 | TrackBack (0)

Renovation Forum

『湯島もみじ』「Renovation Forum」取り上げられました

recommendation | Posted by satohshinya at October 4, 2004 13:35 | TrackBack (0)

art-Link 上野-谷中 2004

「art-Link 上野-谷中 2004」が9月25日(土)〜10月11日(月・祝)まで行われる.吉田五十八設計の日本芸術院では,須田悦弘のタデが一輪展示されるとのこと.SCAIは「古武家賢太郎展 PARFAIT」を開催.

recommendation | Posted by satohshinya at September 20, 2004 23:05 | Comments (2) | TrackBack (1)

釜山ビエンナーレ2004現代美術展

韓国で開かれている「釜山ビエンナーレ2004現代美術展」に出展中の中村政人さんの作品「Metaunit / Tetra Project」(commandNのサイトで展示写真公開中)に,宮里直也,二瓶士門とともに,ほんのちょっとだけ協力.10月31日まで釜山市立美術館で開催中.この期間に韓国に行かれる方はぜひご覧ください.

recommendation | Posted by satohshinya at September 20, 2004 17:34 | TrackBack (1)