がんばれ!図工の時間

図画工作科の授業は,2002年度に年間70時間から50時間(小学校高学年)に削減されたそうです.「がんばれ!図工の時間!!フォーラム」では,「図工の時間」の維持・拡大を目指し,図画工作科の授業時数を増やすことに賛成する署名運動を行っています.

recommendation | Posted by satohshinya at January 7, 2007 22:34 | TrackBack (0)

アトミック・サバイバー ワーニャの子どもたち

『クァクァ』『4.48 サイコシス』に続き,阿部初美さん演出,長島確さんドラマトゥルクによる新作公演が行われます.今回は宣伝美術を担当し,チラシなどを作りました.ぜひ観に来てください.

『アトミック・サバイバー ワーニャの子どもたち』

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核エネルギーサバイバル時代,「休むことなく働き続けましょう」
チェルノブイリ原発事故から20年.それは,かのチェーホフの国で未来の「明るい」生活を夢みた“ワーニャ伯父さん”から約100年後のことだった―そして現在,日本の「アカルイ」電気生活を支える原発は55基,さらに13基の追加が予定されている.このアトミック・ワールドに暮らすわたしたちの未来は….核燃料再処理工場試運転中の六ヶ所村や,各地の原子力発電所のフィールドワークをもとに,核エネルギーを生み出すパワーの源を<あかるく>照らすポストドラマ演劇―アトミック・サバイバー.
もし,今,放射能事故が起こったら? 『放射能防止マニュアル』つき公演.

出演:野村昇司谷川清美福田毅永井秀樹

構成・演出:阿部初美
ドラマトゥルク:長島確
照明デザイン:田島佐智子
映像:須藤崇規
音楽:西井夕紀子
小道具:大城達郎 内部美玲 他
空間美術アドバイザー:田原奈穂子
照明オペレーター:高島里香
演出助手:田中智佳
制作助手:丑山佐枝子
宣伝美術:佐藤慎也
舞台監督:弘光哲也
制作:大久保聖子

2007年2月22日(木)〜25日(日)
にしすがも創造舎

ポスト・パフォーマンス・トーク・ゲスト
23日(金)19:30 ヤノベケンジ
24日(土)19:30 大林ミカ

前作『4.48 サイコシス』感想サイトは以下のとおりです(50音順).
因幡屋ぶろぐさん,S & Sさん,エニカイタ・ブログさん,oichologさん,GRASSHOPPERさん,Somethig So Rightさん,小劇場系さん,橘月さん,chocochoco*lateな あずさ号。さん,chinagon's roomさん,ネコタンゴ。さん,haruharuy劇場さん,ヘタレ役者のカミングアウトさん,Mura Mura Moodさん,World's End Garden.さん,その他さん.

recommendation | Posted by satohshinya at December 20, 2006 5:54 | TrackBack (1)

MindFrames

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「MindFrames」展がZKMではじまりました.
メディアアーティストであるウッディ・ヴァスルカ(Woody Vasulka)とステイナ(Steina)を中心として,ニューヨーク州立大学バッファロー校メディアスタディで活動した人たちを紹介しています.参加アーティストはヴァスルカ夫妻,現在はZKMの館長であるペーター・ヴァイベル(Peter Weibel),メディアスタディのディレクターであったGerald O' Grady,映像作家のHollis Frampton,Paul Sharits,James Blue,Tony Conradの8人.その展示の中心となるラボラトリーをウッディ・ヴァスルカとともに設計しました.
お近くに来ることがあればぜひ.

MindFrames
Media Study at Buffalo 1973-1990

16.12.06-18.03.07, ZKM | Medienmuseum, Lichthöfe 8+9

Gerald O' Grady, Hollis Frampton, Paul Sharits, Woody Vasulka, James Blue, Tony Conrad, Steina, Peter Weibel

Kuratoren/Curators: Woody Vasulka, Peter Weibel
Co-Kuratoren/Co-Curators: Steina, Tony Conrad, Thomas Thiel
Projektleitung/Project Management: Thomas Thiel
Technische Leitung/Technical Management: Martin Häberle, Matthias Ossmann
Technische Unterstützung und Programmierung/Technical Support and programming: Robert O' Kane, David Link
Ausstellungsarchitektur/Exhibition Architecture: Shinya Satoh, Woody Vasulka

アーティストの参考リンク:Peter WeibelHollis FramptonPaul SharitsTony Conrad

@karlsruhe, recommendation | Posted by satohshinya at December 16, 2006 11:15 | TrackBack (0)

Interconnect・Georg Nees・Ignasi Aballí

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ZKMMedienmuseumではいくつかの展覧会がはじまっている.

「Interconnect@ between attention and immersion」展は,副題に「Medienkunst aus Brasilien」とあるようにブラジルのメディア・アートを集めたもの.2000年以降6回目を数えるPrêmio Sergio Motta de Arte e Tecnologia(セルジオ・モッタ賞)の受賞作と候補作から12作品(内1作品はパフォーマンス)が選ばれている.出品作家はLucas BambozziGiselle Beiguelman作品),Caetano Dias,Luiz Duva,Grupo Poéticas Digitais,Raquel KoganDaniela Kutschat + Rejane Cantoni作品),Katia Maciel,Alice Miceli,Simone Michelin作品),Gisela Motta + Leanoro Lma作品),André Parente.展示構成の手伝いをしました.

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「Georg Nees – Die große Versuchung」展はコンピュータ・アートの先駆的アーティストの1人であるGeorg Neesの回顧展.1960年代の初期の作品も並ぶ,クンストハレ・ブレーメンのコレクションを中心としたもの.小さな展示だが,歴史的に重要な作品ばかり.展示構成を行いました.

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「0–24 h. Ignasi Aballí」展はスペイン作家Ignasi Aballíの個展.バルセロナ現代美術館,ポルトのセラルヴェス美術館(アルヴァロ・シザ設計),バーミンガムのIkon Galleryを廻ってきた巡回展.こちらはメディア・アートというよりはミニマルな現代美術.作家本人も河原温に影響を受けていると語っていた.
近くに来る人はいないと思いますが,もしお近くに来ることがあればぜひ.

@karlsruhe, recommendation | Posted by satohshinya at September 9, 2006 7:55 | Comments (3) | TrackBack (0)

日本のメディア芸術100選

文化庁メディア芸術祭10周年企画アンケート 日本のメディア芸術100選

こんなものをやっているようです.暇つぶしにぜひ.近日中に選んだ10作品もアップしてみます.

まずは,アニメーション部門10点を選出してみた.
 『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』TV+劇場(1974-83)松本零士・西崎義展
 『ガンバの冒険』TV (1975)出崎統
 『機動戦士ガンダム』TV+劇場(1979-82)富野喜幸
 『未来少年コナン』TV(1978)宮崎駿
 『ルパン三世カリオストロの城』劇場(1979)宮崎駿
 『銀河鉄道999』劇場(1979)りんたろう
 『幻魔大戦』劇場(1983)りんたろう
 『うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー』劇場(1984)押井守
 『王立宇宙軍オネアミスの翼』劇場(1987)山賀博之
 『新世紀エヴァンゲリオン』TV+劇場(1995-97)庵野秀明
個人的に影響を受けたもので選ぶとほとんどが80年代前半までのものばかり.同じ作家を選ばないようにと思ったけれども,宮崎駿,りんたろうのみ重複.「ヤマト」はあらゆるものがここから始まっているのではずせない.「ガンバ」は出崎作品から1つ選ぶとこれかな? 「ガンダム」もヤマト同様.「コナン」「カリオストロ」は全体の完成度,大塚康生との共同作業として選出.ジブリ作品よりはるかによい.「999」は1つの映画として傑出しているし,もちろん金田伊功の作画,椋尾篁の美術も傑出.「幻魔」はストーリーはメチャクチャだけど,なかむらたかしの作画,もちろん金田の作画,椋尾の作画など見所満載.それから大友克洋が道を誤るきっかけとなった記念すべき作品.「ビューティフル・ドリーマー」は押井作品のベスト.「オネアミス」は個人的に愛すべき作品.「エヴァンゲリオン」は90年代から1つ選ぶとなると文句なくこれ.手堅い選出になってしまった.

次にマンガ部門10点を選出
 『火の鳥』(1954〜88)手塚治虫
 『あしたのジョー』(1968〜73)ちばてつや・画/高森朝雄(梶原一騎)・原作
 『ドラえもん』(1969〜96)藤子不二雄(藤子・F・不二雄)
 『デビルマン 』(1972〜73)永井豪
 『コブラ』(1978〜84)寺沢武一
 『童夢』(1980〜83)大友克洋
 『Dr.スランプ』(1980〜84)鳥山明
 『気分はもう戦争』(1980〜82)大友克洋・画/矢作俊彦・原作
 『AKIRA』(1982〜93)大友克洋
 『風の谷のナウシカ』(1982〜94)宮崎駿
またもや全て連載開始は80年代.大友克洋は別格で3つ選出.手塚治虫を1つ選ぶとしたら「火の鳥」.個人的には鳳凰編がベスト.他にも『ブッダ』,『ブラックジャック』を選びたかったけれども割愛.「ジョー」は出崎統のアニメもよいけれど,原作も傑作.「ドラえもん」は一応選んでみた.「デビルマン」はアニメとは全く違う内容の大傑作.「コブラ」は独自な世界観がおもしろかった.「童夢」は大友のベスト.「Dr.スランプ」は連載開始時に絵のクオリティに衝撃を受けた.「気分は」は大友の中で最も好きな絵の作品.「AKIRA」は連載開始からの長い付き合いなので選出.「ナウシカ」もアニメよりは原作の方が断然よい.またもや手堅い10作だな.

recommendation | Posted by satohshinya at July 28, 2006 22:54 | Comments (3) | TrackBack (1)

田無の家

公団住宅のリフォームを設計しました.3月26日(日)13:00〜17:00にオープンハウスを行います.友人・知人の皆さまにのみ案内図を送付いたします.こちらまで連絡願います.

「田無の家」
延床面積:73.89m2
設計・監理:佐藤慎也,末岡佐江子( AITYワークスタット),佐藤陽子
施工:AITYワークスタット(担当:池田太郎)
場所:東京都西東京市

recommendation | Posted by satohshinya at March 24, 2006 19:54 | Comments (1) | TrackBack (0)

阿部初美・高山明・三浦基

『4.48 サイコシス』
詳しくはこちら

『ニーチェ』
詳しくはこちら

『見ちがい言いちがい』
詳しくはこちら

再度,詳細加えてアップし直します.

recommendation | Posted by satohshinya at March 18, 2006 9:36 | TrackBack (0)

4.48 サイコシス

『4.48 サイコシス』

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顔のない"痛み"
暴力的なデビューからわずか4年後の1999年,自殺によって28才でキャリアの幕を閉じたイギリスの劇作家サラ・ケイン.彼女の遺作「4.48サイコシス」は,触れる者の肌をしずかに切り開き,深く突き刺さる.その詩的なことばは鬱病で自殺願望をもつ〈わたし〉の物語として作家自身と重ね合わせられてきたが,テキストには人物の指定もト書きもなく,むしろさまざまな人々の生の交錯する,同時多発的な"場"へと裂けている.誰もがもつ「この自分という冷たく黒い池」.そして"他者"と通じ合うこと.魂の舞台ともいうべきその場所から,現在の日本社会の抱える"痛み"が姿をあらわすだろう…

出演:谷川清美,笠木誠,水町レイコ,久保彩美,徳山富夫

作:サラ・ケイン
演出:阿部初美
ドラマトゥルク:長島確
美術:佐藤慎也
照明:田島佐智子
音楽:安野太郎
演出助手:田中智佳
舞台監督:寅川英司×突貫屋
制作:大久保聖子,住吉梨紗

2006年3月18日(土)〜21日(火・祝)
にしすがも創造舎

recommendation | Posted by satohshinya at December 31, 2005 7:22 | Comments (8) | TrackBack (1)

KANDADA

「KANDADA」
新しいコマンドNのプロジェクトスペースがオープン.
《神田の老舗の印刷会社である精興社の1階倉庫をリノベーションし「KANDADA」 は生まれます.「神田×DADA」という意味です./神田の街にダダイズム的視点をインストールしていき,そこから街の創造力を促して行きたいという理念のもと命名しました.スペースは,1階で道路に面し,天高4m,約100m2の都心ではゆったりとした空間です./また「KANDADA」は、大手町と神保町に挟まれたこのエリアで行われるアクト全体のプロジェクト名でもあり,進行形の様々なプロジェクトを展開していきます.》
オープニングに行ってきたが,ユニークな立地条件を持つスペースで,今後の活動に期待.

recommendation | Posted by satohshinya at September 27, 2005 9:20 | TrackBack (0)

恋よりどきどき・Noism05

「恋よりどきどき コンテンポラリーダンスの感覚(アイステーシス)」
本当にここは写真美術館? 特にダムタイプ『S/N』特別上映は必見.ニブロールのインスタレーション,ファッションショーもあり.

「NEW WORK PREMIERES IN WINTER '05-'06」
Noism05も第4作.音楽は池田亮司氏ではなく,Ton That An氏に変更になってます.

recommendation | Posted by satohshinya at September 25, 2005 11:11 | TrackBack (0)

Gerhard Richter

「ゲルハルト・リヒター展」
金沢に行かなくても大丈夫.ここの企画展示室で我慢しよう.

recommendation | Posted by satohshinya at September 19, 2005 23:31 | TrackBack (0)

NAMURA ART MEETING '04-'34

NAMURA ART MEETING '04-'34 vol.01「臨界から臨海へ」
よくわからないのですが,浅田彰×磯崎新×柄谷行人によるシンポジウムあります.まるで『批評空間』.ヴィジュアルディレクションをダムタイプの高谷史郎さんがやっています.そう言えば,先日のICCでの坂本龍一さんのライブに,浅田さんと高谷さんが来ていました.余談です.
会場は大阪です.行けそうにないですね.

recommendation | Posted by satohshinya at August 24, 2005 22:37 | TrackBack (0)