無自覚

安っちーTシャツを着たりだとか、ワンフレーズで実現不可能っぽいことを言いまくって、最初は周囲から変人扱い、嘲笑されながらも、知らない間に有名になっているというのはなぜか?まじめにこつこつやる→話題づくりにつぐ話題づくりで自ら炎上して、拡大する→結果、パラダイムがシフト。(ガ島通信 「自爆炎上型モデルを優位にさせる時代背景」より)
直感的な思いつき「モデル」なのでロジックはないと書いてあるが、おそらく炎上(相手を激高させたり侮辱したりすることを目的に発信する電子メールのメッセージ、ニュースグループの投稿記事、掲示板の書き込みなどのこと。:ised@glocomー炎上より)に着想のスタンドポイントがあるに思われる。無自覚でもネット社会には共有されつつあるし。
炎上のほうは、意図的に陥れる悪意が起点になっていてが、自爆炎上というのは自らの創意を突き進む上でのある行為が起点になり、結果的に炎上的な広がりを得ている。ただのブラフなのか、ダークサイドのとばっちりなのかと言った差異か。

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Manを見た。28日発売のユリイカの予習もかねて。神山健治×東浩紀対談とかあるみたいだし。それと今日、SAC2ndの最終回なので、見逃した回も見た(笑)。いやぁ噛めば噛むほどディテールの馬鹿さにはまる。いい仕事。神山氏の表現のモチベーションになっている現社会との地続感に陶酔。彼が言うには、日本は江戸時代と冷戦下のバブルにユートピアを見たと指摘。それを無自覚に望んでいるとし、ダークサイドの演出によって、ネットと実社会の見境もなく、様々な炎上がおきる。

blog | at September 27, 2005 2:23


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