BACCARAT GALLERY-MUSEE

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NOUVEL(ヌーベル)事務所の山添ナオリさんが薦める
『BACCARAT GALLERY-MUSEE(バカラ美術館)』へ。

昔、大金持ちが、芸術家や作家、音楽家のために
サロンとして開放していた邸宅を改修したもの。
設計は『Phillipe Starck(フィリップ・スタルク )』
鏡やスケール操作を多用した空間は、
『ハイパー・リアル・ゴージャス』と言う感じで、
本物の高級品で作られたディズニーランドのよう。

『本物の高級感 / 似非ゴージャス』の境界とは何なのか少し分からなくなる。
スタルク特有のギャグセンスでこれらの境界を積極的に曖昧にすることで、
現在流行のブランド建築の『意味』と言うか、『在り方』を
『高級』の意味と共に問い直しているのであれば、頭が上がらない。

彼に限ってそんなことはないかな?

ちなみに僕の腕時計は彼のデザインです。

Architecture Space / 建築, Paris / パリ | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 5 22, 2005 21:50


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