坂口恭平さんとお会いする
美術家の坂口恭平さんとお会いする。
坂口さん自体自分の職業が何であるのかわからないというので
とりあえず「美術家」と呼ばせていただくことにする。
彼の代表作は
東京の浮浪者の家をガンガン撮影し続けた写真集「0円ハウス」
貯水タンクの中で生活する彼自身を撮影し続けた「貯水タンクに棲む」
などがある。
彼は早稲田大学建築学科石山研究室の卒業生なのですが
高校時代から建築に対する情熱が物凄く、石山修武に会うために
早稲田に入ったという人物。
お話をしていて「建築を愛する」と言う情熱を物凄く感じました。
現在、彼は「建築ど真ん中」というよりも、「建築の周縁」の活動を行っている。
建築を愛しすぎるがゆえに、その中心に触れることに対する恐怖が
彼を「建築の周縁」へと向かわせている気がします。
彼は否定していましたが。
そんな彼もいつか建築を作りたいらしい。
そのお手伝いができれば、大きな刺激を与えてもらえる気がしました。
建築のどのような「周縁」をついてくるのか?
次の作品が楽しみです。
Art / 美術, Paris / パリ | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 11 1, 2004 1:30
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