インタラクティブな関係
shinyaさんのコメントに対するエントリーです。ドメスティックなコミュニティの感覚は否めないですね。隔離された村に等しい。僕が、教示的なコントロールを仕掛けている点はいいんですが、それとインタラクティブに全体を良くしていこうというと仕掛けをたくらむ人がいなくて、いっこうに盛り上がらない。八代のコンペの時なんか極度に明らかだった。アクティブなデザインプロセスとしては論外な事をしている事に誰も気づいていない。気づかない人に言っても危機感まで達しない。自分が前進している事実を、足を踏みしめる感覚でしか、自分を上昇できないようでは、きっとデザインで人を興奮させることは難しい。そういう局面に出会わない、出会おうとしない人たちに僕ははっきり言って、うんざりしている。
「一刀両断」というのは、横浜というバックグラウンド(生活)を知らない僕たちが、飯田さんが言うキーワードを頼りに、恣意的な視点に寄りすぎず、知るという事を意味していて、大げさに振る舞っているだけです。建築家なしの建築みたいなフレーズの感覚ですね。言いたいけど、言えないことはわかっていて、突っついて欲しいという事。(笑)
飯田さんは、個人の視界でリサーチの幅を狭めないで欲しいという事を、様々な言葉に置き換えてコントロールしてくれていて、温度ののっていない情報を検索する必要性と同時に、恣意的な視点を持って整理することを強く言っている。批判的な姿勢や自己陶酔が大切だと言っている。そのフレーズが頭に入っていても技に出来ないようだ。
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