田園住宅の作り方―海外編(オーストラリア)-その2

田園住宅のためのオーストラリア現場調査から帰ってきました。
パートナーのNathanael Dorentと共に東京事務所でスタディーを進めています。

現在は、現地調査を元に20案程度の検討を進めています。

検討のよりどころとなるのは下記。
・敷地の状況
・施主の要望
・敷地周辺の建物・建設方法
など。

海外の仕事では特に、敷地周辺の建物はその敷地が持つ状況を知るのに
重要な役割を果たします。
というのも、その地域の生活や気候を反映して建てられているので
一時的が現場調査でしか滞在できない僕たちに、その敷地のことを教えてくれます。

REN01-reserch-SiteRFR.jpg

周辺の住宅が持つ特徴で興味深いのはテラス。
建物を一周囲うように、もしくは太陽が昇る北側に必ずテラスを持つ。
自然の中で本を読んだり、お茶をするのが個々の生活スタイルのようです。
これは案検討の中で中心的な役割を果たす気がします。
また、牧場内の田園住宅なので、ランドスケープとの関係も重要となっています。

数日でコンセプト段階の終了です。

<現段階>
★コンセプトデザイン
・基本設計
・実施設計
・現場監理

http://sugawaradaisuke.com/

Architecture Space / 建築, My Partners, Works / SUGAWARADAISUKEの仕事, 海外 | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 8 19, 2009 15:01


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