14 juillet

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7月14日は、フランス語で『Le Quatorze Juillet』。
つまり、フランス革命を祝う『fete de national』でした。
今年はフランスにおける『ブラジル年』 と言うこと、
軍事パレードでブラジル国旗が登場したり
夜はサンバと共に花火が打ち上げられたり。

フランス滞在 一年目で、パリで行われる一通りイベントを経験しているので
二年目は「どのイベントをどのように楽しもうか?」という余裕が出てきた。

今回は写真家の洋司さん、MICHEL KLEINのデザイナー、コウジさんたちと
「CHAMPS DE MARS公園」で花火待ちのピクニック。

花火もきれいだったけれど、公園に集まった群集が物凄い迫力。
キューブに刈り込まれた樹木に挟まれた、軸線を持つ広場には、
フランス式庭園のテクスチャーのように人の頭が広がっていた。
日本の花火大会もすごい人出だけれども
『見渡せる場所 』(=広場)の存在は、群集の迫力を増幅して
群集×自分 という形で興奮をも増幅している気がした。
ちょうど「競技場に居るような状態」と言ってもいいのかな。

『見渡せる場所 』(=広場)の存在は、
デモをすぐ行ったりする熱狂的なフランス人(パリ人)の国民性を
構成している一要因なのかな?とボンヤリつぶやいた7月14日。

Dialy / 日常, Event Lecture / イベント, Paris / パリ, Urbanism_City / 都市 | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 7 20, 2005 15:48


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Comments

フランスにも『ブラジル年』なんてあるんだね。
日本では、今年から来年に掛けて『ドイツ年』です。
どこかで『日本年』とかやっているのだろうか?

Posted by satohshinya at 2005年07月21日 08:58

ちょっと調べてみたら
驚いたことに2005年の今年は『日・EU市民交流年』
だそうです。
そんなこともあり
http://www.museum-lyon.org/expo_temporaires/destination_japon/japon_accueil.htm
のような展覧会も行われている模様です。

下記の施設ではどうやら去年(2004年)に
『日本年』のイベントが開催されていたようです。
http://www.citu-autun.org/actu1.htm
正確に何であったのか今度読んでおきます。

Posted by sugawara at 2005年07月22日 07:16

情報ありがとう。いや、これ以上の深追いは必要ありません(笑)。
でも、下の施設のホームページはフランス製だよね? ちゃんと日本語で施設名が表記されているのがエライね。
日本の『ドイツ年』は、かなり現代的な演劇やら美術やらが来ているのですが、フランス語は読めないのでローマ字表記だけを拾い読みすると、どうもフランスの『日本年』はトラディショナルな雰囲気ですね……。
まあ、いいんですけど。

Posted by satohshinya at 2005年07月23日 10:13