たくましい壁画

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先日、汐留にて岡本太郎「明日の神話」をみてきた。巨大な壁画はカフェやアイドルがイベントで行う仮設ステージなどに周囲を囲まれた場所で展示されている。壁画は巨大なサイズにもかかわらず十分な引けもとれておらず、壁画全体を見ることはかなり難しい。いわゆる美術館とは正反対の場にもかかわらず、壁画は様々はコマーシャルや商業の節操のない表現に負けないたくましいものに感じた。強引に視野を広げて考えればアイドルのステージだって、岡本太郎を意識したど派手は柄だって、壁画という美術だって人のつくりだす文化活動といえば同じものなのかもしれない、とまで後々考えてしまう。それが岡本太郎の魅力だとは思うがもう少しせめて落ち着いた場所でみてみたい。

art | Posted by at 8 15, 2006 16:04


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