文化庁メディア芸術祭@東京都写真美術館/アーキラボ@森美術館

MOVABLETYPEをアップグレードしてくれたおかげ、エントリー時にMac OS9+IE5でも文字化けは解消されましたね。アドミンさんご苦労さまです。
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休みの日に恵比寿,六本木方面に出かけてきた。OTAKU@東京都写真美術館→F.O.B@広尾→アーキラボ@森美術館というコースで美術館めぐりと買い物が目的。だがOTAKUが予想以上に混み合って1時間まちの状況のため見ることを断念、そこで文化庁メディア芸術祭を無料ということもあって見てみたのだが、これも混んでいてまとも鑑賞できる感じではなかった。その後に見たアーキラボは土曜夜の六本木とは思えない程に空いていた。会田誠の「無気力大陸」というドキュメンタリー映画の中で彼は現代美術に対して「もはや一級のエンターテイメントではなく、かたや社会的牽引力もない多目的広場だ・・・」というようなことを話している。アーキラボの空き具合からは多目的広場的な雰囲気は感じられたのだが、メディア芸術祭の混み具合は異質なものに感じた。最近、メディアアートが流行っているのだが本当なのか?と半信半疑だったので正直驚いた。形式的に両者を比較すると先端技術を導入したインタラクティブなメディアアートの展覧会と従来通りの立体,平面による展覧会である。鑑賞者の手にとって触れる参加型のメディアアートは娯楽性が強くエンターティメントとの境があいまいなのだと思う。会場ではメディアアート、アニメーション、漫画、ゲームが並列でおかれていたためそれぞれの線引きはとても曖昧で結果として色々な趣味趣向を持つ人手賑わっていたのだ。作家にとってはその作品を通して多くの人の心に何かを届かせたいと思うのが当然の気持ちである。そのため少しでもメジャーな形式となりつつメディアアートを表現手段として活動する人が増えるのもわかる気がしたのである。

art | Posted by at 3 8, 2005 20:36


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Comments

ねぎらいのことばありがたいです。まだ、やりっ放し感に満ちていますが、今月中には終わらせたいと思っています。
結局OTAKUは、見れなかったのですか?。残念。うちのおたく第2世代は見に行ったそうなので、エントリーを期待してよいと思います。(笑)

Posted by simon at 2005年03月25日 01:14