なぜblogなのか、

事務所のボスから文章を書くことを進められたことがきっかけでblogをはじめた。一人だけの日記ではうまく続かないと思っていた中、futchにblogの存在を教えてもらい現在に至る。ではblogを使って自分は何をしているのか?それは文章の組立を練習することが大きな目的だと感じている。この組立は実際、設計する上では生まれたアイデアをどのように展開し構築するかという作業に近い。その次の目的としては自分が書いた文章を他人がどのように解釈するかという確認である。建築は到底一人ではつくれるものではないため多くの人々とコミュニケーションをとりながら仕事を進めなければならない。その様な状況下ではいかに自分が考えていることが他人に伝わり理解されているかが最終的な仕事のクオリティーに繋がるといっても過言ではない。blogでは一方向、双方向どちらもコミュニケーションの取り方がある。文章の書き方一つで他人が書き込みやすいものもあれば、硬い文章にすれば当然書き込みも少なかったりする、こちらが投げたボールの種類によってかえってくるボールの種類も違う。それが会話の気軽さのものも、テキストとしてしっかりしたものも色々と記録として残る。なかなか形として残りづらいコミュニケーションがblogでは視覚化、アーカイブ化されるため、コミュニケーションの大切さを学ぶ上で有効だと感じている。そもそも、人と人はお互いわかっていそうで半分もわかっていないんだろうなと自分は考えている、100%理解してもらうにはこちらは200%伝える。焦らずゆっくり細かく自分のペースでその200%を出す。でもなかなかそんなにうまくはいつもはいかないもので、、、間違った位置に梁がついてしまったりする。いずれにせよ、blogは間接的ではあるが設計つながっていると思う。

diary | Posted by at 9 9, 2004 21:53


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