We wish you a Merry Christmas and a Happy New Year.
震災後に初めて長岡リリックホールで行われた,市民吹奏楽団によるコンサートの前座として行われた,ロビーコンサート.
長岡市内の仮設住宅.後ろの高架は,現時点では不通の上越新幹線.仮設住宅の通路は,入口が向き合った側が広く,反対側の窓が向き合う側はやや狭い.入口に案内図.左上のやや大きい建物が集会所.青いところは駐車場.
関越高速から見た仮設住宅.十日町付近.
ニュータウン@nagaoka
もちろん,これはニュータウンではない.一見すると同様な配置であるが,建設の意図が大きく異なる.長岡駅から徒歩15分くらいのところにある仮設住宅.山間部で被災した人たちが暮らしているらしい.
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いつもと変わらぬ風景@nagaoka
山間を走るバスの車中から,仮設住宅や,家の屋根を覆うブルーシートが見えた他は,普段と変わらなく見える長岡の街.昨日の講演でのぽ氏曰く,反省する大建築家の作品も変わらず建っている.しかし,よく見るとエントランスの取り付きに段差あり.もちろん,地震によるもの.他には大きな被害はなかったそうだが,やはりそれほど,相も変わらぬわけではなかったらしい.
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壁@berlin
ベルリン郊外の工業団地の後,チェックポイントチャーリーへ.アイゼンマン,ゼンゲリス,ヘイダック,磯崎らのIBA集合住宅が至るところに.そしてユダヤ博物館へ.細かいところまでよくできており悪い建築ではないが,あまりにも中の展示との整合性がなさ過ぎる.日本の博物館のよう.現地で発見したドイツ・グッゲンハイムではメイプルソープ展.そしてtkmyさん推薦のハンブルガー・バーンホーフに向かうが,インフォメーションと異なり,なぜか日曜休館.期待していた両美術館に入れず,本当にがっかり.気を取り直してシンケルのアルテス・ムゼウムを見たところでokdさんに呼び出され,ペイの歴史博物館へ.これがなかなかの大人の建築.最後にマーティン・グロピウス美術館でソフィ・カルの個展.原美術館と重なるものもあったが,展示も凝った力の入ったもの.帰り道にホロコースト博物館を通ると,ズントーの新館はまったく進んでおらず,空き地が広がるだけ.その横にはベルリンの壁が残されている.
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入れない!?@berlin
無事にベルリンへ到着.まずはAEGのタービン工場.歴史的な一品という感じ.次にミースのナショナルギャラリーに行くが,周囲は長蛇の列.何が起きているのかと聞いてみると,実はMOMA展をやっていて,その順番待ちが11時間待ちとのこと! 確かに最終月の9月は夜中の2時までやっているようなので,計算は合う.それにしてもそんな理由でミースに入れないなんて…….結局予定を変更して,ヌーべルのギャラリーラファイエットを通って,OMAのオランダ大使館へ.もちろん中には入れない.少し乱暴さに欠けるが,なかなかの秀作.ホテルに戻ってから再び中心地へ向かい,ライヒスタークへ.22時まで開いているので夜にも登頂可能.鏡とガラスが不思議な空間をつくり出していて,一見の価値あり.ポルケ,ハーケのアートワークも迫力あり.
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作業中@strasbourg-frankfurt
ストラスブールではロジャースの人権裁判所などEU施設を見る.22時まで開いているので,近現代美術館へ行く.展示空間はよくないが,パイクやビュランなどのコレクションあり.フランスの現代作家も企画展示として広いスペースを使っている.大きな窓を持つトラムにも乗る.一泊後,バスでハイデルベルグへ.城観光.そしてフランクフルト.ウンガースの建築博物館を見た後,ホラインの現代美術館へ.やはりこれは美術館建築の傑作.半分くらいが企画展などの展示替えの最中で,普通にペンキを塗っていたり,養生していたり,作品を掛け替えていたり,それら自体もパフォーマンスやインスタレーションのよう.日本ではそんな作業を見せるなんてあり得ないが,それがまたおもしろかった.
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名作の内部へ@stuttgart
朝早くワイゼンホーフ・ジートルングへ行くと,コルビュジエ棟が工事中.どうやら改修を行い,一般公開するかの雰囲気.外からもの欲しそうに眺めていると,庭で測量していたおじさんが中に入って来いと手招き.期せずして内部へ.改修前のボロボロの状態だったが,それでも感激.アウト,ミースなども見たが,やはり内部まで見ないと.その後はシュライヒ・ツアー.歩道橋,タワーなど8作ほど歩き回る.そしてスターリングの美術館.ポストモダンの佳作という感じ.それにしてもこっちの美術館はコレクションが充実している.しかもピカソであろうと自然光で展示.たいしたものだ.歩き疲れて早めにホテルへ.
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