事務所の移転

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先週末、池尻から恵比寿に事務所の移転を行いました。

確認申請書類作成業務と引っ越しが重なったのでバタバタとしていましたが、
研修生の早稲田大学・野海さん、SBAEで研修をしていた和歌山大学の坂口さん、上田くんの
助けでなんとか終わらすことができました。
この場をかりてお礼を。

場所は恵比寿、代官山、渋谷の中間で、
歩いているとキャラクターもスケールもドンドン変化していく本当に面白い地域です。
事務所のすぐ近くは雑貨屋や服屋が点在し、安いバーもある。
SBAEがあった巴里のMalaisに「ラフさ」が似ていて、少し懐かしい。


何はともあれ心機一転、しっかりと仕事ができるよう努力してまいりますので
今後とも、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。


2-3-13-601, Ebisu-Nishi, Shibuya-ku, Tokyo,
JAPAN, 150-0021
T: +81.(0)3-6277-5627
E: suga-net@triton.ocn.ne.jp
H: http://www12.ocn.ne.jp/~suga-net/
B: http://tkmy.net/blog/personal/sugawara/

Dialy / 日常, Event Lecture / イベント, News / 新着情報, Urbanism_City / 都市 | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 10 15, 2008 10:53 | TrackBack (0)

仏蘭西料理界の巨匠Alain Ducas

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仏蘭西料理界の巨匠Alain Ducasがプロデュースする
「Le Comptoir de Benoit」があり、オープニングパーティーに出席するために大阪へ。
彼と10分間話す機会を与えていただいた。
緊張しながらも、久しぶりの仏蘭西語を駆使して彼の巴里のレストランや建築のことについて話す。
思いのほか自分の頭に仏蘭西語が残っていて驚く。

場所は大阪駅近くにオープンしたサンケイビルによる複合ビルBreeze Breezeの最上階。
ビルの設計はChristoph Ingenhoven 氏
ガラスの使用を環境的な側面からとらえようとする建築家らしい。
透明感が変化するガラスの白いファサードが印象的。 ガラスと白の色使いが少しsannaっぽい。
自分も「ガラス使用と環境的配慮の融合」を狙っているいるが、
アウトプットがここまで自分と違うかと興味深く拝見する。

Alain Ducas氏の世界25店舗目、「Le Comptoir de Benoit」の料理と内装の印象はまたどこかで。

そのあと、駅前の富国生命ビル新築工事現場をみる。
このビルは仏蘭西人建築家dominique perraut氏の事務所に勤務する前田茂樹さんが担当している物件。 前田さんからは以前からCGを見せてもらっていたが、実際の敷地を訪れ実際の建ち方を想像してみる。

「Le Comptoir de Benoit」と富国生命ビル。
大阪駅前での仏蘭西人の動きは活発です。


Architecture Space / 建築, Event Lecture / イベント, Urbanism_City / 都市 | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 10 9, 2008 10:48 | TrackBack (0)

Body LandSpace

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インドの最大のデザイン誌「DESIGN TODAY」の2008年3月号に菅原大輔前田茂樹氏によるBody LandSpaceが記載されました。

Architecture Space / 建築, Art / 美術, Event Lecture / イベント, Works / SUGAWARADAISUKEの仕事, | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 6 9, 2008 12:32 | TrackBack (0)

Body LandSpace

dezain.netが、菅原大輔前田茂樹氏によるBody LandSpaceDomus Webに記載されていることを知らせています。

Architecture Space / 建築, Event Lecture / イベント, News / 新着情報, Works / SUGAWARADAISUKEの仕事, | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 2 14, 2007 6:08 | TrackBack (0)

2007です

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日記に足を止めていただいてる皆様、本年もよろしくお願いいたします。

昨年は公私の仕事にわたり非常に充実した一年となりました。
自分が関わった下記の仕事が竣工しています。

Body LandSpace / a+._daisuke_sugawara+shigeki_maeda
Louis Vuitton Icon Project Pavilion / Shigeru Ban Architects
Paper Tube Pavilion for Singapore Biennale 2006 / Shigeru Ban Architects
Restraunt George / Jakob+Macfarlane

Body LandSpaceは欧州展覧会 ARCHILAB 2007招待作品です。 展覧会終了にあわせ撤去されました。現在再設置に向けて動いています。
Louis Vuitton Icon Project PavilionはLouis Vuitton champs elyse店の展示スペースに設置されていた鞄「Papion」によって構成されたパビリオン。
こちらも 展覧会終了後撤去されました。2月に東京、その後NYのLVを巡回予定です。
Paper Tube Pavilion for Singapore Biennale 2006は、Singapore Biennale 2006のための紙管によるスペースフレーム構造。
Restaurant George はBar CounterとToiletの改修。退職前に3dsudyを終わらせたものがそのまま出来ていました。しかも勤務地のまん前です。

年明けにある仕事でARUPの金田充弘さんがParis事務所にいらっしゃいました。
打ち合わせの後に昼食を御一緒したのですが、色々なお話を伺うことが出来ました。
担当作品のこと、建築会のこと、LONDONや海外のお話。
現在の計画でお仕事を御一緒させていただくのは2回目なんですが、
本当に構造をデザイン化できる人です。それでいて非常に柔軟性のある思考。
組織に属する構造家でありがなら、これだけ名前が知れ渡っている理由が分かります。

頭を刺激された仕事始め。

Architecture Space / 建築, Event Lecture / イベント, Works / SUGAWARADAISUKEの仕事 | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 1 8, 2007 8:51 | TrackBack (0)

+Publication ‘Body LandSpace’

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Installation ‘Body LandSpace’ had nice public response, and will be published in some Japanese and foreign magazines.
Notre installation ‘Body LandSpace’ a un retentissement, et puis ca va etre publie dans quellque magazine japonais et etrangers .
前田茂樹氏と共同設計したインスタレーション「Body LandSpace」は大きな反響を頂き、国内外のメディアに取り上げていただく予定です。

Shinkenchiku (JP); Dec 2006
CASA Brutus (JP); Jan 2007
Indoor green style (JP); Apr 2007
NIKKEI Architecture (JP); Jan 2007
ARHITECTURA (Romania); scheduled for

Architecture Space / 建築, Event Lecture / イベント, News / 新着情報, Works / SUGAWARADAISUKEの仕事, | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 1 8, 2007 8:45 | TrackBack (0)

Flickr@dezain_net-Body LandSpace

dezain net
「Archilab2006展」の写真が「Flickr」に記載されていることを知らせています。

菅原大輔が前田茂樹氏と共同設計した「Body LandSpace」が数枚記載されています。

Architecture Space / 建築, Event Lecture / イベント, News / 新着情報 | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 12 17, 2006 21:41 | Comments (1) | TrackBack (0)

Archilab新建築記載

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雑誌新建築12月号にてArchilabのレポートがあります。
そこに菅原大輔が前田茂樹氏と共同設計した Body LandSpaceが記載されています。

Architecture Space / 建築, Event Lecture / イベント, News / 新着情報 | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 12 11, 2006 10:51 | TrackBack (0)

L’hopital Copgnac-Jay

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伊東豊雄さん設計、L’hopital Copgnac-Jayのオープンハウスに行く。
現場管理を行っていた高塚さんに地下階、一階、基準階をご案内いただいた。

巴里15区の一区画がその敷地。 中庭形式でその区画を囲うのではなく、
周辺に点在する隣地の庭を繋ぐように庭が配置されている。 
機能はがん治療、終末医療、自閉症の子供用施設の三つ。
街路に平衡しながら庭を挟むように薄い建物が配置され、
中庭に面して3つのボリュームがそれにへばりつく。

高塚さんが「借景しあう庭」と呼ぶ、敷地内を貫通する庭と
隣地の庭が作る視覚的な「大きな都市の森」は非常に上手く融合されていた。
これが敷地周辺の環境向上にかなり役立っている。
このように隣地の要素を操作対象としてとり込む計画は、
東京のように常に変化するアジアの都市では短期間しか継続しない。
まさに、強く、安定した町並みを持つ巴里/欧州ならではの計画といえるだろう。
8年に一度、隣接する家が建て替わる東京の住宅地で同じことをやっている
日本人建築家は、環境変化による空間の破綻をどう受け止め、どのように責任を取るのであろうか。

内部を歩いた印象は非常に日本的な空間であるということ。 
原因は窓の設定高さ。立った姿勢の視点やや上部から膝の少し上までと
非常に低く窓が切ってあって、目線が自然と下方に向き、庭を眺めることになる。
それはつまり、庭=季節を内部空間の構成要素として取り込むことを意味する。
庭は連続的でありながらも様々な性格の庭が用意してあるので、
各病室もそれによって色付きが異なっているのだろうと想像した。

最近考えている「予想できる素晴しい空間」と「予想できない新しい空間」の違いを見た気がする。 
現在ある技術、システム、素材を再編集、再構成して作る空間は予想が出来る素晴しい空間を作る可能性を秘める。
 しかし、どうなるか分からない、何が起こるかわからないが、
検討し、実験して生み出される予想できない空間というのもある。
僕が求めるのは明らかに「新しい空間」だと再確認した見学会であった。

最後に、高塚さんありがとうございました。

Architecture Space / 建築, Event Lecture / イベント, News / 新着情報, Paris / パリ, Urbanism_City / 都市 | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 10 29, 2006 8:01 | Comments (1) | TrackBack (0)

+ARCHILAB 2006 JAPON

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菅原大輔が前田茂樹氏と共に欧州の建築展覧会 ARCHILAB 2006に参加いたします。
模型や図面の展示ではなく、「庭園」という空間そのものを展示する貴重な機会をいただきました。
10月20日16時、フランス・オルレアンのARCHILABにおいてオープニングイベントが行われます。
ARCHILABはオルレアン市主導で行われる、フランス内外の建築家を紹介するイベントです。
 すべてのコレクションは買い上げられており、現ポンピドー・センターの建築・デザインのチーフキュレータ フレデリク・ミゲルーが文化省の参事官だったときにその収集が始められました。
第7回目のARCHILAB 2006は世界でも注目を集める日本人建築家の特集です。
上記HPのJardin Japonais / Japanese gardenをクリックしていただくと菅原大輔と前田茂樹の作品紹介が御覧頂けます。

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Body LandSpace = Landscape x Space + Japan
「フランス的」と「日本的」
フランス、オルレアン市で開催される代表的な建築の展覧会「ArchiLab 2006 Japon」のための作庭計画。ArchiLab敷地内にある南北二つに分けられた植込みとその周囲が本計画地である。与条件より白紙から構築するフランス庭園のような作り方も考えられたが、既存を発見し、ズラし、拡張していくような日本庭園の作り方を目指した。

「観賞」と「体感」
既存の南北の植込みは基壇として用意され、そこに植えられた花や樹木は個々のオブジェのように鑑賞の対象として置かれている。 計画地の地面、壁面にそれぞれ白砂、植栽を配すことで場を包み込む面群を一体化し空間化した。これによって観賞の対象としての植込みから、体感される空間=庭園の構築を目指した。

「運動」と「状態」
庭園に起伏をもった市松模様の鏡面群を新たに挿入する。鏡面群は白砂の上で水面のように空や植物を写しだす。遠景では日本庭園の岩のように固体として存在するが、体感者の運動によって地面を覆うように面になり、さらに写像をもって画素のように粒子化する。

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Architecture Space / 建築, Art / 美術, Event Lecture / イベント, News / 新着情報 | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 10 21, 2006 9:40 | TrackBack (0)

Salon de Meuble

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あけましておめでとうございます。
今年から日本人建築家「坂茂」さんのパリ事務所に勤務します。
建築、プロダクト、グラフィックと、勤務先でも個人的活動でも
精力的に活動を繰り広げていきます。
本年度もよろしくお願いいたします。

というわけで、年末年始は個人的仕事に没頭。
パリにいらっしゃった九州大学の森田昌嗣先生Salon de Meuble(パリ国際家具見本市)へ。
森田先生はGK設計で活躍されていたこともあるかた。
過去から現在、今後のことまで非常に面白いお話を聞かせていただきました。

Salon de Meubleはさすが、世界有数の見本市。
西洋の古典的、東洋的なものから現代的なものまで
さまざまな家具が並んでいた。
世界的な家具デザインの流れを確認するには最適の場所。
仏蘭西政府がサポートする若手デザイナー支援プロジェクト「VIA」のブースは面白かった。
多くの人が集まっていました。
それに負けず劣らずの人気ブースが「日本ブース」
特に乃村工藝社・児島正剛氏デザイン、添島勲商店作成の[Ori-Tatamiser]が興味を引いた。
日本人のnomadicでtemporaryな生活習慣を、現代版「畳×卓袱台」に翻訳したもの。
ピクニックにも応用できるのかな?

なんて思ったりした戌年の初春でした。

Event Lecture / イベント, Paris / パリ, Product / プロダクト | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 1 10, 2006 8:29 | TrackBack (0)