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建外SOHO@北京

午前九時

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晴れていることさえも覆い隠すような砂が巻き上がる街を歩き抜け、建外SOHOのエリアに入る瞬間、なんともすがすがしい気持ちになる。

まもなく一週間経つ。初心をわすれないよう素直に書いてみたい。
北京に行きたくなった動機付けはいろいろあったけれど、建外SOHOで働けるというのが意外と大きな後押しになった気がしている。
中国的な状況に関する様々な雑音が、耳に入ってくるなかでも、この圧倒的な空間の中で日常をすごしたいと心から思っていたのだと、来てから気づかされた。
建築家の意志を反映した、都市を意識させるような大きな空間に立てる。この空間体験は初めてだと思う。

今、事務所で動いている仕事は、10kmのシティスケープの改変、街区の再構築、都市の中の公園、郊外の大規模団地、小さなインテリア、コンペ、党の施設…。日本では体験できないと思われるスケールとスピードが確かにある。その中で、ベタとメタレベルを往復可能な運動のきっかけ=狂気を発見したら、書き残していこうと思う。

建築 | Posted by at April 7, 2006 22:14 | Comments (7)