「アートの日」展

コマンドNから展覧会の案内です.
明日1日のみ,『湯島もみじ』内のコマンドNにて展覧会を開催.『Thank you @RTの日』(通称:39ART)参加企画とのこと.

Pina Baush

『ネフェス』Nefes(呼気)
ピナ・バウシュ率いるヴッパタール舞踊団(Tanztheater Wuppertal)による,2003年にイスタンブールで制作された作品.

遠藤利克

遠藤利克展「空洞説」/VOIDNESS
《6年振りにSCAI THE BATHHOUSEでの個展を開催.鉄や木を使用した,空間を埋め尽くすかのような巨大彫刻を中心に,すべて新作で構成されます.》

Mトレ@湯島もみじ

中村政人さんから連絡です.
下記の予定で「湯島もみじのMトレ2005/01」を行います.参加希望者の方はこちらまで連絡願います.どなたでも参加可能です.

[湯島もみじのMトレ2005/01]
場所:文京区湯島
作業期日:1月16日(日)〜20日(木)
時間:9時〜18時
作業内容:壁,天井制作など
条件:昼食付き.作業着持参.
半日,一日だけ参加できる人でもOKです.

湯島もみじについてはこちらをご覧ください.ダイアリーで過去の施工状況も見ることができます.
その他,「JA」53号「Renovation Forum」に取り上げられています.

三浦基・田原桂一・marcel duchamp・fluxus

『雌鶏の中のナイフ』
青年団リンク・地点の第9回公演.三浦基氏による演出.関連エントリはこちら

「田原桂一 光の彫刻」
ガラスや石灰岩やアルミや布の上に印画した写真作品を展示.

「マルセル・デュシャンと20世紀美術 芸術が裸になった,その後で」
『彼女の独身者たちによる花嫁,さえも(大ガラス)』東京ヴァージョンも展示.

「フルクサス展 芸術から日常へ 」
これほど集められることもほとんどないと思う.まあ,アートの勉強だと思って…….

クァクァ

quaqua.gif

明けましておめでとうございます.
舞台の美術をやります.ぜひ見に来てください.
作品情報はこちら.上演はこちら.関連エントリはこちら

クァクァとは何かそれは声それは息それはことばしかも異語どんなかベケット・ライブvol.6

ベケット・ライブとはどんなだったかvol.12345つねに声の問題ことばの問題日本語の問題翻訳の問題ベケットのテキスト日本語による肉声化いったいどんなかからだをとおしてたえず挑戦

ベケット・ライブvol.3以降つづいた後期の戯曲きびしい制約今回は趣向をかえる思い切るあいかわらず声の問題ことばの問題いたって真剣でももっと広くもっと自由もっと暴走初心に戻る読むことから始める他人の書いたもと外国語どこまでいくか

今回はクァクァどんなか小説『事の次第』ひどくマイナーほとんど知られず読まれずそんな作品へのベケット・ライブからの回答オマージュちょっと参照「どんなだったかおれ引用するピム以前ピムと一緒ピム以後どんなか三部構成おれ言うそれ聞こえるとおり」舞台上でどうなるかスリーポイントお贈りするベケット・ライブvol.6クァクァ
(テキスト:長島確)

草間彌生・長島有里枝

「草間彌生 永遠の現在」
新作中心の「クサマトリックス 草間彌生展」に続き,今回は初期の作品も交えた回顧展.展示されている作品は代表作ばかりで必見だが,展示空間が狭いため,やや窮屈な印象なのが残念.この展示は東京からスタートする巡回展で,サブタイトルを変えながら,「永遠の現在」「魂を燃やす8つの空間」「無限の大海をいく時」「魂のおきどころ」と続く.出展作品や展示構成も会場毎に変化するらしい.その出展作品すべてを納めたカタログが出色.中島英樹氏のデザイン,ホンマタカシ氏によるポートレートもよい.このカタログを買うためだけにでも行くとよいかも.
「木村伊兵衛展」も同時開催.こちらは,日本近代写真の古典.

「長島有里枝展 Candy Horror」
様々なサイズの新作約30点による個展.オープニングには,浅田彰氏も来ていた.会期中イベントとして,モデルを募った撮影会を開催.申し込み方法はこちら.他人を集め,疑似家族写真を撮るという作品のためとのこと.
同時にNADiffでは,「not six」という最新写真集を中心とした個展も開催.

湯島の人々

湯島もみじに関わった人々の展覧会が相次いで開催.

「life/art '04」
中村政人さんが参加しているグループ展の4年目.SHISEIDO GALLERYで開催.今年は永芳リライブプロジェクトを紹介.須田悦弘氏も参加している.

「MUMI クリテリオム61 嵯峨篤」
嵯峨篤さん水戸芸術館のクリテリオムに登場.本人曰く,また磨いているらしい.現代美術ギャラリーでは「まほちゃんち」が開催.

また,湯島もみじ「Archi+Decor」No.2に掲載されている.

/04

坂本龍一氏のニューアルバム『/04』(スラッシュ・ゼロヨンと読む)がリリース.CM曲,映画音楽や過去の曲など,ベスト版的な内容.ただし,24年も前の曲をピアノ8台分の多重録音で収録するなど(本人曰く,「ピアノ・オーケストラ」),全く新しい作品.sitesakamotoでは,本人による全曲解説あり.

Antony Gormley

「アジアン・フィールド」
アントニー・ゴームリーによる,旧都立高校の体育館を会場とした巨大なインスタレーション作品.

真下慶治記念美術館

msm_1.jpgmsm_2.jpgmsm_3.jpgmsm_4.jpgmsm_5.jpgmsm_6.jpg

『真下慶治記念美術館』
設計:高宮眞介,川島茂,佐藤慎也
構造設計:アラン・バーデン,田尾玄秀

言の問い

上野近辺数カ所で開かれる「サスティナブル・アートプロジェクト2004 言の問い」では,セキスイハイムM1・MRをフィールドとしたプロジェクトが展開.中村政人さんの作品も上野桜木空き地に展示予定.

横尾忠則・森万里子

「横尾忠則 in the bath」
会場であるSCAIをテーマとした新作ペインティング9点.確かに,ある意味ではサイトスペシフィック.

「森万里子 縄文 - 光の化石 トランスサークル」
どうしてこんなところで,こんな展示が行われているのかわからないが,普通はこんな時しか行かないところだと思う.植物園自体がよいところなので,天気のよい日にピクニック気分で行くとよいかも.11月7日には「テレビ美術館」で紹介あり.

牛腸茂雄・高木正勝・Noism04

「牛腸茂雄展 自己と他者」
『日々』,『SELF AND OTHERS』,『見慣れた街の中で』の3冊の写真集を全点展示.荒木経惟やホンマタカシ,HIROMIXを知っている今となっては,再発見を実感できる写真家.同時に立派な作品集が刊行されており,そちらに全点掲載されているので,展示もともかく,そちらは必見.

『wonder girl』
高木正勝氏が空間構成・音楽・映像で参加している,コンテンポラリーダンス.最終日は終演後に,舞台で使用した映像を無料で展示.

『black ice』
金森穣氏率いるNoism04の第2作.まつもと市民芸術館(設計:伊東豊雄氏)でも公演あり.

art-Link 上野-谷中 2004

「art-Link 上野-谷中 2004」が9月25日(土)〜10月11日(月・祝)まで行われる.吉田五十八設計の日本芸術院では,須田悦弘のタデが一輪展示されるとのこと.SCAIは「古武家賢太郎展 PARFAIT」を開催.

釜山ビエンナーレ2004現代美術展

韓国で開かれている「釜山ビエンナーレ2004現代美術展」に出展中の中村政人さんの作品「Metaunit / Tetra Project」(commandNのサイトで展示写真公開中)に,宮里直也,二瓶士門とともに,ほんのちょっとだけ協力.10月31日まで釜山市立美術館で開催中.この期間に韓国に行かれる方はぜひご覧ください.

 1 | 2 | ALL