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第3回日本大学桜門建築会学生設計コンペティション

日本大学建築系学科卒業生のOB会である日本大学桜門建築会(略称:桜建会)では、このたび在学生向けの学生設計コンペティションを企画いたしました。これまでにも桜建会では、「桜門建築会学生設計コンクール」(1984~98年)を主催してきましたが、一昨年からは名称を「日本大学桜門建築会学生設計コンペティション」に改め、今年は第3回を開催することになりました。今回も世界的に活躍されている建築家・青木淳先生を審査員に迎え、「『デザイン』の概念を変えた家」をテーマにコンペティションを実施し、最終審査では青木先生による公開審査会を行います。

日大生の皆さんから魅力的な提案が数多く集まることを期待しております。ぜひご応募ください。

テーマ:
「デザイン」の概念を変えた家
ほんとうにすごい「デザイン」というのは、それまで考えられてきた「デザイン」の意味・概念を、その「デザイン」によってすっかり変えてしまうものでしょう。へえ、「デザイン」というのは、そういうことをすることでもありえたんだ、ということを気づかせてくれるような「デザイン」。たとえば、チャールズ&レイ・イームズは、「ケース・スタディ・ハウス」で、鉄骨から内装材に至るまで、すべての部材をアメリカ国内に流通している既製品だけでつくろうとしました。「デザイン」というものについてのその考えだけで、もうすごいですね。
それで、これまでの「デザイン」の概念を、今こういうふうに変えて、こんな「デザイン」をするのがいいのではないか、ということを、みなさんに、家の設計というなかで提案してもらおう、というのが、今年の課題です。
なんと言っても今年、3.11を経験した前と後で、ぼくたちを取り巻く世界は、すっかり変わってしまった、と思うからです。

審査員:
青木淳 (建築家・青木淳建築計画事務所代表)

賞:
最優秀賞/1点(賞金10 万円)
優秀賞/2点(賞金2万円)
佳作/数点

応募資格:
日本大学・大学院に在籍するすべての学生
ただし、学部生はグループでの応募を認めるが、大学院生は個人で応募すること。

第1次審査提出締切:
2011年9月28日(水)必着

第1次審査提出内容:
A1 サイズ(841mm×595mm)用紙1枚
平面図、立面図、断面図、アクソメ、パース、その他設計意図を説明するに必要と思われる図面や、模型写真、ダイアグラムなどの図版、文章などを各自選択して描くこと。
また、用紙の裏側に応募者の氏名、住所、電話番号、e-mailアドレス、所属学部・学科、学年を記入すること。

作品提出先:
各学部・学科教室事務室
または桜門建築会事務局へ郵送。

第2次公開審査:
2011年12月10日(土)
理工学部駿河台キャンパス9号館901講堂
第1次審査により若干名を選出し、通過者は図面、模型を追加製作してプレゼンテーションを行う。
14:00~16:30 公開審査
16:45~17:45 青木淳レクチャー
18:00〜20:00 審査発表・懇親会(応募者のみ)

問合せ:
日本大学桜門建築会学生設計コンペティション実行委員会
担当/佐藤慎也 satoh@arch.cst.nihon-u.ac.jp

主催:
日本大学桜門建築会

日本大学桜門建築会学生設計コンペティション実行委員会:
実行委員長/重枝豊(桜門建築会事業委員会副委員長、理工学部建築学科教授)
実行委員 /浦部智義工学部建築学科准教授)
     /佐藤信治理工学部海洋建築工学科専任講師)
     /佐藤慎也理工学部建築学科准教授)
     /広田直行生産工学部建築工学科教授)
     /矢代眞己短期大学部建設学科准教授)

桜門建築会学生設計コンペティション | Posted by satohshinya at 7 6, 2011 12:30 | TrackBack (0)