蔵メール

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富山県氷見市 2007
サスティナブルアートプロジェクト「ヒミング・2007」インスタレーション参加作品。赤錆色の金属板が貼られた石蔵は、氷見のランドマークとして人びとに愛される存在である。しかし、以前は小麦や大豆の保管庫として、名家である味噌・醤油屋に使われていたが、今では使われなくなって久しく、その扉は閉められたままである。「もし、この石蔵に新たな役目を与えてよみがえらせることができるとしたら、あなたはどのような使い方を提案しますか?」という問い掛けとともに、段ボール箱に入った石蔵の模型をさまざまな人たちへ渡した。参加者たちは思い思いの提案を模型に込め、石蔵の新たな姿を遠方から氷見へと送り届ける。その届けられた贈りものたちを石蔵内部に展示することで、この石蔵が持つさまざまな可能性を示すとともに、これからの石蔵のあり方を氷見の人たちと考えてみた。

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2007年8月26日(日)〜9月8日(土) 堀埜家石蔵
佐藤慎也、青山丈実、岩井かおり、春日貴美子、川村希、渡邉梨恵子、中島優、松井八重、水越玲奈(4年)、漆間陽子、片岡愛(M2)

2007年度, アート, 作品 | Posted by satohshinya at 8 26, 2007 11:00


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