シンプルであること -美しい未来のために-

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2週間の間、多くの経営者や著名なアートディレクターとお話しする機会あった。
そこで見つけたことがある。

「シンプルであること」の当り前さとその強さ。

会社訪問させて頂いたある中小企業では大企業すら実現できていない最先端のビジネス理論の実践していた。
・五感ブランディング
・感動マーケティング
・クラウド・コンピューティング的
・ソーシャル・マーケティング
これを実現しているのは何か。
それはシンプルに「人が幸せであること」を追い求めた結果であった。 

著名なアートディレクターの方々も、「シンプルに考えること」を徹底する。
・シンプルに「美しいこと」
・シンプルに「機能すること」
・シンプルに「人々に共有されること」
・シンプルに「人々幸せにすること」
そこにあるのは奇をてらった表現ではない。 芯のあるぶれない表現だ。

今の世の中は複雑である。
例えば、金融工学、マーケティング理論やビジネス論。元々、世の中を分かり易く把握し、良くするために生まれたものたちが、今では物事を分かりにくく、複雑にし、そして悪くしている。現在の終末的経済状況が悪しくもそれを証明している。

先の見えない今、新しい世界への道標が求められている。
だから、今一度原点に立ち返り、人間として「シンプル」に考えよう。 
美しい日本の魅力を「シンプル」に発信していこう。

シンプルほど美しく、強いものはないのだから。

http://sugawaradaisuke.com/

Art Direction / アートディレクション, Branding / ブランディング | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 5 25, 2009 16:04


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