LA NUIT DES MUSEES

_050521_La_nuit_des_musee.gif

5月14日、『LA NUIT DES MUSEES(ラ・ミュゼ・ニュイ)』に行ってきた。
『NUIT(ニュイ)』はフランス語で、『夜』とか『夜間』という意味で、
つまりは、午後の7時から夜中まで無料(一部は有料)で美術館が開放されるというもの。
閉館時間は美術館によって異なる。

パリ市のみのイベントだと思っていたんだけれども、
公式サイトを見ると、フランス国内どころか
ヨーロッパ中で同時開催されているようだ。

僕は『INSTITUT DE MONDE ARABE(アラブ世界研究所)』
『MUSEE DU LOUVRE(ルーブル美術館)』を見る。
『INSTITUT DE MONDE ARABE』の展示室に入るのは今回が初めて。
北側立面の『機械仕掛けの日よけ』は確かにカッコイイと思うが、
全体を見ると『現代の有数の名建築』といわれるほど
良い建築家なのかは正直分からない。

『MUSEE DU LOUVRE(ルーブル美術館)』では『ハンムラビ法典』を見た。
『目は目を、歯に歯を』の語源になったものだ。
『報復のための暴力的な教え』だと思われがちだが
報復合戦を抑えるために、最小限の『報復』を許可したものだとか。

『事実』とは、何時の時代も『解釈』と『伝達手段』の上で
儚く揺れる、曖昧な存在だ。

Event Lecture / イベント, Paris / パリ, Urbanism_City / 都市 | Posted by SUGAWARADAISUKE | 菅原大輔 at 5 22, 2005 21:27


TrackBacks