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MRでモンブラン@上野桜木

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MRの縁側で、上野の山モンブランをほおばる。お茶まで出して頂き、インスタレーションの一部となる。そこへ、蒔さんが現れ、完全にロックオンされたが、シンヤカイジュウに回収されていった(笑)。MRの二階へ上がる階段の出口が異常に狭く、げんさんすっぽりはまる。その後、講演会をのぞきに、エコロジカルは、サスティナブルよりちょっと遅い感じですよねと。確かに。

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モンブランを買うために並び。MRにおじゃまする。

趣味, art, dine | Posted by at November 27, 2004 14:48 | TrackBack (1)

ウネルジンメン

金沢の帰り日経に載っていたのを読んで最終日の前日にすべりこみ
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20万体。見知らぬ隣人がイラクでもこのくらいの人がなくなってるかもねとぼそり。かと思うといきなりマリア像を持ち込んで、土人形と2ショットを撮ったり、あっけにとられてカメラを手にするのを忘れていた。行ってみると、いろいろな位置から見れるのかと思いきや、見る視点は(前回の中国横断から)3メートル奥行き1.2mの開口から見るようにと絞られていました(この会場は3mも取れなかったようだ)。次は韓国に行ってしまうようです。本当は、現地の人が、何万トンの土山に向かい、没頭してかたちをつくり、ひたすら並べるというコミュニケーションツールのようなものです。中国から20万もの団体で来られたので始めのコンセプトからはずれているようですが、アジアンフィールドなので、イギリスから見れば、多少海を挟んでいても同じかも知れません(笑)。まぁこの量ですし、それだけでも圧倒されます。思いを巡らせるには十分。

ローアングルにしてみると
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趣味, art | Posted by at November 27, 2004 14:36 | TrackBack (1)

谷戸を利用した寺と鉄道

谷戸の始まり
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境内に上り詰める階段に谷戸の傾斜を利用している。
その後、鉄道が谷戸沿いに開発をしたため、このようなダイナミックなスケープを描いている。

遺構 | Posted by at November 26, 2004 3:57 | TrackBack (0)

グリッドのゆがみ

南太田駅前
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丘陵に囲まれている関外 関内界隈の市街地は、かつては海だった。300年前に干拓。干拓地はグリッド状に道と運河を走らせていたが、丘陵とぶつかった途端にグリッドが崩れる。
交通インフラ(京急鉄道)は、丘陵の等高線沿いに走っていて、ここ南太田駅前には未だに幅一メートル程の抜け道を多くの人が行き交いしている。

遺構 | Posted by at November 26, 2004 3:48 | TrackBack (0)

市民のターミナル@時雨の広坂

「21世紀の出会いー共鳴、ここ・から」@金沢21世紀美術館で感じたこと。いいものを体験する意見を言う。本当に、こころとからだに内在している感性を、二重の身体(原始的な肉体としての身体と情報としての身体)を行き来しながら揺さぶられた。

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円を構成するガラスは意外に単調。プランが可能ならば外部の貫通通路などを通して表情をつくってもよいかと思った。コンペ直後のイメージで、せじまさんが言っていた、自由曲線の方がよかったのかもしれない。鬼石町のプロジェクトはコンペ時とだいぶ変わったが、ガラスの曲げパターンをいくつかつくりコスト的にもクリア可能な曲面を描いている。メインアプローチおぼしきところは、アクティビティーが豊かなライブラリーやカフェが配されていて耐えられるが、裏が丸出しになっているところも少なくなかった。また、見通せる通路のプロポーションで決まったであろう天井も結構高く、その高さでファサードのガラスが構成されおり、遠くから見るとちょっとめざとい。風景が映り込んでいると言うより、内部で多用されているガラスとレイヤーをなしてしまい、くすんでしまっている。抽象的な白は、ひたひたと音を立てるように汚れ始めている。メンテナンスが大変そうだ。インテリアも気になった。今後使い込んでいく中で解決する程度かもしれないが、チケットカウンター周辺はなんだかおちつかない。地下はふつう。いくつかある中庭から眺めるとアートが展示されていないアングルも多く、アートがあってというのが成功しているとも言えるが、建築がもう少し自律できたのかとも思う。中庭もガラスがうるさい。空間に潜む狂気は察することが出来たのか?初めてタイムリーな状態で見たので、正確にはわからない。突き抜ける瞬間を、ブレのニュートン記念館を喚起させる112.5mという円の巨大さが、全てを飲み込んでしまったのだろうか。もっとよくなるんじゃないかと想像をかき立てられる建築だ。

RAPA.gifKNTU.gif

建築が良いという印象よりも、いい美術館だということを感じられた。休館日も開いていて、有料の区画以外は自由に入れる。金沢も美術館の建つ城下町が栄えており、僕は無料のロッカーに重たい荷物を置いて、トイレや、休憩に美術館に戻っていた。ここが、行動の起点となるようなパターンを自然に演じていた。夜は10時まで開いていて21世紀と、いうだけある。今後、みんなさわっていた無料区画の展示物の破損や、あまり好ましくない方が住み着いてしまう事によって、その魅力を収縮して欲しくない。「広坂芸術街」というタイトルでコンペを行っただけあり、開かれているのはいいのだが、中心の有料エリアの外側に、無料エリアがあって、さらに外側に休日立ち入られないところがあったりと、中に入ると妙に閑散としている感覚がさみしい。休館日も一番外側にあるカフェとライブラリーを開けて欲しい。一方、日曜日の昼間。(僕にとっては)かつて遊園地に家族連れでくるような感覚で市民が集まっていた。体験的な展示が多く、列をなすこともあり、はじめはあまり集中できなかったが、夕方以降は、家族連れが引き楽しめた。休館日に入れることを知らずに急いで見たところもあったので、もう少しゆっくり楽しみたかった。静寂と喧騒。雨天と晴天。夜と昼。建築が持つポリフォニーを街の体験の中で連続的に感じられ、この経験は貴重だった。

GAのプレオープンの写真にミツPコが載ってる。
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*補足1 この時期、日本海側で雨が降ったりやんだりするのは「時雨」と言うそうです。
*補足2 21世紀美術館のHPを見ると、有料ゾーンだけが月曜日休みのようです。他のサービスは10時〜22時まで。
*補足3 建物の高さ4mは、二辺支持で自立できる大きさのガラスと作品の搬入に必要な高さから決まったと建築文化で述べています。

建築, art | Posted by at November 23, 2004 19:00 | Comments (15) | TrackBack (10)

矩形の森

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矩形の森をさまよう。貫通通路が場所のイメージをつくると思いきや始めは結構迷う。ガラスとアクリル間仕切りの取り合い。ガラスと天井の取り合い。

建築 | Posted by at November 23, 2004 18:38 | TrackBack (0)

建築と風景が乳化する瞬間

天候がめまぐるしく変わる中、垣間見えた瞬間。
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風景が映り込むガラスと、雨上がりにタレルウィンドウが写り込んでいた床石。

建築 | Posted by at November 23, 2004 18:22 | Comments (3) | TrackBack (0)

写り込む池@兼六園

水とガラスどちらがきれい?

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遺構 | Posted by at November 23, 2004 18:21 | Comments (1) | TrackBack (0)

即席インスタレーション

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この家具欲しい。

趣味 | Posted by at November 22, 2004 23:52 | TrackBack (0)

見る美術@金沢21世紀美術館

イッセイミヤケはちょっと気になる存在。一枚のニットから、機械で美術館のシンボルマークに裁断し、8アイテムの衣服になるもの。ブレインフォレストは、美術手帳の中の館長と市長の対談の中で印象深い写真があったので、楽しみにしていたもの。空間を使い切っている。
BRINfrst.gifSRWH.gif
タヴィレスの展示は鏡面のステンレスが敷き詰めてあり、ものすごい上昇感のある空間になっている、中央の池は僕には分からなかったが、多くの人が踏みしめたであろう足跡が鏡面をくすませていた。空間の端の方はあまり汚れておらず、設置直後をイメージ出来た。好きな展示はたくさんあったので、気が向いたら書き足していこう。

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趣味, art | Posted by at November 22, 2004 23:27 | TrackBack (0)

みんなで持とう! talby

前倒しで23日から関西で発売開始。関東は26日から。
アルミを似せて造ったプラスティックの塗装で出来た本体。tkmy氏もNYに行く前にちゃっかり予約。ついにauが顧客満足度一位のキャリアになった。塗装の仕上がりの良さに喜んでいるニューソン氏だが、実はメーカーが鳥取三洋。ソフトがいまいちなのが痛い。みんなでおそろいのHornetGreenを買って、タカミーのタルビーが鳴ったら、みんなでもしもし(笑)

tkmyは、なんとブラックを買っていた。しかもうれしそー。

趣味, apple | Posted by at November 22, 2004 21:53 | TrackBack (1)

海を釣る人

天気もよく。きもちのよい海散歩だった。

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ズームアップ

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遺構 | Posted by at November 18, 2004 1:37 | TrackBack (1)

新潟の冬@キョロロ

新潟の冬は、並の雪量でない。

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雪の耐力を考えて、水族館のようにアクリルの開口部にしているというこの建築。コンセプト通り歩いてみた。

建築 | Posted by at November 16, 2004 6:11 | Comments (2) | TrackBack (2)

新しい建築を目指す行為

建築の界隈を紡ぐ瞬間に出会えるかもしれない。そんな期待が金沢にある。美術手帳が、建築を特集すること。象徴している状況の一つに思える。SANAA自身、「広場」というある環境の状態をどうやって空間化するかという事を熱烈に述べている。また、新建築11月の月評に太田浩史が、建築家が実践者であることをやめ、解釈者の位置にとどまるのか。という表現が非常に今ある状況を捉えている気がしている。建築が単体で完結する社会性だけでなく、既存の環境を読み解くことで、デザインという実践(アイデア)によって、社会にひとつの回答をしめす。「都市と関わっていく」時期が来たと。実際、横浜のリサーチを通して僕も実感している。横浜の場合、巨大な空地を持てあましている。今まで、建築家が都市計画を放棄、民間が責任を負い切れず、行政に投げていた。今日、都市スケールの実践を行政が抱えきれず、現代的状況という事実が破綻を立証している。

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今回飯田ユニットで、直接空地に介入し街を創造するプロジェクトから、見過ごされている場所を持ち上げることによって都市を循環させるプログラム、横浜的なソーシャルハウジングの持つ構造を都市に還元するプロジェクト、巨大なスケールを置換して、街の転用をはかるプロジェクトなど、さまざまな都市的な介入がリアリティの温度を持って、実践への足掛けを作ろうとしている。新しい建築を目指す、個人的な発想は、見る物も、実践する側も、使用者も楽しくさせるんだ。

写真:JR新八代駅前モニュメントきらり
設計者:乾久美子建築設計事務所
所在地:熊本県八代市西片町
竣工:2004年

建築 | Posted by at November 16, 2004 4:54 | Comments (3) | TrackBack (0)

Mainページ分割表示へ変更

そろそろエントリー数も増えてきたので、各blogのMainページを分割して表示する方法に変えました。今まで、日付順に最新のエントリーから遡って20エントリーだけ、表示していました。従って、それより以前のものは、月別アーカイブで遡るしか方法がなかったのです。今回、Mainページを25000bytesに制限して、その次のエントリを表示できるタブをMainページの下に追加しました。なお、全エントリー表示するとナローバンドの環境下では、時間がかかってしまうので、最新から100エントリーだけ一気に閲覧できるようにしました。従って、それ以前は、月別アーカイブで遡ります。最近、禁止IPに指定したところから、偽装スパムが来ている。反撃したいくらい(笑)。人気ページの宿命か(笑) そうそう、IE対応が全くはかどっていませんが、マイクロソフトがfeedbackを終了したので、今後のためにもsafariや最近盛り上がりを見せているfirefoxなど、おすすめします。OS9を見捨て気味の気まぐれ管理者より

何を書き換えたか、忘れそうなので、自分のために。

1 プラグイン インストール
http://www.nonplus.net/software/mt/MTPaginate.htm
2 index.htmlをphpに書き換え。
3 main index タグ書き換え
<MTEntries lastn="20">

<MTPaginate>
<MTPaginateContent max_bytes="25000">

<MTEntries lastn="100">
4 main index タグ書き換え
</MTEntries>

<$MTPaginateSectionBreak$>
</MTEntries>
</MTPaginateContent>

<MTPaginateIfMultiplePages>
<div class="posted">

<MTPaginateIfLastPage_>
<a href="<$MTPaginatePreviousPageLink$>" target="_self" title="prev">≪
</MTPaginateIfLastPage_>

<MTPaginateIfMiddlePage_>
<a href="<$MTPaginatePreviousPageLink$>" target="_self" title="prev">≪
</MTPaginateIfMiddlePage_>

<$MTPaginateNavigator format_all=" ALL " place_all="after" separator="|" target="_self">

<MTPaginateIfMiddlePage_>
<a href="<$MTPaginateNextPageLink$>" target="_self" title="next">≫
</MTPaginateIfMiddlePage_>

<MTPaginateIfFirstPage_>
<a href="<$MTPaginateNextPageLink$>" target="_self" title="next">≫
</MTPaginateIfFirstPage_>

</div>
</MTPaginateIfMultiplePages>

</MTPaginate>

5 index.htmlをftp上で捨てる

(先頭の<を小文字にして貼りつける)

blog | Posted by at November 15, 2004 6:31 | TrackBack (0)

サスティナブルが持つ視座

野沢正光さんのトークは相変わらず引き込まれるなぁ。また、来年から戻ってこられるということなので、それだけでなんだか楽しい気分になる。そういう影響力のある人間になりたいものだ。さてさて今回のトークを楽しみにしていた理由として、個人的にこれからの建築を仕掛けていくには、サスティナブルな視点は必要不可欠な要素だと思っているからだ。話題の中で、やや危なかしく出てきていた、客観的な性格を持つ工学的な視点。それを振りかざして、デザインが持つ主観的な発想を阻害してしまいかねないサスティナブルという言葉のイメージ。そんな緊張感の一方、魅力的な個人的な発想なしに工学的なメリットは魅力的に見えてこないということは絶対に言えると信じている。野沢さんが挙げていた、ボンに建つポストタワーにおけるデザイナーの地位が喪失した感覚。少し勘違いを生むのではないかと、はらはらしながら聞いていた。モダンが近代化を貫くことによって、それに対応するような思想や運動が起こった。サスティナブルな建築が目指すところ、インターナショナルに背負える共通のキーワードなんだが、コルビジェのパリボアザン計画が、正しいとも思えるような現在まかり通っている総合設計制度にうんざりする残響感は、否めない。また、モダンに対する反動を手がかりにすることも僕は違うと思う。サスティナブルなデザインは、席巻できるキーワードでありながら、地域的な影響を受けながら、解決する規模や、回答を見いだしていくという、根底に流れている理解があることに可能性を感じている。話を聞いていて思い出した小嶋さんのハノイは、サスティナブルな視点を建築にフィードバックしているというより、どこかモダン的な一刀両断したい感覚の香りがする。スライドにも出てきたヘルツォーク的な研究・開発・設計が一体となって仕事を展開する。その建築が持つヒエラルキーが、建築の界隈を広げようとする推進力になっていると思うのです。

建築 | Posted by at November 13, 2004 21:55 | Comments (1) | TrackBack (0)

ヒルサイドスクランブル

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代官山は建築によって始まったまちです。
まちは道からも始まります。

実はコンペに結構出しているのだけど、当たらない。志水と大前と一緒に2003年にやりました。街角で出会うような日常的な感覚と、手にとるように把握は出来なくても、代官山に流れる時間も感じられて気持ちのよい提案だと思っています。簡単なしかけが、鮮やかな風景を描くことによって、そのギャップを伝えたい作品です。

遺構, portfolio | Posted by at November 12, 2004 3:24 | TrackBack (0)

地震がもたらす風景

毎日新聞より
niigata.gif

壮観なのだろうか、メディアを見て何を思うかどうか。自分の立場で何が言えるのか。考える機会を写真が伝えてくれる時もある。残念なのだろうか、この風景を見てうーんと、なんだかおもしろい絵だなと思ってしまった。この写真のスケールは明らかに風景を恣意的に(魅力的に見えるように)撮ろうとしていて、事実を正確に伝えようとしているのか曖昧だと思う。捌けていない実情は分かるが、地元の配送業者が配送のノウハウを市役所の人と共有して、活かそうとしている事実もある。一時的に蓄積してしまった、これだけの量が心の暖かみを表しているとも、とれるかも知れない。その一方で、何かできないかと、揺さぶられたりもした。

LINK:fogless: exhibitions: Unilever Series: Rachel Whiteread@ Tate Modern[フォグレス:展覧会:レイチェル・ホワイトリード]
LINK:HIBINO EXPO 2005 日比野克彦の一人万博の【Y】BEYOND THE BEYOND(段ボールでタワー作っている)

遺構 | Posted by at November 11, 2004 23:47 | Comments (1) | TrackBack (1)

小石川で森万里子をみる

縄文で植物園で森万里子と聞いて 何だか壮大なスケールをイメージしていただけに ちょっと残念な気分で見終わった エントランスを入ると明らかに東大の学生であろう人物が向かい入れてくれる 白いリノベーションされた空間もあってそこからインスタレーションのようだった 展示はほとんどがアーカイブもので さらりとインスピレーションされたものを紹介してくれる どうやら一人らしく 独占欲に満たされてきたところで 暗闇にいかにもあやしい光を放つストーンサークルとご対面 写真はさいごの部屋で建築はなかなかよかった。何が残念かというと広大な緑地をもつ場所があまり意識されていないところ。展示期間くらい植物園との境界を解放してくれてもいいのに 見た人は行きたいのに展示だけ見てはいさようなら。上野の子供図書館の庭も確か、見えるのに行けなかった。 気合いがたらん 来週金沢に行くので楽しみだにゃ

日記, art | Posted by at November 11, 2004 16:55 | TrackBack (0)