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4.48 サイコシス
顔のない"痛み"
暴力的なデビューからわずか4年後の1999年,自殺によって28才でキャリアの幕を閉じたイギリスの劇作家サラ・ケイン.彼女の遺作「4.48サイコシス」は,触れる者の肌をしずかに切り開き,深く突き刺さる.その詩的なことばは鬱病で自殺願望をもつ〈わたし〉の物語として作家自身と重ね合わせられてきたが,テキストには人物の指定もト書きもなく,むしろさまざまな人々の生の交錯する,同時多発的な"場"へと裂けている.誰もがもつ「この自分という冷たく黒い池」.そして"他者"と通じ合うこと.魂の舞台ともいうべきその場所から,現在の日本社会の抱える"痛み"が姿をあらわすだろう…
出演:谷川清美,笠木誠,水町レイコ,久保彩美,徳山富夫
作:サラ・ケイン
演出:阿部初美
ドラマトゥルク:長島確
美術:佐藤慎也
照明:田島佐智子
音楽:安野太郎
演出助手:田中智佳
舞台監督:寅川英司×突貫屋
制作:大久保聖子,住吉梨紗
2006年3月18日(土)〜21日(火・祝)
にしすがも創造舎
recommendation | Posted by satohshinya at December 31, 2005 7:22 | Comments (8) | TrackBack (1)
ボツ
データの整理をしていたら,去年のヨーロッパ携帯日記のボツ写真が発見された.折角なのでアップ.
@den haag
OMAのダンスシアター.
@rotterdam
ファンネレ.最初の頃は,まじめに建築を撮っていた(笑).
@poissy
いくつか検討されるサッシ写真.未使用のものは,同時に後方にvilla savoyeらしさが出ることを追求.でも,バカらしさに欠けるのでボツに.(左・中)庭師の家は,コルビュジエ全集を見ていたときからお気に入り.本物もかっこよかった.(右)
@paris
日記にも書いたけど,ラ・ビレット公園は傑作だと思う.そして,これはそこで見た潜水艦(本物)とフォリー.(左)JPG展で買ったパンの袋.(右)
@barcelona
カラトラヴァの橋,の向こうに見えるヌーベル.(左)バルセロナ・パビリオンのトップライトらしきものがチョロッと見えます.帰国後,もう1度図面を見たのですが,よくわからなかった.(中)H&MのForumのファサード.やっぱりファサードだけは奇妙.後はどうでもいいけど.(右)
@roma
ネルビィのオリンピック体育館.(左)これがカンピドリオとクレーン車.おもしろい組合せだけど,初めて行ったんだよ,ローマ.(右)
@firenze
ドゥオモ.なぜか素直にブルネレスキに感動し,写真の枚数が多い.多分,スタジアムが続いていた反動か?(笑).一番右が,ホテルからの風景.
@venezia
ペギー・グッゲンハイムのホルツァー作品.スキポールの作品を既に出していたのでボツ.(左)サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂.あまりにも建築写真なのでボツ.(右)
@hohenschwangau
ノイシュバンシュタイン城の建設中写真.何がすごいかって,この城は写真のある時代に造られたんだね.ディズニーと本当に変わらない.
@munchen
左に見えるのがH&deMの商業施設.
@stuttgart
ダイムラースタジアム.(左)ヴァイセンホーフ・ジートルングのコルビュジエ棟.かっこいい.(右)
@berlin
AEGのタービン工場.(左)ナショナルギャラリー長蛇の列の別アングル.(中左)どこかのキーファー作品.どこだっけ? ユダヤ博物館?(中右)そして,ベルリンの壁の別アングル.
日記 | Posted by satohshinya at December 3, 2005 7:27 | Comments (6) | TrackBack (0)